先週末、初めて息子と男同士の2人旅に行ってきました。
息子と2人きりで出掛けるのはこれまで何度もありましたが、泊まりでは初めて。
なにかと不安がありましたが、息子、相方、そしてボクと、
各者それぞれの事情が重なり、おもいきってこの旅を施行することとなりました。
各者それぞれの事情が重なり、おもいきってこの旅を施行することとなりました。
事の始まりは、4月から息子が『幼稚園に通うということ』。
『幼稚園に通うということ』は、まずその用意として相方が息子のカバンやスモッグ、
巾着袋などを縫わなければならないのだけれども、
相方には今月いっぱいで実家の片付けもやらなければならないし、
どうしても息子がいると思う様に手がつけられない。
巾着袋などを縫わなければならないのだけれども、
相方には今月いっぱいで実家の片付けもやらなければならないし、
どうしても息子がいると思う様に手がつけられない。
そんな忙しい主婦のためにそういった手造り風の物も売ってはいるんですけどねぇ。
でもやっぱり最初の子どもぐらい手造りの物を渡してあげたいというのが母親心。
でもやっぱり最初の子どもぐらい手造りの物を渡してあげたいというのが母親心。
ボクも物作りは得意な方なので、手伝う事も出来ますが、
相方にとってボクが息子をつれてどこかに遊びに行ってくれるのが一番はかどるみたいなんです。
相方にとってボクが息子をつれてどこかに遊びに行ってくれるのが一番はかどるみたいなんです。
まあ、相方は軽く息子と近所にでも出かけて来てほしいというつもりで言ったのですが、
ボクはいろいろ考えて県外で一泊することにしたんですよ。
ボクはいろいろ考えて県外で一泊することにしたんですよ。
最初の息子の試練は、母親との別れ。
生れてからほとんどずっと相方と離れる事がなかった息子は、新幹線に乗るのを嫌がって泣かないだろうか?

って、ありゃりゃ? ボクが迷子にならないように付けていたリードを持つ手をふりきって、
一目散に自ら新幹線に乗って行きましたよ。
予め息子には「新幹線に乗るよ」って言っていたんだけど、ここまで楽しみにしていたとは・・・
そして、相方は新幹線の中まで見送りに来て『お母さんはお仕事だから行かないからね』と
何度も息子に言い聞かせていたのですが、
何度も息子に言い聞かせていたのですが、
息子はそれに寂しがるどころか手を振り、『出発しちゃうから、早く外に出て!』
という様な態度をとってましたよ。
という様な態度をとってましたよ。
なんてクールな息子なんだ。
その時、相方が撮ってくれた旅立ちの記念写真には、
これから始まる大冒険に胸をときめかせ、キラキラ目を輝かせている息子が写っていました。
これから始まる大冒険に胸をときめかせ、キラキラ目を輝かせている息子が写っていました。

それに比べ目をウルウルさせながら、一度外に出たのに
また車内に戻ってきたりと別れを惜しむ相方。
って、たった一泊なんですけどねぇ・・・
そう言えば、息子が母親から離れるのもほぼ初めてですが、
相方もずっとこの2年半息子と一緒にいたんですもんね。
相方もずっとこの2年半息子と一緒にいたんですもんね。
相方の方がよっぽど息子と離れるのがさみしそうで、
さらに息子のそっけない態度にもさみしさを感じているように見えました。
さらに息子のそっけない態度にもさみしさを感じているように見えました。
さていよいよ新幹線も動き出し、相方は少し車両を追いかけるようにホームを走りましたが、
息子は『出発しんこ~う♪』と、その瞳は前を真っ直ぐ向き、決して後ろを振り返りません!
息子は『出発しんこ~う♪』と、その瞳は前を真っ直ぐ向き、決して後ろを振り返りません!
なんてたのもしい出だしなんだ。
まあ、孤独を感じていたっぽい相方も、すぐ羽を伸ばした気分になれることでしょう。
で、ボクがまず心配したのは息子が新幹線の中、大人しく座ってられるだろうか?ということ。

って、なんて正座してお行儀のいいこと~ どこのお坊ちゃまでしょう?
新幹線内で以前走りまわるという前科がある息子を恐れ、
直前に本屋で幼児雑誌の「めばえ」を買っていた作戦がバッチリ。
直前に本屋で幼児雑誌の「めばえ」を買っていた作戦がバッチリ。
さらにこの前の、朝食を新幹線内で食べる作戦も、かなり時間を費やす事が出来ました。
まあ、もう息子も何度も新幹線に乗っているのでボクも、
周りに迷惑をかけずに飽きさせない対策はバッチリですよ。
周りに迷惑をかけずに飽きさせない対策はバッチリですよ。
で、1時間半の移動で無事に大宮駅に到着し、ドコに目指すのかと言いましたら。
それは春日部にある実家。
そうなんですよ。
一泊するって言っても、さすがにいきなり2人でホテルに泊まるだなんて不安でまだ出来ませんよ。
お爺ちゃん&お婆ちゃんの手を借りて実家にお泊まりなんです。
一泊するって言っても、さすがにいきなり2人でホテルに泊まるだなんて不安でまだ出来ませんよ。
お爺ちゃん&お婆ちゃんの手を借りて実家にお泊まりなんです。
東武野田線に乗って着いた駅まで、2人が車でお出迎え。

とりあえず息子を車に乗せたたら、「パパはこれからお仕事してくるから、
お爺ちゃんとお婆ちゃんと一緒に遊んで待っていてね」と、ボクはここで一次息子と別れる予定。
いや、ホント最初は息子と一緒にスタジアムも行く予定だったんですよ。
でもほら、ボクの応援するチームがあまりにも結果が出せないのでサポートに集中するために。
息子も応援歌を歌ったりとそれなりに楽しんでくれはしますが、
さすがに90分間集中していてはくれないので可哀そうだけどお休みということで。
さすがに90分間集中していてはくれないので可哀そうだけどお休みということで。
それにボクも体重が増えた息子を抱っこしながら
90分間ゴール裏で応援するなんてもう出来ませんもん。
90分間ゴール裏で応援するなんてもう出来ませんもん。
だから、「サッカーに行く」と言ったら行きたがると思ったので、
「お仕事」っていう事にしておきました。
「お仕事」っていう事にしておきました。
そう言っても、久しぶりに会うお爺ちゃんお婆ちゃんにいきなり引き渡したら、
さすがに息子も泣くかもな・・・
さすがに息子も泣くかもな・・・
と、思っていたのですが、その心配もあっけなくケラケラ笑いながら車で去って行き、
ボクがサッカー場で目いっぱい応援している時も、
息子は息子で昼寝もせず実家の近所の公園で目いっぱい遊んでいたそうです。
ボクがサッカー場で目いっぱい応援している時も、
息子は息子で昼寝もせず実家の近所の公園で目いっぱい遊んでいたそうです。
だから、4時間後ボクが家に着くと息子はすでにお風呂も入りごはんを食べながらコックリコックリ・・・
もしかしたら寝る時にママが恋しくなって泣くかもしれないと思ったけど、
そんな余裕もなく、歯を磨いたら即行で寝てしまいましたよ。
そんな余裕もなく、歯を磨いたら即行で寝てしまいましたよ。

途中、目が覚めたみたいで誰もいない部屋で泣きはしましたが、なだめるとまたイビキをかきだしました。
ただ、いつも以上に早く寝てしまったもんで、
せっかくの日曜日なのに朝6時ごろから活動をしはじめたのがキツかったですが・・・
せっかくの日曜日なのに朝6時ごろから活動をしはじめたのがキツかったですが・・・
でもまた「お爺ちゃんお婆ちゃんと遊んでおいで」と言って、ボクは再び寝させてもらいましたけどね。
そうしてお昼ぐらいになると、息子以外の子どもたちの声が『キャッツキャ』と聞こえてきて目が覚めました。
はて、誰だ? 近所の子かなぁ?
不思議に思って起きてみると、そこにいたのはまったく同じ顔の男の子が2人と親戚の叔母さん。
おお! 初めて会うけど、息子はボクのイトコの双子と遊んでいたのです!
2人はちょうど3歳になったばかりで、年上のお兄ちゃんと遊ぶのが好きな息子にとって絶好の遊び相手ですよ。
2人はちょうど3歳になったばかりで、年上のお兄ちゃんと遊ぶのが好きな息子にとって絶好の遊び相手ですよ。
って、寝起きのボクもいきなり遊び相手になってしまいましたが・・・

今回、実家に息子を連れて行くことにした理由の一つとして、
ボクの親に息子と過ごす時間を多く作ってあげたいって事もありました。
自分で言うのもなんですが、長男の子って特にカワイイと思うんですよねぇ。
ボクも親になってわかりましたが、この息子に子どもが生まれたらとってもうれしいですもん♪
ボクも親になってわかりましたが、この息子に子どもが生まれたらとってもうれしいですもん♪
実際、孫としては3人目なので、『子どもの面倒は疲れるからもういい』と
口で言っている事は本音なのかもしれませんが、
いざ会ってみるととってもよくかわいがってくれましたよ。
口で言っている事は本音なのかもしれませんが、
いざ会ってみるととってもよくかわいがってくれましたよ。
時には息子のワガママを注意して怒っているシーンなどを見ると、
ボクもそんな感じで怒られていた事を思い出しちゃいました・・・
ボクもそんな感じで怒られていた事を思い出しちゃいました・・・
基本的に普通の「孫に甘い」お爺ちゃん&お婆ちゃんで、
何でもやりたがりの息子の面倒を見過ぎて機嫌を損ねて困惑したり、
甘いお菓子を与えすぎたりという、というシーンも見られましたが、
まあ、毎日の事じゃないから黙って見ていましたよ。
何でもやりたがりの息子の面倒を見過ぎて機嫌を損ねて困惑したり、
甘いお菓子を与えすぎたりという、というシーンも見られましたが、
まあ、毎日の事じゃないから黙って見ていましたよ。
そして、お爺ちゃん&お婆ちゃんに『入園祝い』までももらっちゃいましたぁ♪

相方の両親はもういないので、息子にとってもお爺ちゃん&お婆ちゃんはこの2人だけ。
そんなに頻繁に埼玉には来られませんが、息子にも出来るだけ
お爺ちゃん&お婆ちゃんの思い出を作ってくれたらいいなぁと思っていました。
お爺ちゃん&お婆ちゃんの思い出を作ってくれたらいいなぁと思っていました。
あんまり人見しりしない息子の性格もあり、いきなり2人になついてくれたので、
かなりいい雰囲気になれましたよ。
かなりいい雰囲気になれましたよ。
さて、ずっと家にいるのもなんだから、もっと思い出を作るためにどこか出かけましょうかねぇ。
・・・つづく。