アンティキティラはいつの間にかもう休養7ヶ月目に入りました。適性もわからないままセン馬になり、この後はもういろいろ試す期間もありません。

秋の未勝利戦は9月上旬までだと思うので、あと3ヶ月。残された期間と今回のコメントを照らし合わせると、どうしてもマッチしません。かと言って、急がせることができるものでもないので、このまま目の前の事をやっていくしかないでしょう。

引退の話が出ないのは、9ヶ月の見舞金と出走回数での抹消給付金が関係しているのかもしれません。これが正解なら、出走は9月上旬に1回。ラストランをやって終わりですね。

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◎アンティキティラ(セン3)
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「中間には以前不安が出た膝部分に再び疲れが出たのですが、楽をさせた分、またいくらか持ち直しているように見えます。走りのバランス等も偏りがあるので、どうしても負担がかかりやすいのでしょう。それは付き合っていくほかないですから、慎重にケアを施しつつ、可能な限り乗っていくようにしたいと考えています。今週はそれなりのペースで動かしても大丈夫そうに思えたことから、今朝は馬場で少し大きめを乗りました。時計で言えば5ハロン72秒くらいですね。この後の変化次第でまた楽をさせるかもしれませんし、大丈夫ならば継続して適度に動かしていくことになると思います。馬の状態に合わせてメニューを組んでいくようにします」(天栄担当者)