オウケンムーン
2/11 東京11R 共同通信杯(GⅢ) 1800m芝 1着
この馬の父がジャングルポケット産駒として菊花賞を制し、それが唯一のGⅠ制覇だったから、種牡馬として日本においてはスケールダウン必至のパターンで、重賞級など99.9%出現しないものと考えていたが、種牡馬力の天井が低くなった現代競馬では、主力の種牡馬ではないブラックタイドからキタサンブラックが輩出されたように、この馬はデビュー2戦目から3連勝でGⅢを制したのだから、器用さを兼ね備えているのも強みで、もし想像を超えて成長するとしたら、クラシックでの好走も見えてくる。ただし、日本の競馬レベルを底上げする種牡馬力でないのは確かなので、急に成長がストップしてパフォーマンスを下げる可能性があるから、ぶっつけの皐月賞だとしたら、どんな結果になるのか興味津々。
※余談ながら、携帯版の重賞予想の担当者が、この馬を軸にして予想し、基本は馬連ながら2.3着馬も相手に指名していた。もし3連単を買っていたなら、56万6290円を当てた人がいたと思われるが、果たして…。