生まれた地で生まれた日を | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

12/15(土)はボクの誕生日でした。
当日、お祝いメッセージなどをくれた方々、ありがとうございます♪

・・・と昨年は書かせていただいたのですが、今年は何年ながら1コメントもいただけませんでした。

「Facebook」では数十件ものたくさんのお祝いメッセージをいただけたのですが、
もうブログの時代じゃないんですかねぇ?

たくさんの人がここから「Facebook」や「Twitter」に移っていったし、
もうそろそろこのブログの潮時なのかなぁ・・・


と感じた2013年のボクが生まれたこの日は、寂しい事に独りぼっちのオフィスで迎えました。
土曜日なのに仕事に追われて休日出勤をしていたんです。

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オフィスの窓からは、ボクが新潟に住む前までは無かったビルが建ち並び、
夜には煌びやかな風景が広がっているのですが、
週末の深夜ともなると光も人もまばらになるんですね。

でも、この埼玉県はボクが生まれた地。

正確にはここから見える風景の中にボクが生まれた病院を確認する事はできませんが、
再びこの地で誕生日を迎えられたと思うと感慨深いものがあります。

そして家に帰ると以前は埼玉にいなかった家族があたたかく迎えてくれる。
さすがに息子は寝ていましたが、深夜にも関わらず相方は起きていてくれました。

ボクの誕生日がこの季節というのもありますが、
家に帰ってくると部屋に明かりがついていてあたためられ、
そして人がいるっていうのはとても幸せなことだと改めて感じさせてくれます。

その日はそのまま疲れて眠りにつきましたが、次の日の朝・・・

いや、もうお昼近くになっていましたが、ボクはバタバタという足音と、
顔の上に乗っかる何かの圧力で目覚めました!

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それは、息子が『お父さん、おめでとう~!』と言ってボクが寝ている部屋に走り込んできて
この誕生日プレゼントらしきものをボクの顔の上に置いたんです。

ボクは「ワァ~ありがとね♪」と寝起きながらも精いっぱいのリアクションをしたのですが、
まだ眠かったので、『プレゼント開けてよ~』とせがむ息子に、

「今日はお父さんのお誕生日だから、1つお願を聞いてくれる? もうちょっとだけネンネさせて」

そう言うと息子は『いいよ、おやすみなさ~い』と言ってくれました。

とは言っても、仕事のメールはチェックしなければならないし、
前の日の土曜日もほぼ1日仕事していて息子とはほとんど会っていなかったのでもう起きなきゃね。

起きてさっそく貰ったプレゼントを開けると、薄手のセーターとシャツ、
そして細身のネクタイが入ってましたぁ~♪

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ボクは相方に『何が欲しい』と聞かれていて、
「特にもうプレゼントはいらないよ~」と答えてはいたのですが、
やっぱりいくつになっても誕生日プレゼントはうれしいですね。

プレゼントの包装に貼ってあったシールは息子がつけたそうなのですが、
もちろん中身は相方セレクションですよ。

でも息子はまるで自分が選んだかのように『カッコイイでしょ?カッコイイでしょ?』と。
まあ、息子もボクに贈り物をしたつもりになってくれているという気持ちがうれしいですよ♪

ボクはさっそくこの誕生日、ネクタイ以外を身に着けて出かける事にしました。

プレゼントは「特にいらない」と言っていたボクですが、実はその日の夕飯はリクエストしていたのです。

でも出かけたのは外食にじゃないですよ。
ショッピングモールでボクが息子の相手をしている間に、食材の調達を相方に託しました。

買い物を終え、家に帰って息子とお風呂を済ますと、そこにはボク誕生日ディナーのリクエストが!

ジャァ~~~ン! 

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それは「スキヤキ」でぇ~す!!

実はよ~く考えてみたら、ナゼか我が家では「スキヤキ」をやった事がなかったんですよ。

盲点でした・・・理由は無いのですが、冬になると鍋はよくやるのに、
「スキヤキ」の存在はすっかり忘れていました。

「スキヤキ」って、なんだか贅沢で豪華なイメージありますよね。

さらに、定食屋などにはお1人様の「スキヤキ」もありますが、
「すき焼き鍋」と言うだけやっぱり大勢で食べたい料理。

「スキヤキ」って、家族で祝う記念日の夕飯にぴったりメニューだと思いませんか!

実はボクが初めて相方の家にご挨拶に行った時にご馳走になったのも「スキヤキ」だったんです。

1つの鍋を囲ってみんなでを箸でつつきながら食べるという「スキヤキ」。
今思うと、ボクが訪れたその場はお祝い気分であり、
しかもすでに家族として迎え入れられたのではないだろうか・・・
と、勝手に想像してしまうのですが。

さあ、そんな家族の幸せの象徴、そして我が家にとって初「スキヤキ」を囲んでカンパ~イ!!

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息子はお茶、妊婦である相方はノンアルコールビール、
そしてボクは新潟の佐渡のお酒「真野鶴」です。

日本酒を飲みながらさらにごはんも食べるっていうのはNGだとお思いの
お酒飲みの方もいらっしゃると思いますが、
それは「スキヤキ」がごはんに合うからだけじゃないんですよ。

実はこのごはんも特別なんです。

このごはんはなんと、新潟県に15年間住んでいても決して家の食事では手を出せなかった、
旅館やレストランでしか食べた事がなかった、最高級米の新潟県魚沼産の「こしひかり」なんですよ。

今日はごはんも特別です♪

って言っても実はこれは買った訳じゃなくて、ある懸賞で当たったんですよ。

よく「運を引き寄せる妊婦さんが懸賞などに応募すると当たる」と言われているみたいですが、
まさに今の相方がその通りで、この懸賞以外にもささやかなクジ引きみたいなものでもよく当たっているんですよ。

もう少し早く気付けば良かったのですが、やっぱりそういうことってあるんですねぇ。
せっかくなので有馬記念や、年末ジャンボ宝くじも買うようにオススメしてますよ。

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その他、「スキヤキ」に入れるのは奮発した国産和牛だけではなく、我が家が大好きな豚肉もイン!

それから埼玉県民として長ネギはもちろん深谷ネギにこだわりたい。
これをいったん焼いてから入れると、甘みが増すだけでなく香ばしさが食欲を増しますよ。

そしてニンジンはハート型に。

ちなみに息子はあまり生卵を食べ過ぎちゃいけないと思い、卵に少しくぐらせただけ。

最後、ボクが薄まった卵と具材をごはんにかけて食べていた「スキヤキ丼」を息子もマネして、
まるで食べざかりの中学生みたいに箸で口にかきこんでいましたよ。

いやぁ~満足満足ぅ ごちそうさまでしたぁ~♪

と、これで終わりでないのが誕生日。
やっぱり定番のケーキが登場です。

これまで我が家の誕生日といえばホールケーキが主でしたが、
今回はそれぞれ食べたいカットケーキを選ぼうということにしました。

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ボクはフルーツ入りのミルクレープ、相方はティラミスのミルクレープ、
そして息子はイチゴのショートケーキ。

しかし、子どもがいるなら教育のためにも
誕生日お決まりのあのロウソクを使った儀式をやっておかないとですよね。

と言ってもさすがにこの小さなカットケーキに
ボクの積み重ねた人生分のロウソクを立たせるのは重荷です。

2ケタの数字のロウソクに火をともし、息子がハッピーバースデーソングを歌ってくれて
一緒に「ふぅ~」と消しました。

こんなカワイイ事、息子はいつまでやってくれるのかなぁ?

そんなイチゴ大好きな息子は、いきなり真ん中のイチゴを大胆にフォークで突き刺す。
ショートケーキはメリメリメリと、めり込んだイチゴによって真中から裂け、
一瞬にして無残な形になってしまいましたが・・・

さらに大人にはもう1つずつ抹茶ショコラケーキとレアチーズケーキもあるんですけどね。

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お風呂も入ったし、お腹もいっぱい、さらにお酒も入っているボク。
布団には入らず、早い時間にソファでウトウトしているこのひと時がとっても気持ちがいい~♪

でも息子はもうそろそろ寝る時間。

いつも息子は自然に眠くなった時以外は、相方が添い寝してあげないと眠れないんです。

一時期はボクだけでもOKだったのですが、相方のお腹に次男が出来た頃から元に戻っちゃった感じで。
これが「赤ちゃん帰り」というものなんでしょうか?

ボクが寝せようとすると、『お母さんがいい、お父さんあっち行ってぇ!!』と、
ボクを蹴ったりして追い出そうとし、布団から出て相方を探しに行っちゃうんですよ。

これから相方が出産で家にいなくなったらどうなってしまうんだろう?
と心配していたのですが、なんとこの日は息子の方から『お父さんと一緒に寝たい』と。

『お母さん、いなくても大丈夫』なんて言うんですよ。

息子は息子なりに、ボクの誕生日で気を使ってくれているのかもしれませんね。

ボクも寝るにはちょっと早い時間だったけど、この日は息子と布団の中でおしゃべりしながら
いつの間にか2人で眠りについていました。



埼玉県に生まれ、しばらくその地を離れ、家族を引き連れ再びこの地に帰ってきた。

そしてそれで初めて迎えた誕生日は寂しい感じで始まりましたが、
最終的にその家族に囲まれて幸せと思える日になりましたよ。

子どもが生まれてから毎年思う事なのですが、誕生日は自分を生んでくれた両親に感謝する日。
でもさらに今年はボクにこんなあたたかい家族が出来るまで育ててくれた事にも改めて感謝です。