女子の呪いを解く方法 | マイニチ☆キラキラ

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最近読んだ本。


『 ダメをみがく ~ ”女子”の呪いを解く方法 ~ 』

すごい題名!!!(笑)







この本は芥川賞作家 津村記久子さんと、深澤真紀さんの対談本です。



ダメでいいじゃないか!

 ダメがバレてもいいじゃないか!



っていうのがメッセージなんですけど(笑)








書き物している二人に普通の人の気持ちがわかるんか―?と思ったりもしたんですが、

津村さんなんかは芥川賞をとった後も会社員を続けてらっしゃったり、

意外と普通の生活をされていたようで(今は会社辞められてますが。)なかなかおもしろかったです。



2人の今までのいろんな失敗とか涙したこととかを読んでたら、

(ブラック企業に勤めてしまってえらい目に合ったりとか)

「あー・・・作家さんとかでも普通の人たちと同じようなことを経験してきてるんやなあ」と思って、共感。




仕事編生活編に分かれているんですが、


面白かったのは

●掃除のおばさんが支えだった
●誰も就職の真実を言ってくれなかった
●「心なく仕事する」ほうが長く働ける
●いい人に見える人はいい人ではないのよね
●尊敬されたがる人には心の底からウソをつくか逃げるか
●長く働くには、周囲に興味を持ちすぎない。干渉しない
●ちょっと距離のある人の意見を聞く
●ダメな時期がいつ来てもいいように、他人のダメも生温かく見守る
●自分の調子がいい日の行動パターンを知る
●趣味はすてきじゃなくていい。共感してもらえなくていい
●得意なこと、できることを伸ばすことが自分を助ける

●うまくいかない家族関係は諦めたほうがいい
●娘へのアドバイスという名の呪い
●女にそんなに何もかも任せないでください
●「私のこと好きな男なんて、すてきな人じゃない」という呪い
●本当の自分は自分の中にはいない
●ありもので生きる
●「おもろい女はモテない」という呪い
●仕事はとにかく食べるためにやればいい
●ポンコツでないふりをすることにエネルギーを費やさない
●「普通の人と普通の結婚がしたい」という呪い
●人は、自分のことばっかり考えてるだけでも生きていけない



このへんかなー。

私はついつい「できる!」って頑張ってしまうので、

この脱力した感じに癒されました(笑)





ステキ女子を目指す人には全く関係のない本ですが、

ゆるーく普通に生きている人には共感できるところのある本だと思います。




*** 女子の呪いを解きたい方へ ***

ダメをみがく [ 津村記久子 ]