【Q.】 地方競馬って何ですか?
【A.】 地方競馬とは、県や市町村などの地方自治体が行う競馬です。
昭和23年7月に制定された競馬法に基づいて開催されます。
平成25年4月現在、地方競馬を開催している主催者は、道県2(北海道、石川県)、市2(帯広市、金沢市)、一部事務組合10(岩手県競馬組合、埼玉県浦和競馬組合、千葉県競馬組合、特別区競馬組合、神奈川県川崎競馬組合、岐阜県地方競馬組合、愛知県競馬組合、兵庫県競馬組合、高知県競馬組合、佐賀県競馬組合)の計14となっています。また、競馬場は全国に17カ所あります。
【Q.】 地方競馬の競走の種類は?
【A.】 地方競馬には平地とばんえいの2種類の競走があります。
平地競走は、一周1000メートル以上の走路でスタートからゴールまでのスピードを競うものです。サラブレッド系のレースが行われています。
ばんえい競走は、わが国で生まれた独自の競走で、およそ1トンもある重種馬(サラブレッド系、アラブ系が軽種馬と呼ばれるのに対し、こちらは重種馬と呼ばれています)が、重い鉄製のソリを曳いて、2つの障害(台形状の小さい山)のある200メートルの直線セパレート走路で、パワーとスピードの両方を競います。ばんえい競走は、北海道の帯広競馬場で行われています。
平地競走では、競走馬の鼻の先端がゴールに到着した順位により着順を判定しますが、ばんえい競走は、ソリの後端が判定の対象となります。
【Q.】 ナイター競馬を知りたい!
【A.】 地方競馬では、夜間でも競馬を楽しんでいただけるよう、地域の皆様の協力を得て、ナイター競馬を実施しています。
昭和61年にわが国で初めてのナイター競馬が、東京の大井競馬場で実施され、会社帰りのサラリーマンやOLの人たちであふれるほど大変好評を博し、以来「トゥインクルレース」の愛称で親しまれています。
また、北海道の旭川競馬場(現在は廃止)では平成6年から、さらに平成7年には川崎競馬場でも「スパーキングナイター」と銘打ってナイター競馬がスタート。以降、平成19年には帯広競馬場の「ばんえい十勝ナイトレース」、平成21年には門別競馬場の「グランシャリオナイター」と、"日本初"通年のナイター競馬である高知競馬場の「夜さ恋ナイター」が始まり、平成24年からは園田競馬場で関西地区初のナイター競馬となる「そのだ金曜ナイター」も実施されています。 カクテル光線に映える競走馬の美しさを、ぜひ満喫してください。
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