この曲は後のLittle Storiesに収録されたヴァージョンの方が激しさがあってより良くなってるんだが、このオリジナルヴァージョンも歌詞の切なさ、悲しみを訴えるような歌い方がすばらしい。
この曲の「知っているでしょう?」のところはまじで耳に残る。
 
Circle:少年ヴィヴィッド
Album:枯れ岸に咲く
Original melody:彼岸帰航 ~ Riverside View
Vocal:イチ
 
 
フィルター越しに理解した 往く道の終着点
きっとそうだって知っていた 認めたくなかっただけ
 
振り返ればそこにある 色褪せた誰かの声
過ぎ去ったあの日の絵は 今ではもう届かない
 
ここまでの足跡がいつまでも
残らない事を知っているでしょう
 
川霧を割いて進む船 行き着く先に
きっと意味は在りはしないのだろう 理由すらない
 
手向けられた花束に何の意味があるのだろう
揺らめいた存在の残り香は落ちる涙だけ
 
遠ざかる見慣れた景色の街
もう帰れないと知っているでしょう
 
視界が色褪せていく中 確かに見えた
彼岸花の紅が鋭く 鮮やかに咲く
伸ばした指先が小さく 水面を揺らす
 
 
 
 
 
 
 
切ない歌だなぁ・・・
歌詞からいろいろ察せることはあるんだけど、やっぱり無縁仏の心情を語った歌だろうなぁ・・・
なんでこんな歌詞のセンスがあるのに評価されないんだ・・・