SONY ILCE-7(α7)にてコード接続の汎用外部ストロボを使いたかったので、ビックカメラにてエツミのE-518を買ってきてマルチインターフェースシューに装着し、普通に使用できていたが、ILCE-6000(α6000)ではその組み合わせ用法では使用不可能である事を最近知った。(全く発光しない)


その旨をソニーのサポートに聞くも、おそらくサポート要員の著しい知識能力不足のためか、的を得た回答が全く出てこなかった。(念のため言葉を替え噛み砕き3回聞き直した)



そもそもエツミE-518を介しての問題でもあるためエツミ社にも聞いてみたところ、汎用大型ストロボを使うための「シンクロターミナルアダプターFA-ST1AM」という製品がソニーから出てます。という情報を得た。ちなみにILCE-6000で使うためには別売りの「シューアダプターADP-MAA(ソニー製)」を介して装着する必要があるようだ。(なぜソニーからそのような案内が出て来ないのか?)


そのようなわけで、ILCE-6000でコード接続の汎用ストロボを使うにはFA-ST1AM+ADP-MAAが必要のようであるが、結構高価になる。


そこでYONUNUO製 ソニーα用 ホットシュー変換アダプター YN-H3というのをADP-MAAを経由でILCE-6000に装着して、YN-H3のシンクロターミナルソケットに汎用ストロボのコードを差してみたところ、発光出来る事が判明した。(これはILCE-7でも問題なく使用可)


現在はその形で使用している(YN-H3(シンクロソケット)+ADP-MAA)という覚書。



ちなみにADP-MAAについて、私的に知ってる事をついでに加えてメモしとくが、HVL-F58AM、HVL-F43AMなど、オートロックシューのソニー純正の外部フラッシュをワイヤレスで使う場合、ADP-MAAを外部フラッシュ側に装着したままだと、ワイヤレス子機として作動しないので、使用上注意が必要である。


*ILCE-7で可能なのにILCE-6000では使用不能なのはどういった仕様の違いなのかもソニーには併せて尋ねたが、全く回答されなかった。とにかく「E-518はウチの製品ではないので知りません」という話しか出て来ない。とにかく汎用ストロボをILCE-6000でコード接続で使いたいというのが趣旨なので、その方法を尋ねても無駄だった。ソニーのサポートはなんという役立たずなんだろう。

X-T10 + XF50-140mmF2.8 R OIS WR

富士フィルムのレンタルサービスで一日借りてみた自分用覚書。
この記事は単なる自分用覚書ですので、突っ込んだレポートもしてませんし、作例写真もありませんが、ご興味ある方の参考になる場合もあるかと考慮して公開してる次第です。


感じた点箇条書き

①EVFの色に若干違和感 →慣れれば気にする事ではない


②UHS-Ⅰ以外のカードへのデーター書き込みがたいへん遅い →当日レンタルを利用するのに高速のカードを持参するのを忘れてしまったのが難だった。でも32GBのエクストリームPRO(UHS-Ⅰ)を運良く一枚だけ持ってたのでしばらくは救われたが、突っ込んだ本格撮影だとすぐ満杯になってしまう。64GB以上か複数枚の用意が必要だ。(他社だと2400万画素でも一枚あたりだいたい25MB以内なのに富士は1600万画素だが33MB前後で、③の画像の拡大確認のためにはRAW+JPEGにしないと拡大率に制約が出てしまうため、+JPEGの分、さらにデーター容量を要する事になるのが困る)


③撮影済画像の拡大が他社機に比べて僅かにしかできず、現場で即座にピント確認ができないのはX-T10でもそのまま同じ。(RAW+JPEG。RAWのみだとさらに制約かかるのでは?試してないが手持ちのX-E2やX-A1はそうである) →二コン キヤノンと同じようにして欲しい。さもないとプロ需要も伸びないだろう。PCなどに転送すればすぐ確認はできるだろうけど、撮影直後に反射的に即座に確認可能でなければだめだ。(RAWの画像がカメラ内で大拡大できるってのは技術的には画像データを直接見てるわけじゃないから意味無いそうだが、撮影プロセスとしては重要な事なんだよ。フジフィルムの設計はそういう点に理解が無いようだ)


④撮影時の画像消失時間が長すぎる。 →ミラーレス全般に遅いのが当たり前だろうけど、当日一緒に使ってたOM-D E-M1に比べ、とんでもなく遅く使い物にならないと思った。普段はそれ以外の他社のミラーレスも使うが、ストレスは感じた事は無い。(ちなみにSだと完全消失。CLだと画像が静止する)


⑤操作性は普通 → X-E2も使ってるから違和感は無い。グリップは小さいけどT10はあのくらいが最も妥当だと思う。富士全般に言えるSSダイヤルは無駄な飾りでしかないので完全廃止すべきという問題は根底に大きくある。撮影中のSSの調整も操作の煩わしさは他社機に比べたら突出した大問題ではあるが、私的には既存ユーザーなので多少の慣れもあったので容認範囲内だったのだろう。


⑥XF50-140mmF2.8について。富士全般の絞り値リングは基本的に完全撤廃されるのが理想だが、該当レンズはクリックも固めでストロークも長いので誤操作のリスクは低めだった。(撮影中に意図せず絞り値は変わってたりもしたが1クリック以上ずれなかった(笑)XF35mmF1.4だと動きまくってしまうため私的にはテープで動かないよう固定してる。XF56mmF1.2もそうしたいが、テープがすぐ剥がれてしまう特殊塗装?なのが問題だ。絞りリングをレンズに付けるのは構わないがライカと同じように先端に付けないと誤操作回避は難しい。フジフィルムの設計はそんな初歩的な事もわかってない。ちなみに二コンのMFレンズは着脱ガイドの出っ張り輪があるから誤操作がほとんど無い)補記:レンズ全般絞り値によって表情が変わる性質のものだから、私的には表現性質を変える意図がない限り、絞り値は動かす事が無い。だからレンズに絞りリングなんか、できたら付いてない方が理想的である。(←本体制御なら無用意に変わってしまう危険が少ないから)フジフィルムの設計はそういった写真表現のデリカシーにもイマイチ理解が無いようだ。
(ちなみに機械的連動する絞りリングならあっても意味があると思うけど、単なるスイッチならわざわざ付ける意味が無い)


⑦レンズは絞りリングの存在以外は特に問題も感じられず良い出来なんじゃないかと思った。
ちなみにズームレンジの50-140mm(かつF2.8コンスタント)ってのがたいへん使いやすくて良い。ニコンやソニーには無いが、特にα6000(Sony)あたりにこのレンズが使えたら是非とも使いたいもんである。(56mmF1.2もSonyE用が欲しい)
描写も良好である事をPC上で確認した。市場評判では解放は甘めとなってるが、開放でもちゃんとそこそこのキレはあると思う。ちなみにフジのXシリーズだとたとえば56mmをF1.4で使うような事もできると感じるが、普通にフルサイズで該当画角の85mmを開放なんていうといささか特殊な事かとも思うが、APS-Cだとそういう思い切った使い方もそこそこ出来ちゃうんだなぁと感じる。フィルター径が72mmで、でかくて重いけどX-T10でもバランス悪すぎとは思わなかった。
ちなみに動体予測テストとかそんな撮影はしてない。
AFは若干合わない事もあるが、大半は使えるレベルじゃないかな?(雨天になってしまったのでいろんなテスト撮影がほとんどできなかった)
二コン、キヤノンでフルサイズの70-200mmF2.8を使うよりも機材はコンパクトで、かつ、お値段も格段にリーズナブルにてこの描写が得られるのはたいへん魅力的で存在価値があると思う。


⑧現場ではちゃんと撮れた実感があまり無いが、自宅でRAW現像してみて感じるのが富士の底力かな。
ちなみJPEGそのままは富士とて大して良いとは思えない。
一口に言ってJPEGはベタっとして色が飽和しがちな印象。SILKYPIX現像してみて真価が発揮されると思う。





以上、覚書。この記事は多くの人に納得していただく目的で取材したり突っ込んだテスト撮影をしたわけではなく、個人的な覚書である点をご了承下さい。

http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/repairservice/servicestation/region001.html

発売当初は全く興味無かったが、発売から3年経とうとしてる最近、思いつきで購入してみた。

普段遣いのコンデジとしてはfujifilm X-Q1を使ってたが、撮像素子の大きさに対して画質に関したメリットも特に感じる事が無かったので、以前から使ってたSony RX100IIに戻る事にした。
しかし、RX100も高感度特性は良いけど画質について信頼性はほとんど無いカメラなため、画質に信頼が置けるもので、かつ携帯性もRX100IIを超えないレベルのもので考えた結果、Coolpix Aという結果になったのである。
(画質についてはRX100よりはるかに信頼がおけるレベルで期待通りだ)

そもそもは発売予定のNikon DLシリーズに興味があった(←何よりもアクセサリーシューが付いてて外部フラッシュも使える事が個人的な必須条件である)流れでの序章としてのCoolpix Aという選択でもあった。

また、Nikon機を取り入れる事によって巷に出回ってる楽しいサードパーティカメラ用品への選択肢も増えるのでは?という期待もCoolpix A という選択を推し進めた要因だ。

まず、導入してみたのはGodox TT685-N。

結果から言うとこれは全く使用不可能。カメラ側、フラッシュ側ともにいずれの設定にしようとも、とにかくTT685-Nの電源を入れるとシャッターが切れない。TT685-Nの電源を切るとカメラは普通に使えるが、当然フラッシュとしは機能しない。

これは個体不良?あるいはTT685-nだけの問題か?とも疑って他のGodox製品を某所で借りて試した結果、X1T-nも全く同じでving V860-nも全く同じであった。
(オフカメラコード経由でも全く同様にシャッターは切れない。PCコード経由などでX接点のみで繋げばマニュアル発光のみは可能かと予想される)

特にX1T-nに関しては「i-TTL対応の既存のすべてのNikonカメラに対応」とGodoxは謳ってるにもかかわらずのこの有様である。

そもそもCoolpix AはCLSのアドバンスワイヤレスには対応してないらしいが、RX100IIも同じく純正のWLモードを装備してないにもかかわらずGodoxのX1T-sを付けるとワイヤレスTTL調光が可能になってしまうわけで(←つまり、純正のワイヤレス機構とは全く別のGodox固有のワイヤレスシステムを上乗せするだけなのである)これはNikon純正のSU800と同様にこれだけは使えてくれるのでは?と強く期待してただけに非常に残念である。

ちなみに私のCoolpix Aが故障なのでは?という疑念に関しては他のフラッシュでi-TTL調光まで可能なのは確認できてるのでたぶん無いと思われる。(ファームウェア v1.12)

ちなみに
Metz 44AF-1 Metz 36AF-5 この二つはTTL調光まで正常動作OKのようだった。(Metzの他機種は試してない)
ネット上で知りうるところではNissinはi40以外は全て非対応のようで、純正NikonはSB-910 SB-900 SB-700 SB-300が推奨のようで、海外サイトだとSB-800やSB-600 SB-400も大丈夫のようである。
(ただし、CLSのアドバンスワイヤレスには非対応)

せっかくさんざん調べたので、単なる文章羅列だけで申し訳ないがメモとしてアップ。

ちなみにTT685-Nはせっかく買ったが装着して使えるカメラは手元に1台も無い。
X1T-s(ソニー用)からだとワイヤレスでマニュアル発光レベルと照射角ズームの調整は可能。
TTLでは適正露出にならないが、+3EV程度の露出補正で近接・遠景・バウンスなど、あらゆる条件で使えるようにも思われる。なので、X1T-sの子機として活用して、いつの日かNikonカメラを使うようになった際に活用しようかと思うが、たぶんNikonを導入するとしたらDLシリーズなので対応条件はCoolpix Aとほぼ同じなのではないか?と予想されている。
(DLシリーズの純正アクセサリーの互換性はNikonのHPに既に公開されている)

映像は音楽はショスタコーヴィチの交響曲第10番
これは第4楽章の峠的な一部分ですね。
本当はこの手前の第3楽章の言い知れぬ脱力感をお伝えしたい気分なんだけど、それだけの独立した実演映像が見つからないので代わりにこの映像をご紹介しておく。
(お伝えしたい落胆失望的な脱力気分とは対照的なせわしない内容ではあるのですがね)

今日の音楽はマーラーの交響曲第10番(D. Cooke版)
この終曲の序盤のフルートのソロ辺りが今日の位置?
悲しいような、不安なような…でも希望もあるような??

ルーセル(Albert Roussel)のDivertissement Op. 6
演奏はBerlin Counterpoint

バーバー(Samuel Barber)のカプリコーン協奏曲(英語: Capricorn Concerto)作品21
画像は第3楽章。

画像はスクリャービンのピアノソナタ第8番作品66
この曲の演奏してる実写映像を探してたが、やっと見つけた。
▼うん年ぶりのTDR。
会社の互助会経由で購入した割引券が使用期限が迫っていたため、甥っ子と行ってくる事にした。
▼そもそもは妹家族にプレゼントした券だったんだけど、どうしても行けないようなので、券が無駄になるので甥っ子だけ連れて行ってみたわけです。

写真は以上2枚のみでスイマセン・・・。

エボニーコンチェルト。
かのストラビンスキーの作品である。
楽器編成:独奏クラリネット、テナーサクソフォーン2、アルトサクソフォーン2、バリトンサクソフォーン、バスクラリネット2、ファゴット2、ホルン、トランペット5、トロンボーン3、ピアノ、ハープ、ギター、コントラバス、タムタム、シンバル、大太鼓:・・・との事なので思いのほか大編成だよね。