先日、ついに柏崎市の「ぎおん柏崎まつり」花火大会に行ってきましたぁ♪
会場の「みなとまち海浜公園」に到着したのはまだ人もまばらな16時頃。
19時半から打ち上げ開始なのに気合が入っていますよ。
19時半から打ち上げ開始なのに気合が入っていますよ。

それもそのはず!
この時季になると毎日どこかで花火が打ちあがっているほどの「花火王国」新潟県ですが、
その中でもそれを代表する「越後三大花火」と称される3つの大花火大会があるんです。
その中でもそれを代表する「越後三大花火」と称される3つの大花火大会があるんです。
そしてこの「柏崎の花火」こそ、その打ち上げの場所から、「川の長岡」「山の片貝」と並んで
「海の柏崎」と呼ばれる「越後三大花火」の1つなんですよ!
「海の柏崎」と呼ばれる「越後三大花火」の1つなんですよ!
これまで、長岡の花火大会は数回、そして片貝は1度だけ行った事があるのですが、
ここ柏崎だけこれまで行っていない。
ここ柏崎だけこれまで行っていない。
だから、ず~~~っと行きたいと思っていたんですよぉ。
それもこの3つの花火大会は、柏崎が7月26日、長岡は8月2日・3日、
片貝は9月9日・10日と日程が固定されているうえに、
さらに比較的遠い柏崎だけが1日のみなのでなかなか週末に合わなかったんです。
片貝は9月9日・10日と日程が固定されているうえに、
さらに比較的遠い柏崎だけが1日のみなのでなかなか週末に合わなかったんです。

それに新潟の7月26日と言えば梅雨明けしていない可能性もあるんですよねぇ。
今年もまだ明けていなく、夕方から雷を伴う豪雨!
降水確率は50%だなんて天気予報では言っています。
降水確率は50%だなんて天気予報では言っています。
普通50%ならほぼ降るという感じだろうけど、せっかくここまで来て中止は絶対嫌だ!
自分には「降るか降らないか五分五分、ってことだろう」とポジティブに言い聞かせていましたよ。
自分には「降るか降らないか五分五分、ってことだろう」とポジティブに言い聞かせていましたよ。
しかし、さすがの天気予報。 ボクの願いは叶わず、ポツポツポツと・・・
アイドルグループのコンサートが雨天中止になったのがショックで
倒れてしまった少女たちの気持ちが今ならよくわかる。
倒れてしまった少女たちの気持ちが今ならよくわかる。
とりあえず、ゆかたコンテストや日本海太鼓などのイベントが行なわれていた
夕日ドームに避難しながら雨のあがることをひたすら祈ります。
夕日ドームに避難しながら雨のあがることをひたすら祈ります。

すると、夕陽すら見られないと思っていた空が真っ赤に染まり、
そこに柏崎の花火大会の開催を告げる、音の花火が打ちあがりました。
おお、ヤッタ~! まさかの展開になるかもしれないという覚悟も少しはあったけど、
ボクらの祈りは届きましたよ~♪
ボクらの祈りは届きましたよ~♪
って、ただステージや海をボ~っと眺めながらのんびりビールを飲んでいただけなんですけどね。
で、実は今回なんでこの平日の昼間からビールを飲んでいるのか?と言いますと、
別に会社を休んで来た訳でもなく、だからと言って業務とも言いきれない・・・
別に会社を休んで来た訳でもなく、だからと言って業務とも言いきれない・・・
ホントは業務で来るはずの人がいきなり来られなくなって、
休んででも行きたいと思っていたボクの方にそんなラッキーな話が転がりこんできて、
上司と一緒だけど業務ではなく、ボクはこの念願の花火大会に来られる事になったんです。
休んででも行きたいと思っていたボクの方にそんなラッキーな話が転がりこんできて、
上司と一緒だけど業務ではなく、ボクはこの念願の花火大会に来られる事になったんです。
そういうことで、なんと観覧したのは有料の桟敷席!
それも打ち上げ場所に一番近い「マス席」の、さらに最前列。
それも打ち上げ場所に一番近い「マス席」の、さらに最前列。
しかも豪華なお弁当つきですよぉ。

ボクの人生でこんな豪華で優遇された花火大会はありませんでした。
「マス席」は波打ち際に敷かれている畳200㎝×170㎝に定員5名で入れて15,000円。
5人で割れば一人当たり3,000円ですが、
これまで無料で見られる花火大会にお金なんて払った経験無いですもん。
これまで無料で見られる花火大会にお金なんて払った経験無いですもん。
さらに柏崎名物「鯛めし」の他、柏崎伝統珍味「鯛の親子漬け」などの
柏崎の海の幸をふんだんに使用した「鯛漁弁当 松」(2,000円)。
柏崎の海の幸をふんだんに使用した「鯛漁弁当 松」(2,000円)。
自分では1円も払っていないのにこんなに贅沢しちゃっていいのだろうか?
でもボクが行かなきゃ無駄になっちゃうところだったんだからいいよね?
でもボクが行かなきゃ無駄になっちゃうところだったんだからいいよね?
お天気も回復したし、なんてボクはラッキーボーイ・・・いや、ラッキーオジさん♪

いよいよ19時半、砂浜に設置されたステージから再び日本海太鼓の音がとどろき、
ついに「柏崎花火」の始まりを告げる「オープニングスターマイン」が打ち上げられました!
ここから先はもう言葉なんてほとんどいりませんね。
打ち上げ場所は左側の防波堤からか、右手の海の2方向から。
地元FMのパーソナリティーのお姉さんの声で協賛の紹介や花火のタイトル、
そしてどの方向を注目したらいいのかの場内放送が盛り上げます。
そしてどの方向を注目したらいいのかの場内放送が盛り上げます。

左側の長い防波堤を使用して5~9ヵ所から一斉に打ち上げる
最大1500mにも広がるワイドな花火はスゴい迫力です。
これは長く横に広がる防波堤持つ地形の柏崎ならでは演出。
来られて良かったなぁ~z.z.z....
!?って、上司はすっかり酔っぱらって気持ち良くなってるし!
!?って、上司はすっかり酔っぱらって気持ち良くなってるし!

さっきまでビールを飲みながら上司と『始まるまでに酔っぱらって、
花火の時に寝ちゃってるヤツっていますよねぇ~』なんて笑って話していたばっかりだったのに・・・
まあ、これがとっても気持ち良かったりするんですよねぇ~♪
さらにこの海風がさらに気持ちいいのも柏崎ならではですね。
でもちゃんとボクがプログラムを見ながら、
見どころは見逃さない様に起こしてあげましたよ。
見どころは見逃さない様に起こしてあげましたよ。

で、右側からは海面上に花火が扇形に咲く海中花火。
これこそ海の柏崎だからこそ出来る演出。
以前、海の花火と言えば鎌倉の海中花火に感動した事もあったのですが、
その船を走らせながら海面に次々と花火玉を落とし、
それから逃げる船を追う様に水面に咲いて行く鎌倉の海中花火とは違い、
それにプラスして柏崎は横の岸から空中にも花火を打ち上げます。
その船を走らせながら海面に次々と花火玉を落とし、
それから逃げる船を追う様に水面に咲いて行く鎌倉の海中花火とは違い、
それにプラスして柏崎は横の岸から空中にも花火を打ち上げます。
「海中」と「空中」さらには「海面」に写る煌めきはまさに海の柏崎。
パンフレットに「大空中スターマイン」と書かれていたら注目です!
パンフレットに「大空中スターマイン」と書かれていたら注目です!

そんな地の利を活かした演出の他に柏崎の花火と言えば大型の尺玉も
惜しみなくバンバン打ち上げるんですよ。
長岡花火の打ち上げ総数は約2000発、片貝や約15000発で、柏崎は15000発。
しかし、長岡や片貝は2日間でその数ですが柏崎は1日なんですもん。
もっとも濃密な花火が乱舞する大会といえますよ。
もっとも濃密な花火が乱舞する大会といえますよ。
尺玉10連発だけでもスゴいですが、
なんと「尺玉100発1500メートル一斉打上」なんていうのもあって、
盛り上がっている時はもう百花繚乱、ハチャメチャというほど狂い咲いてますよ。
なんと「尺玉100発1500メートル一斉打上」なんていうのもあって、
盛り上がっている時はもう百花繚乱、ハチャメチャというほど狂い咲いてますよ。

しかもなんと直径600mもの大輪を咲かす3尺玉を1発上げるだけでも貴重なのに、
柏崎は全国でも珍しい2発同時打ちが有名。
なんとも豪華で贅沢~
そしてフィナーレは「怒濤の尺玉300発」。
よく花火大会ではいつが最後かわからないで
いつまでも真っ暗な空を眺めている事も多いのですが、
この最後のプログラムは誰が見ても最後の盛り上がりだと納得できるでしょう。
いつまでも真っ暗な空を眺めている事も多いのですが、
この最後のプログラムは誰が見ても最後の盛り上がりだと納得できるでしょう。

もう、夜空を隙間なく花火の閃光で埋め尽くされました。
まさに夢かもしれないと思ってしまうほど、
柏崎の花火は激しく乱れ咲き一瞬で去っていきましたが、
帰りの人混みまでもが祭りの盛り上がりに感じてしまうほど、
興奮はいつまでも続きました。
柏崎の花火は激しく乱れ咲き一瞬で去っていきましたが、
帰りの人混みまでもが祭りの盛り上がりに感じてしまうほど、
興奮はいつまでも続きました。
「海の柏崎」は海中、空中、海面の煌めきを
いっぺんに感じられる地形をふんだんに利用した花火大会でした。
いっぺんに感じられる地形をふんだんに利用した花火大会でした。
これで「川の長岡」「山の片貝」と呼ばれる「越後三大花火」をついにコンプリート!
新潟は冬がキビしいけど、夏はそれを取り返せるほど最高です♪
ずっと夏だったらいいのになぁ~
ずっと夏だったらいいのになぁ~