イタリア旅行記X「Gialloフィレンツェ」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
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今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ボンジョルノォ~♪


4/17(金)の午前中はの自由行動です。
「フィレンツェ」の街を「クーポラ」のテッペンに上って眺めたあと、

そこを散策する予定なのですが、イタリアの観光で最も困ったことは、公衆トイレが少ないってことなのです。

トイレに行くにはドコかのお店に入って何かを買うついでに、借りることになるのですが、
この大聖堂の近くには1軒だけ公衆トイレがありました。

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ここのトイレは有料で、80セント(約100円)でした。

だいたいイタリア公衆トイレはキレイなのですがだいたい有料で、
入り口に係りの人が立っている場合は20~50セント、
観光地ヴェネツィアなんかは高めの1~1.5ユーロなんて感じでした。

美術館などの施設に行くときはそこのトイレを使えばいいので心配ないですが、
街を散策する際には、トイレを見つけたらしたくなくても行っておくと良いでしょう。



さてさて、散策と言っても「竹野内豊」の大ファンの相方は
「冷静と情熱のあいだ」のロケ地をもうしっかりと調べています。

そこを巡りながらのフィレンツェ散策となります。




まず最初に来たのは「レプッブリカ広場」(共和国広場)です。

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ここはフィレンツェの発祥の地で、街はこの広場を中心にして出来たと言われてます。

・・・という事は、訪れた理由ではなく、

映画「冷静と情熱のあいだ」で竹野内豊演じる主人公の「阿形順正」は、
自分の修復していた絵画が何者かに切り刻まれ、

容疑の疑いをかけられ一時は捕まったが、のちに釈放され放心状態になる広場です。

その竹野内豊の様に右側の柱の下に座ってうな垂れるシーンをボクがやり、
写真におさめたことは言うまでもありません。




続きまして「メルカート・ヌオヴォ」とう革製品を中心とした
たくさんの出店が集まる柱廊の脇にあるブロンズ製の「ポルチェリーノ」(幸運を招く猪)です。

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この鼻をなでると「再来できる」とか「幸運が訪れる」「金運が良くなる」
「子宝に恵まれる」などなど色々言われているので、鼻はピッカピカです。

これは京駅八重洲地下街や東日本橋の交差点近くにあるピジョンの本社、シドニー病院の前など、
世界各国いろんなところにレプリカがあるのですが、ここが本場だそうです。

これは「冷静と情熱のあいだ」には出てきてませんが、
「ハンニバル」に登場するそうですよ。

なんだかセクシーポーズですよねぇ・・・




つづきまして、これもフィレンツェで有名な観光地、
アルノ川に架かる橋「ポンテ・ヴェッキオ」です。

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「ポンテ」は橋の意味で、「ヴェッキオ」は古い。
フィレンツェで最も古い橋で、ヴェッキオ宮殿から向う岸の教会に
雨に濡れずに渡れるよう、屋根つきの橋を作ったそうです。

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この写真は初日に行ったウフィッツィ美術館の2階から見た風景ですが、
橋の上には宝飾店が建ち並んでいる珍しい橋です。

お店は何だか高級店っぽいのが多いので、お土産レベルでは立ち寄る勇気はありません。

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この橋を渡ってすぐ左の坂道をのぼって行くと、静かな住宅街になります。

次に目指す場所は観光マップになんか記されてません。

そこは今日のもう一つの目的地、

目印は「Giallo」(黄色)、「黄色いアパート」です。

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「冷静と情熱のあいだ」にもたびたび出てくる「阿形順正」の部屋があるアパートなのです。

ホント単なるアパートなので、この映画のファンか、
「竹野内豊」のファンじゃなければまったく価値の無い場所なのです。

トラックはちょっと邪魔でしたが、映画と同じ風景を見たときにはプチ感動です。



つづきまして、また「冷静と情熱のあいだ」の1シーンより・・・

「順正」と「あおい」(ケリー・チャン)がフィレンツェで再開し、
学生時代に過ごした思い出の曲を再び耳にするアルノ川沿いの公園、「ジュゼッペ・ポッジ広場」です。

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2人は「クーポラ」のテッペンで出会って、300m位北上して「サンティッシマ・アヌンツィアータ広場」へ、
そして今度は、2km位南下しアルノ川を渡り、この公園にきたことになります。

ちょっと不思議な行動をしていますが、
そんなことを疑っていたのでバチが当たったのか、突然の雨が降ってきました!

ヒーーーーッ!

今日は傘を持って出かけたけど、次の目的地までタクシーだぁ!




到着したのは昨晩到着できなかった「サンタ・マリア・ノヴェッラ駅」です。

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駅って観光地?

いやいや、これも「冷静と情熱のあいだ」なのです。

「順正」がミラノに帰ってしまう「あおい」を追いかけてこの駅で探すのですが、もうすでに電車は出た後。

はたして「順正」は・・・

な、シーンに出てきます。

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ま、映画を見ていなくても、海外の電車って何だか見慣れてないせいかカッコイイですよねぇ・・・

駅にはおみやげ関係の売店もあるし、食べ物屋もあるし、有料トイレもあるし、行きかう人も様々だし、
なんたってココから色々な都市とつながっているっていうだけでワクワクしますよねぇ♪


それってボクだけでしょうか?

まぁ、人がたくさん集まるところでもありますので悪い人もいますが、
スリなどに注意すれば昼間の駅は個人的にはおすすめです。




さてさて今は11時半、もうすぐ「フィレンツェ」での自由時間がなくなってきました。

各自、お昼ご飯を食べて13時にホテルに集合です。

お昼は何を食べようっかなぁ?



・・・って、まさかこの後、ここまで衝撃的な出会いがあるとはこのとき予測もしていませんでした。



そのつづきは次回、「冷静と情熱のあいだ」づくしの今回はこれでおしまいです。

それでは、チャオ、チャオ♪