老舗「大橋屋」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

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先週末は個人的な記念日として、新潟でも老舗の料亭「大橋屋」という
お店でディナーを食べることにしました。

1866年慶応2年から始まった創業およそ140年の「大橋屋」は、
国指定の有形文化財に登録されている趣のあるところ。
行ったのはそこではなく6年前にできた新館の「本町茶寮」。
その庭園はあの造園設計士桂川眞氏の作品というが・・・誰?

「大橋屋」のある本町通11番町は幕末当時「古鍛冶町」と呼ばれたところ。
通りの向かい側に魚屋、反対側に瀬戸物屋がずらりと並ぶ町。
東京でいえば築地の魚河岸と合羽橋の食器店街を合わせたような、
大変活気のある界隈だったそうな。

地元では「下の方」と言われるこの町をバス停「本町」から
のんびり20分位散歩しながら目指した。
中心街とは違う、そこはそこで成り立っている新たな世界があることを
発見した。

食事はボリュームより素材にこだわった物と予約をしていた。
豪勢なラインナップが入場してくる中でも特に魅了されたのが、
生まれて初めて出会った写真の「鮑のステーキ」。
テレビの情報ではよく聞いていたコメントだが、
柔らかく、いつまでも噛むほどに口の中に広がる磯の香り・・・
それしか言いようがない!
食べてしまうのがもったいなく時間をかけて食しました。

・・・あぁ贅沢なひと時をすごした。
たまにはいいね。