埼玉で初めてのお出かけ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

11月14日、今日は「埼玉県民の日」なんです。

記念すべきこの日に、新しく住んだ埼玉県のことを記していく新書庫「埼玉県のこと」を
スタートしていきたいと思います。



10月から大宮に住み始めてから週末は仕事だったり、休めても引っ越しの片付けや買い物ばかり。
これじゃあサスガに買い物に付き合うのが大嫌いな息子もストレスがたまるだろう・・・

じゃあ、休みがとれたらお昼過ぎからゆっくりの出発で、
久しぶりにリフレッシュの意味も込めて出かけようよ!

で、どこに行こうか? 

こっちは都会だから遊べる施設もたくさん。
でも、新潟生活が長いボクらはもう早くも都会の人ゴミから離れたい症候群となっていました。

人があまりいない自然豊かな場所に行きたい・・・

もちろん近所にも大宮公園をはじめ自然豊かなところはたくさんあるんだけど、
せっかくだから行ったことの無いところに行きたかったんです。

で、大宮に来てから初めて遊びに出かけた場所は東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」。

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その名の通り、動物のいる自然豊かな公園です。

派手さはないけれど、総敷地面積46haもの壮大な土地に230種以上の動物がいるんだそうですよ。

しかも県の施設だけに入場料が大人(高校生以上)500円、小中学生は200円と安い!
まあ駐車料金は普通車で600円かかるんですけどね。

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さっそく息子が大好きな噴水が出迎えてくれて、そこでかなりの時間を過ごす事になりそうでしたが、
地図を見るのも好きなので「公園MAP」を広げ、息子に何の動物を見に行きたいって聞いたら
『レッサーパンダぁ!』と言うのでそっち方面に向かってみました。

するとその途中に、ウサギやモルモットと触れ合える「なかよしコーナー」というのがあり、
たまたま「モルモットの橋わたり」を行う時間だったので寄り道してみました。

そこにはたくさんの子どもたちがいっぱい。
息子も小動物とやさしく触れ合っていましたよ。

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この公園には動物園の定番「トラ」や「ライオン」等の猛獣系はいないけど、
「こどもが動物と親しむ」「こどもが自然の中で情操と科学心を養う」
「こどもがリラックスして遊べる」が基本理念だそうで、
ここ以外にも搾乳体験のできる「乳牛コーナー」や「ポニー乗馬コーナー」、
ペンギンやヤギなどの「エサやり体験」などもあり
そういう動物との触れ合いって子どもに良さそうですよねぇ。

すると園内放送が流れて「野外ステージ」でショーが行われるとのこと。
毎週土曜日しか行われないそうなので、ボクらも進路を変更し、
「フラミンゴコーナー」を通りながらそっちに向かいました。

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そのショーは「動物運動会」と題し、訓練されたミニ豚の「ユズ」がバスケやサッカーをしたかと思ったら、
ネズミの「イクラ」が旗をあげ、ヤギの「シバ」が障害物を飛んだり渡ったり。

ストイックに調教されたサーカスと比べたらのんびりとしたショーでしたが、
子どもたちは大よろこびで盛り上がっていましたよ。

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さあ、今度こそ目的の「レッサーパンダ」に会いに行きましょう!

と、言ってもこの公園はめちゃめちゃ広いだけではなく、起伏のある丘にあるんですよ。
運動不足のボクにはちょうどいいですが、身重の相方には大変だっただろうなぁ・・・

だから息子には最初から「お母さんはお腹が大きいから、自分の足で歩くんだよ」と言ってあって、
結局最後まで『抱っこぉ~』と言わずしっかりと歩いてくれましたよ。

まあ、それはとってもエラかったと思いますが、途中ドングリを拾ったり、
松ぼっくりを投げたりと、なかなか前には進みませんでしたけどね・・・

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んん~♪ やっぱり「レッサーパンダ」、君カワウィねぇ~

って息子、あれだけ見たいって言っていたのに全然見ていないし・・・

この公園には動物の生態などを説明するのに、様々な所に仕掛けのあるパネルが設置してあるんですよ。
息子は本物の動物よりそのカラクリの方が興味あるみたいで、
めくったり、組み立てたり、触ったり・・・

まあ、なんにしても何かに興味を持ってくれるのはいいことだ。

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ちなみにこのパネルはフンボルトペンギンが住む「ペンギンヒルズ」にあるのですが、
そこは世界最大のフンボルトペンギン生態園なんだそうです。

そしてなんと!その敷地内には人間も自由に入れるんですよ。

いくつかルールはありますが、運がいいと足元にはフンボルトペンギンが普通にヨチヨチ歩くという
もう展示というより、人間が動物の住まいにお邪魔するって感じですね。

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そして、なんとこの公園にはこんな生物までいるんです・・・それは「恐竜」!

って、もちろん作り物、石造ですよ。

奥まった森の中に突然巨大な恐竜たちが何体もあらわれる「恐竜コーナー」は
意外と雰囲気があってなかなかの迫力。

息子も余裕でピースをして写真に撮られようとしてましたが、
ボクが「あ、動いた!」と言ったらちょっとビビってましたよ。

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そしてさらに先には大きな建造物「こどもの城」が姿を現しました!

この中には親子で楽しめる施設があるんだそうですが、入園料が小学生から100円かかるんです。

そして公園の閉園時間よりも30分早く閉まってしまうので、
中に入るのは次の機会にって事にしました。

だって、息子と妊婦さんの足で歩くにはあまりにも広くてもう日が暮れてきそうなんだもん。
しかもこの動物園はこれまで歩いてきた「北園」のさらに奥にはもう1つ、
まだ行っていない「東園」というのがあるんです。

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だいぶ遠くまできちゃった気がしますが、
そこには日本国内では9ヶ所の動物園にしかいない「コアラ」がいるんですよ。

「コアラ」のいる動物園は今では珍しくないのかもしれませんが、
初めてオーストラリアから来日したばかりの当時は「パンダ」肩を並べるほど人気でしたよねぇ。

ここの動物園にはその当初から「コアラ」がいたそうで、
「コアラ舎」の前には長蛇の行列が続いていたそうです。

しかも「コアラ」は夜行性なのでいつも寝ていて灰色の毛玉のような印象があったのに、
この動物園のコアラがいつもそうなのか?タイミングが良かったのか?
活発的に動いている姿を見る事ができました♪

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その他「東園」には「ナマケモノ」「ヤマアラシ」「カンガルーコーナー」
「オーストラリア区の鳥」「シカとカモシカの谷」「エミュー」など、

また「カピバラ・ワラビー広場」では「ペンギンヒルズ」と同じように、
カピバラやワラビー放し飼いになっているエリアに人間が潜入できるようになっています。

ただし、この場所で息子を釘付けにしたのは、カピバラやワラビーもなかったんですけどね・・・

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それはこの場所には子どもたちが一日中遊んでも飽きないほど遊具が充実しているんですよ。

「冒険の森アスレチック」と名付けられた、20近くの木で造られたアスレチック遊具があるんですが、
これは小学生向きなのでちょっと息子には難しい。

でも「コバトンとりで」という滑り台がメインの複合遊具に息子は夢中。

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その他、「北園」には「ジャブジャブ池」という、息子が大好きそうな噴水が楽しい浅いプールがあって、
夏場はこのプールだけで一日終わっちゃいそうです。

で、最後の最後は「コバトンとりで」で時間を費やし、日も落ちて行ってしました。
やっぱり日本海側の新潟よりも、若干埼玉の方が暗くなるのが早いかも。

辺りが暗くなってくると、なんとそこに小さな動物が現れました!

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これはテンジクネズミの仲間「マーラ」という動物で、
なんとこの公園内に放し飼いになっているんだそうですよ。

息子はビビりながらゆっくりと近づいていきましたが、よっぽど向こうの方が息子にビビって
素早い脚で逃げていってしまいました。

でも、あたりはかなり真暗になってきましたよ・・・
草食動物であっても真暗闇の中から突然出てきたたら誰だってビビっちゃいますよね。

公園の一番奥にいるのでまだ辺りが見える内に早く出口に戻ろう。

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ホントは、この広い園内を移動する手段として、「彩ポッポ」という機関車型バスがあって
それで帰りは戻ろうと思っていたのですが、なんともうすでに終電・・・
いや、終バスが出ちゃった後だったんですよ。

1回200円、1日パスは300円で乗ることができ、停留所も5ヶ所あるそうなので
目的地が決まっている人や、歩くのが大変な方は乗った方がいいかもです。

なぜかこれを見たら乗りたがると思っていた息子は『線路が無いから汽車じゃない!』と言って
変なこだわりで興味をあんまり持ちませんでした。

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さてさて、やっと歩いて入場門まで戻ってきた時にはもう閉園時間も過ぎ
最後のお客になっていたかもしれません。

それなのに途中の屋台で、行田名物のおからの素揚げコロッケ「ゼリーフライ」を買って食べたり
お土産もしっかり売店で買ったりとノンビリ・・・いい迷惑かな?

でも、これも豊かな自然の中で動物たちとのんびり触れ合いながら過ごした時間が
日常の忙しない日常を忘れさせてくれたおかげかもしれません。

県営で入場料も安いので、はっきり言ってあまり期待していなかったのですが、
今度は午後からではなく1日満喫するつもりでもう少し早く来たいと思える場所でした。

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「埼玉県こども動物自然公園」

埼玉県東松山市岩殿554
電話:0493-35-1234
開園時間:9:30~17:00(11/15~2/10は9:30~16:30)入園は閉園の1時間前まで
休園日:毎週月曜日、12/29~1/1