22日の東京競馬ではまずまずのスタートから前目を追走するも、勝負どころでは砂を被った影響で進みっぷりがもうひとつになり8着。「道中は多少なら砂を被っても気にしていませんでしたし、悪くないリズムで追走することができたので、勝ち負けを意識したくらいでした。それが3コーナー過ぎからキックバックを急に嫌がり始めて、そこから走りがガラリと変わってしまったんです。早めに外に出すことも考えてはいたのですが、横に広がっている箇所があって余計に外を回ることになりそうでしたので、そこを無理に狙っていくことはできませんでした。それでも結果を考えるともっと上手く乗れなかったのかと悔しい気持ちですし、申し訳ありませんでした」(三浦騎手)「競馬場に着いてからの雰囲気、パドックの様子はいつになく良く感じていました。また、競馬に行っても途中まではいいリズムでしたが、3コーナーで大量に砂を被ったタイミングから気持ちが乗り切らず、その後にできるだけ影響がないような位置に付けても、闘志は戻りませんでした。できることならスムーズに外を上がって行ければ違うのでしょうが、もちろん枠もありますし、それこそこのクラスでのメンバー相手に大きく外を回っては楽ではないので、隊列次第で余計に難しさも出て来てしまいますね。それでも結果を出せないのはいい訳できないですし、本当に申し訳ありません。この後はレース後の状態を確認してからになりますが、夏は番組が極端になりますから、視野を広く持っていろいろ検討していきたいです」(古賀慎師)悪くないデキで競馬へ向かえただけに好走を期待しましたが、結果的にはキックバックを気にしてしまい、力を発揮できませんでした。この後はレース後の状態や番組をしっかりと確認してから、次をどうするか判断していきます。