『A Stray Sheep 』このブログのタイトルだ。
直訳すれば『迷子の羊』ということになるが、この言葉は僕の愛読書である夏目漱石の『三四郎』
の中で日露戦争後の混沌とした社会情勢の中で、閉塞感を抱えながら各々の道を模索していく登場人物
たちに対して象徴的に使われる言葉なのだ。
この言葉は、現代の我々にも当てはまると思う。
約3年間の暗中模索を経て医師になることを決意した筆者の身辺雑記を通して、stray sheep の成長
を感じてほしい。
『Much will be done if we do but try. Nobody knows what he can do till he has tried;
and, few try their best till they have been forced to do it. "If I could do such and such a
thing," sighs the desponding youth. But nothing will be done if he only wishes. 』
~自助論/サミュエル スマイルズ著 より
(訳)人生というのは、とにかくチャレンジしてみれば大きな成果が得られるものだ。一歩踏み出すまで、
自分には何が出来るかは分からない。ところが、ほとんどの人間は、何かせざるを得ない状況に追い 込まれるまで何もしようとしない。気迫に欠けた若者は、『あんなことができたらなあ!こんなこと
が可能だったらなあ!』とため息ばかりつくのである。だが、願望だけでは何も成就しないのである
。