博多の夜はうまかっちゃん | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

8/31(土)~9/1(日)の悪天候の中、競馬サークル「馬の会」の
新潟組と東京組のオッさん6人が福岡に集結し、「小倉競馬場」に遠征してきましたぁ!

小倉競馬は思いっきり楽しんできたけれど、馬券は全然当たらないうえに、
好きだった名馬の死のニュースが耳に入り、一同ちょっとうつむき加減・・・

このままじゃ、せっかくの旅行が台無しに。

気分をとりなおして博多の夜を満喫しよう!

「小倉競馬場」から福岡市の繁華街、天神行きの高速バスで移動すること約1時間。
ボクらが泊まるホテルのある「中州」で下車しました。

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すると目の前にあった「一蘭」本社総本店のビルに一同驚愕!

さすがは博多ラーメンの本場!
全国的に一番有名な「一蘭」はやっぱりこんなビルを建てちゃうほどスゴいんだぁ!

なんて、急に九州らしいものを目にしてテンションが上がり、
もうオノボリさん状態でこのとんこつラーメンビルをみんなでパシャパシャ写真とりまくりです。

連日の豪雨で濁ってしまったこの「那珂川」の様だった心が一気に澄んでいきましたよ♪

まあ、だってボクら観光客だもの。

はてはて、ところでホテルはどっちだろう? 

地図を見ても初めて来る場所なので現在地がわからない・・・
そんな時は地元の人に聞いちゃえ!

と、ボクが中州という場所をよく知ってそうなサラリーマン風のオジさんに聞いてみると
とっても親身になって応えてくれました。

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なのに他のメンバーったら、『せっかく聞くならカワイイ女の子に聞けよ~!』だってさ。

どうやら、福岡に着いてすぐボクが博多駅で新幹線の切符を手配している時に、
メンバーの一人が待っている間にメガネを落としてしまい、
それを拾ってくれた女性がとってもキラキラ輝いていたんだってさ・・・

もう、なんだよ! ・・・って、おっしゃる通り。

周りを見渡してみると、確かに「博多美人」はいる!
と確信できるほどキレイな女性が目につきますよ。

まあ、せっかくだから「九州男児」より「博多美人」とおしゃべりしたいですもんね。

だって、ボクらオッさんだもの。

はたしてこの三人舞妓銅像がある「福博であい橋」の名の通り、
素敵な出会いはあるのでしょうか?

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まあとりあえずホテルにチェックイン、
それぞれツインルーム3部屋に荷物を置いて博多の夜に繰り出します。

はやる気持ちを抑えつつも、「中州」と言ったらやっぱりまずは屋台でしょ!

全国の屋台の半数近くが福岡にあるそうで、現在約210軒だそうです。

一番テレビで目にする清流公園の屋台街に行ってみましたが、
もうすでにどの屋台も席が埋まっているほど賑わっていましたよ。

でも回転率がいい様で次から次へと席は空きます。

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どの屋台に入っていいのかわからなかったのですが、激しい呼び込みにも乗らずに、
とりあえずは値段がしっかりと提示してあるところに行きました。

こうした連なっているところはあまりボッタクリ系の屋台は無いそうですが、
それでも安心出来る所のほうがいいですもんね。

でもこの人数、雰囲気のある屋台のカウンターには座れず、外のテーブル席です。
屋台は出来るだけ少人数で行った方が良いのかもしれません。

それでも天気が悪い日は屋台自体が出ない事もある様なので、やってて良かったぁ。

「馬の会」小倉競馬場の旅にカンパ~~~イ♪

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他の屋台からの呼び掛けに『とんこつラーメンいかがぁ』という声が
多かったのですが、いきなりここでお腹を満たそうとは思っていません。

瓶ビールのつまみは、軽くおでんと焼き鳥盛りの合わせ、そして博多っぽく焼きめんたい。

いやぁ~中州の屋台は初体験。 なんだかいい感じ♪

思ったら徐々に雨が強くなってきちゃいましたよ。
屋台の席なら屋根があったのですが、テーブル席には無いのでお店のお兄ちゃんが傘を貸してくれました。
まあでも、ここで一晩過ごすつもりは無いのでここで退散。

屋台の支払いはみんなでまとめてが基本ですね。

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さて、次の会場は福岡の街を熟知した「づき」の知り合いがオススメしてくれた
お店を予約してあるんです。

中州から天神へと歩きましたが、街はかなり都会ですねぇ~
走っている車も高級車が多いです。

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大名という地区に入るとちょっとオシャレなお店が建ち並んでいて
その中の1つ、海鮮食堂「すいか」という居酒屋に入りました。

店内は築約40年の古民家を改装したそうで、あたたかいいい雰囲気です。

カウンターでは店員さんとお客さんが気さくに九州の言葉で話していて、
地元の方からも愛されるお店だということをすぐに感じられましたよ。

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まずはビールで2度目の乾杯をしたら、6種のお通しが出てきましたよ。

その中にはぜひ福岡に来たら食べたいと思っていた「おきゅうと」もありました。

これは海藻を寒天状に固めたもので、新潟でもよく見かける「いごねり」にそっくり。
一説によると、新潟の「いごねり」が福岡に渡ったという説もあるんです。

それとタニシみたいなこの「ビナ貝」も九州ではよく食べられるそうです。

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枝豆はさすがに新潟県民は普段「茶豆」を食べているだけあってうるさい人が多いですが、
いきなり九州の味に出会えてテンション上がります。

さらにお店の人に「福岡っぽい食べ物を」と注文したところ、
カウンターに並んだ大皿料理から「博多がめ煮」を盛ってくれましたよ。

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ボクらの知っている「筑前煮」と同じなんですが、九州では「がめ煮」と呼ぶんだそうです。
味もしっかり染み込んでいてホッとする味わいでしたよ。

さらに「海鮮食堂」というぐらいなので、魚介類は抑えておきたいですよねぇ。
屋台では生モノを出せない事になっているので、新鮮なさしみは欠かせませんよ。

でも残念なことに、ここ数日間台風などの影響で海はシケ。
漁にも出られない状態だったので、近海の魚は仕入れられなかったんだそうです。

楽しみにしていた玄界灘などの幸は残念なことにおあずけ~

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これまで悪天候に屈せず、飛行機も乗れたし、競馬も中止になってなかったし、
中州の屋台もやっていたのに、こんなところに落とし穴が・・・

台風のバカヤロ~!

でも、近海物じゃなくても「さしみの盛り合わせ」を甘めの刺身醤油で美味しくいただきました♪
ちゃんと人数分の6キレになっていたのでケンカになりませんでしたよ。

また、季節限定の「とり大根」も美味しかったなぁ~

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さらに魚と言えば「あらかぶ」と呼び名も九州ならではで、これは「カサゴ」の事。

新潟の「のどぐろ」(アカムツ)や「南蛮海老」(甘海老)と同じで、
同じ魚でも呼び方が違うと、その郷土の味って感じがしますね。

また、肉料理では大々的に熊本直送の「馬刺し」をオススメしてあったのですが、
ボクらは「馬の会」。

「食べてみれば美味しい」とか、「馬を喰って儲ける」とか頭でわかっていても手は出せません・・・

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で、「地どりの塩焼」を、九州の名産「柚子胡椒」をのせて食べましたよ。

そしてお酒と言えば、九州に来たら焼酎ですよね。

でも、このお店にはたくさんの焼酎が置いてあるのですが、
どちらかというと南九州の焼酎ばっかり。

その代わり福岡産の日本酒はたくさんあったので、
焼酎は少々にして日本酒を端から飲んでいきましたよ。

そうしたら、お店の人が本日入ったばっかりのメニューに載っていない
ひやおろしを封を開けて飲ませてくれちゃいました♪

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最後にはこのお店ご自慢の味だという「自家製さつま揚」。

厚みもあって味もしっかり染みている熱々のフワッフワで、まるでガンモドキのような・・・
こんなさつま揚げ、初めて食べましたよ!

ふ~・・・満足満足♪

近海の魚だけは悔いが残るけど、さすがは地元の方オススメだけあって
美味しいだけでなく料金もなかなかリーズナブル。

ごちそうさまでしたぁ~♪
海鮮食堂「すいか」

福岡県福岡市中央区大名1-10-19
電話:092-731-2332
営業時間:18時~翌1時(LO:24時)
定休日:毎週日曜日(祝前日の場合は営業)


さて、お腹も満たされた事だし、ホテルに帰って寝ましょう。

なんて、これで福岡の夜が終わるはずも無い。
たった1泊しかないのだから、身体にムチ打ってでも楽しまなきゃ!

中州の夜と言えばあれですよ、あれ・・・

そう、中州と言えば屋台で~す♪

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また来ちゃいましたぁ~

もうすでにお腹いっぱいなっていた「テイオーの子」は
『冗談でしょ?』って表情をしていましたが、
旅した時のボクのお腹は地元グルメに底無しで~す。

福岡と言えば、「餃子」も「焼きラーメン」も最近ご当地グルメとして脚光を浴びてますよねぇ。
当然、食べずに福岡を去る事はできません。

「餃子」は普通でしたが、とんこつラーメンを鉄板で焼いた
「焼きラーメン」は初めて出会う味でした。

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ちょっと、この屋台で値段の書いていなかった瓶ビールは高かったみたいだけど、
福岡の美味しい味をたくさん食べられてもう思い残す事はありませんよ。

気の合う競馬仲間と競馬を楽しんだ後、その地元の美味いモンを食べる。
まあ、人生の色々な悩みの話しもありましたが。

それも含めて、最高ですねぇ~♪

さて、夜もだいぶ更けてきました。

ここは歌舞伎町やすすきのと並ぶ「日本三大歓楽街」と称される中州。
ここから先、三三五五となったオッさんらの行方に「馬の会」は関与いたしません。

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・・・つづく。