ボクの住む新潟には「新潟日報」という朝刊の発行部数約49万部を誇り、
新潟県の約6割の世帯で読まれている県全域をカバーする唯一のローカル新聞があります。
新潟県の約6割の世帯で読まれている県全域をカバーする唯一のローカル新聞があります。
そんな新潟県民の生活と密着している「新潟日報」ですが、
最近、新潟市の第2の繁華街、万代地区の萬代橋の南側の袂に新自社ビルを建てたんです。
最近、新潟市の第2の繁華街、万代地区の萬代橋の南側の袂に新自社ビルを建てたんです。
地上20階、高さ105mのこのメタボチックな形のビルは存在感ありますねぇ~

この個性的な形は1階~4階までの低層階を船体として、
その上の階を「帆」のイメージでデザインされているんですよ。
日本海を行き来する「北前船」が日本の物流や文化の交流を担っていた時代、
新潟港はその寄港地として栄えました。
新潟港はその寄港地として栄えました。
そして現代の情報や文化を発信し運ぶ「北前船」としてこのビルについた名が「メディアシップ」です。
「メディアシップ」は14~18階が新潟日報の本社となりますが、8~13階のオフィスフロアを除く、
1~7階、19・20階は商業施設やイベントホール、スタジオ、カルチャースクールなどの
さまざまな文化施設が入っていて新たな交流の場、情報発信拠点として4/12(金)に出港しました。
1~7階、19・20階は商業施設やイベントホール、スタジオ、カルチャースクールなどの
さまざまな文化施設が入っていて新たな交流の場、情報発信拠点として4/12(金)に出港しました。
ってことで、さっそく雨の降る中ミーハー気分で見学に行っちゃいましたよ。

と、さっそく出迎えてくれたのは「マンガ・アニメのまち にいがた」を
PRするサポートキャラクター「花野古町&笹団五郎」じゃないですか!?
正面入り口を入った1階の「みなと広場」は交流の場になっていて、
この日は新潟のマンガ家の原画展示が中心にされていました。
この日は新潟のマンガ家の原画展示が中心にされていました。

また、2階までの吹き抜け空間にある階段は客席を兼ねていてミニコンサートなどの
イベントができる様になっています。
これはテレビ局のNSTの自社ビルにも似てますね。
さらにここには220インチの大型ビジョンが設置してあるので、
ぜひサッカーのパブリックビューイングとかやって欲しいです。
ぜひサッカーのパブリックビューイングとかやって欲しいです。
この日の15時からは原画展示の柱を移動させて、
新潟市古町のご当地アイドル「RYUTist」によるアニメソングLiveがありましたよ。
新潟市古町のご当地アイドル「RYUTist」によるアニメソングLiveがありましたよ。
なかなか懐かしい曲が満載でしたが、上のニュースもなかなかいいですねぇ♪

また、1階のテレビやラジオの放送機能を持つ「メディアシップスタジオ」では
すでに公開放送とかも行なわれている様ですが、この日は「コスプレ体験コーナー」として
用意したコスチュームに着替え、自由に写真撮影を楽しむコーナーとなっていました。
その他、1階には県内行なわれている美術展やコンサート等のチケットを取り扱ったり、
企業などの製品やサービス等を紹介するコーナー等がある「インフォメーションセンター えん」。
企業などの製品やサービス等を紹介するコーナー等がある「インフォメーションセンター えん」。

新潟日報の情報誌なども閲覧できる「メディアシップラウンジ」。
さらに、商業施設として入っているのは「ファミリーマート」「フレッシュネスバーガー」
「情報工房DOC」「第四銀行」のATMもあります。
「情報工房DOC」「第四銀行」のATMもあります。

そして1階の常設スペースでの1番人気が、新潟日報情報館「COMPASS」。
新潟日報の過去記事の検索や有料での印刷もでき、
遊びながら体感しながら新潟県のあれこれが学べるスペースです。
遊びながら体感しながら新潟県のあれこれが学べるスペースです。

息子は自分の影が新潟の風景に映し出される映像や、
「トッキッキ」や「レルヒさん」などのゆるキャラを操作できるゲームに夢中になっていましたよ。
新潟に関するフィギアをテーブルに置くと、説明映像が浮かび上がる装置も面白いなぁ。
船の行き先を示す「COMPASS」(羅針盤)という名も「メディアシップ」にふさわしくてワクワクしますね。

2階に行くと2つのレストランは大行列。
以前この場所「みなみプラザ」にあった鉄人陳建一のお店「四川飯店」が新潟に帰ってきたのは
ボクもうれしいですが、しばらくこの混雑が無くなるまで様子見です。
ボクもうれしいですが、しばらくこの混雑が無くなるまで様子見です。
また、「新潟 市場食堂」では新潟市中央卸売市場に
集まってくる旬の魚と野菜を素材とした食事を提供してきた
「市玄」「誠食堂」「新潟市場食堂」の3店舗を1つに集約したお店で大人気!
集まってくる旬の魚と野菜を素材とした食事を提供してきた
「市玄」「誠食堂」「新潟市場食堂」の3店舗を1つに集約したお店で大人気!
カフェをするなら新潟初のサイフォン抽出するコーヒーが飲める「シャモニー es」もあります。

以前、古町の東中通にあったと言われる「日報ホール」は時代を越えて
多彩な講演会や展示会など多彩なイベントを行なう場としてここの2階に生まれ変わりました。
「マンガ王国」ではこのスペースで、似顔絵コーナー、4コマ漫画教室、FMラジオの公開録音、
アルビのホーム試合の場内MCをやっている大野まさやの新潟マンガトークショーも行なわれていたそうです。
アルビのホーム試合の場内MCをやっている大野まさやの新潟マンガトークショーも行なわれていたそうです。
さてお次は、このビルの最上階、20階に行ってみましょう!

おぉ!天気が悪くて残念だけど、なかなかの絶景♪
目の前にある「朱鷺メッセ」の展望室は地上約125mの31階でそっちの方が高いけど、
この「メディアシップ」の方が街中にあって、眼下に歩く人や走る車、新幹線などが
ハッキリ見えてオモチャみたいで楽しい♪
この「メディアシップ」の方が街中にあって、眼下に歩く人や走る車、新幹線などが
ハッキリ見えてオモチャみたいで楽しい♪
萬代橋や万代シテイ、新潟港を真上から見下ろすのも新鮮だし、
信濃川や日本海、ビッグスワンはもちろん、晴れた日には五頭連邦や佐渡島もハッキリと見えますよ。
信濃川や日本海、ビッグスワンはもちろん、晴れた日には五頭連邦や佐渡島もハッキリと見えますよ。

また、東西南北の窓際4ヶ所にタッチパネルが設置してあって、
主用場所のライブ映像をズームアップしたり、その場所の観光案内や
過去の姿を呼びだしたりも出来るんです。
さらにゆっくりと景色を眺めるのに最適な一段高いところに「スカイラウンジカフェ」という
セルフラウンジあり、様々な自販機で気軽にお茶ができます。
セルフラウンジあり、様々な自販機で気軽にお茶ができます。
スイーツの自販機には「メディアシップ」限定のお菓子も販売されていましたよ。

この日、イベントスペースの「そらの広場」では「豆しばプレイランド」が行なわれていました。
19階に下りると回転祝いの豪華な蘭の花が並ぶ高級そうな和食屋が3軒あります。
「廻船問屋 日本海」「日本料理 松扇」「FRENCH TEPPAN 静香庵」。
「廻船問屋 日本海」「日本料理 松扇」「FRENCH TEPPAN 静香庵」。
どのお店もこのすばらしい眺望と、新潟の旬の食材が味わえて、特別の日の演出に重宝しそうですね。

次はエレベーターで4階まで下りてみました。
そこは船でいう甲板にあたるところで、屋外ガーデンテラス「みどりの広場」があります。
四季を彩る数十種類の木や花が植えられたウッドデッキの庭園を散歩でき、
庇部分には太陽光パネルも導入されていて、新潟の気候環境を活かした様々な設備が設置されている
『エコビル・メディアシップ』の象徴的な場所となっているんです。
庇部分には太陽光パネルも導入されていて、新潟の気候環境を活かした様々な設備が設置されている
『エコビル・メディアシップ』の象徴的な場所となっているんです。
でもこの日は悪天候のため閉鎖されていましたが・・・

同4階には、美容室「TOKIO garden」や花屋「Total Plants 花空間むつみ」、
カルチャースクールの「ガーデンルーム」、レストランも近日オープン予定だそうです。
そしてその下の3階は、健康、医療、クリニック、薬などに関するゾーン。
栄養士や保健師による健康相談「メディアシップ健康げんき倶楽部」や
生命保険の無料相談「保険新潟日報事業社 保険サービスショップ」。
生命保険の無料相談「保険新潟日報事業社 保険サービスショップ」。

小児歯科の「スマイルキッズデンタルパーク」は開業前の見学会をやっていたのでちょっと拝見。
ウチの近所にも最近こういった夢の国の様な歯医者さん出来ましたが、
この少子化時代に子どもだけをターゲットにやっていけるのか、余計な心配をしてしまいます。
この少子化時代に子どもだけをターゲットにやっていけるのか、余計な心配をしてしまいます。
そして、完成を楽しみにしていたのが同階にあるここ「オールアルビレックスミュージアム」!

新潟にはJリーグだけでなく『アルビレック』と名につくスポーツチームがいくつもあります。
サッカーはシンガポールのSリーグに、シンガポールのSリーグ、野球はBCリーグ、
バスケットボールはbjリーグに、女子のWリーグ、チアリーダーズ、スキー・スノーボード競技チーム、
陸上競技のランニングクラブ、モータースポーツのレーシングチームがあるんですよ。
バスケットボールはbjリーグに、女子のWリーグ、チアリーダーズ、スキー・スノーボード競技チーム、
陸上競技のランニングクラブ、モータースポーツのレーシングチームがあるんですよ。
それが一堂に集まる場所・・・と期待したのですが、ちょっと狭いしなんだか閑散としていますよ。

展示してあるものはサッカーだけを見ても誇りあるJ2リーグ優勝シャーレとか、
ヤベッチFCのサブイボ賞の盾や、アルビのこれまでの歩みがわかるものが展示してあるのですが、
きっと照明などの演出がちょっと足りないんでしょうね。
まあ入場無料だからしょうがないけれど、ボクら新潟県民が熱く誇りに思っている
スポーツ振興県の証を、ただ単に置いてあるって感じじゃなくて、
もうちょっと盛り上げる工夫をしてもらいたいところです。
スポーツ振興県の証を、ただ単に置いてあるって感じじゃなくて、
もうちょっと盛り上げる工夫をしてもらいたいところです。

その他、今回行っていない7階には9の教室で幅広いジャンル200の講座メニューを展開する
「新潟日報カルチャースクール」
6階には岡造形大、新潟青陵大、新潟薬科大、新潟青陵大短期大学部の
県内4大学が合同で開設する「4大学メディアキャンパス」や、
多目的に使える貸教室「ナレッジルーム」、会員制親子の遊びスペース「日報子どもマリーナ」
県内4大学が合同で開設する「4大学メディアキャンパス」や、
多目的に使える貸教室「ナレッジルーム」、会員制親子の遊びスペース「日報子どもマリーナ」
5階は新潟県が輩出した文化人や学者を取り上げるフロアで、
「にいがた文化の記憶館」が6月開館予定で、「会津八一記念館」は2014年春に開館予定と、
これからもどんどん「メディアシップ」は充実していくみたいです。
「にいがた文化の記憶館」が6月開館予定で、「会津八一記念館」は2014年春に開館予定と、
これからもどんどん「メディアシップ」は充実していくみたいです。

今なら開館記念でスタンプラリーの「メディアシップクルーズ」が行なわれていて
5ヶ所に設置されているスタンプを集めると記念品がもらえちゃいますよ。
新潟の情報や文化を発信し運ぶ新たなスポット新潟日報「メディアシップ」。
これからの航海が楽しみです♪
これからの航海が楽しみです♪
今度は夜景色の見えるレストランで食事をしたいなぁ~

新潟日報「メディアシップ」 〒950-8535 新潟市中央区万代3-1-1 電話:025-385-7447(新潟日報社メディアシップ管理運営センター) 開館時間:8時~23時(一部を除く)