デビュー戦は1番人気だった馬が、まさかスーパー未勝利に出るハメになるとは・・・。しかも、時計出せない。。

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◎アンティキティラ(セン3)
9日は美浦南Wコースで追い切りました(73秒2-57秒7-43秒0-12秒7)。「今週の土日どちらも視野に入れられるように今朝追い切りを行っています。馬場コンディションですが、雨の影響は間違いなく出るということはわかっていましたし、当初から目立つほどの速い時計を求めることはできないと思っていましたから、スピードよりも動きの質を求めて動かしました。動きとしては悪くはないかなという感じですね。乗り進めている分状態は上がってきていると思いますが、課題も抱えている馬なだけに絶好調と強気に言えないところが悩ましいところ。しかし、やれることをしっかりやってダートの1200mという条件に変えて押し切る競馬ができないかと考えています。より前向きさを出し、なおかつ左右のバランスの矯正をできるようにしたいと試行錯誤もしてきました。前走は右側だけのブリンカーを着用しましたが、この中間両サイドともに覆うブリンカーを試してみたんです。ただ、それだと偏り、モタれが出てしまうので、今回も片側だけのブリンカーにし、あと片方は場合によってはチークピースを着用することも考えています。また、よりハミを取れるようにすることも考えて、やれることをやれる限りやって何とか最後のチャンスに賭けるつもりです。1200mは土曜日、日曜日にひと鞍ずつありますが、天候状況から考えるとコントロールが難しい分前々で押し切る作戦に出たいので前残りになりやすい脚抜きのいい馬場を求めたほうがいいのかなという気もしているんです。それなので、今のところ土曜日に重きを置きつつ、最終的にはメンツをよく見て決めたいと思っています」(萩原師)12日もしくは13日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に出走を予定しています。