ネコの情熱

ネコの情熱

40代熱血世代、ダンナとして、パパとして、働く男として、ひとりの人間として、徒然なるままに書きます。

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クルマが好き。


幼少の頃、家にクルマが来たのは、幼稚園のころだったか。


オヤジが初めて買ったクルマは、ブルーバード。

昭和55~6年なんだろうか。


「510ブルーバード」が旧車として人気が出るのはもちろん

そのころ想像できるわけもないが、我が家では満足していた。


オヤジはその後、安易なキャッチコピーにそそのかされ、

「いつかはクラウン」に乗りたいようなことを言ったときがあったが、

オレは「いつかはブルーバードに一度は乗りたい」と思っていて

いつの間にやらそんな車名は消えた。



自分で初めて買ったのは、4万円のど中古シルビア。

それに10カ月乗って、いきなり新車のFC、RX-7を買った。

その後、ゴルフ1中古、ユーノスロードスター新車、

ファミリア中古、BMW320中古、アルファロメオ155新古、

トゥインゴ新車、エルグランド美中古、パンダ4駆中古、

ジムニー新古、オデッセイ新車、となる。


途中結婚したので、トゥインゴ以後はファミリーカーとしての

選択も含まれてくるが、とにかくクルマは楽しい。

嫁さんも大好き。いろんなところにドライブでふらふらした。


いろんな分野のいろんな形態のクルマに乗ったが、

一番満足していて、できればそのまま乗り続けたかったのは

アルファロメオ155左ハンドルマニュアル。

13万キロで、オーバーヒートでヘッドが割れた。昇天。


いつか、またスポーツカーに乗りたい。

そのころ、FDのセブンの程度のいいのがあればいいなあ。

でももっと言えばFCのセブンのデッドストック(笑)なんてあったら

プレ値で買いたいな。


これからはもっと経済的なこととか環境とか、いろんな要素がクルマ選びに

入ってくるんだろうけど、とにかく乗って楽しいクルマに乗りたい。


そういう意味では、20代から30台にかけて、セブンとロードスターと

アルファに乗れたのは幸せだった。ひたすら楽しかった。


もちろん、いつかはフェラーリ、いつかはポルシェの夢は、

その夢がかなうか、死ぬか、まで持ち続ける(笑)

子どもが産まれたらしてあげたいことが昔からあった。


産まれた年に作られた時計をプレゼントする。



自分と同い年の時計や、クルマや、革ジャンなど。

オレ自身が、そういうのに憧れる。

そんな品を大事に使い続ける・・んー、かっこいい。


だから、その押しつけ。


自分がいま使っているものも、いつかぼーずたちが「ほしい」と

思えるものがいいと思っているが、誕生祝いで買うものは

オレのものではない。あくまでも贈り物。


その贈り物はなんでもいいんだけど、

クルマは現実的じゃないし、

着るものは大きくなってどんな体型になるかわからないし、

やはり時計がいいと思っていた。


長男が産まれて、祝いを各方面からもらって、

それを軍資金でどうだと女房に相談したら、

オッケー。


いまなら無理だな。経済状況が違う。



買う時計は、もちろんロレックス。

将来的にも、たぶんある程度の値打ちがあるだろうと。

親の気持ちも伝わるだろうと。



何かで生活に困った時に、何より当面の自分を助けてくれる。


いまのお金でいえば10万円くらいには必ずなる。


10万円あれば、食べるだけなら1か月くらいなんとかなる。

その間になにか考えろ、と。

大都会に出たり田舎へ逃げたりする旅費にしてもいい。

10万円にならなくても、5万円でも、なんとかなる。


そのとき腕にはめていれば、お金になる。なんとかなる。


そんな思いで、ロレックス。


最初は一番安いエアキングのつもりでいたが、

就職して使うことを考えたら、日付表示があったほうが

いいだろうと、オイスターパーペチュアルデイト、に変更。


文字盤はクロ。これは流行にのって。

当時キムタクがエクスプローラー1の黒文字盤をはやらせていた。


20歳がつけることを考えると、スポーティーでかっこいいと思い、

ステンレス、飾り気なし。


10年保障の店で通販で買った。


何回もやりとりし、「その年に生産されたもの」にこだわり、

品番を確認して、注文。


ささやかなこだわりは、裏に英語でメッセージを彫った。

3年後、二男が産まれたときも同じ時計、同じことをした。

 長男には「笑顔につつまれたよい人生を」

 二男には「やさしく強く」


裏のふたは数千円で交換できるので、それほど価値も下がらない。



家に届いてからは、ずっとしまってあるだけ。


最近、10年保障が切れる前に、長男のをオーバーホールに出した。

オーバーホールって言っても、ゴムパッキンを交換し、

注油する程度だと思う。


それで、また10年ねかせる。


成人祝いか、就職祝いか、どちらにしよう。


喜んでくれると思っているのだが。


もっと言うと、息子の嫁さんにも「素敵なおとうさまですわ」と

思ってもらえることを期待している(笑)

「うち、ねこ10匹おるんさ」


「へ???」



はじめてか、2回目のデートのときに、彼女は言った。


「いっちゃん、にいちゃん、さんちゃん、よんちゃん、くろ、ちゃー、こた・・・」


それまで、ねこがいっぱいいたら、牧場の馬とかと同じで、

見分けなどつくわけもないと思っていた。


それを見分けている、しかもとってもてきとーな名前をつけて、

でも愛情を持って。


20年以上前の夏の日である。


彼女、今の嫁さんにしてみれば、胸を張っての自慢だったのか、

それとも自分が彼氏にどう思われるのか、勇気を持ってのカミングアウトか。


別にどちらでもいいので、確認してみたことはないが、

たぶん後者ではなかったか。


オレも動物大好き、ネコ大好きは昔から。


でも、おふくろがネコ大嫌い。だから飼ったことはなかった。



それが、このうちは10匹もいる!ムツゴロウさんか!


変なやつ!でも、さすがに、彼女に会ったときに何か惹かれるものがあった、

オレも負けずに変なやつ。


彼女の言う「10匹おるんさ」がキラキラと光る言葉に感じた。


いま考えると、ほしくて10匹になったんじゃなく、計画の失敗。


でも、「10匹ねこを飼う彼女」は、ぐんと魅力的に思えた。


動物が本当に好きな女性は、ひたすら美しい。魅力10倍アップ。


彼女は、電車で乗っていた子どもの鼻水をふいてやる女子高生。

子どもも大好き。魅力さらに×10。合計100倍。


そうやって、彼女に惹かれていったのか、オレは。




結婚してからも、大半は2匹のネコがうちにいる。


オレが独身のときに彼女にそそのかされて飼い始めた、生涯の愛猫、べんてん。

いとこが飼えない事情になり、うちに来てくれた、JUNBO。


この2匹は、いまはもういない。


先に、JUNBO。


いまは、べんてんが旅立ってから半年後にもらってきた兄妹(姉弟)ネコ、

クロいのがクロ。シマがおはな。


クロネコは、7割がクロっていう名前だと思う。あと2割はジジ(笑)

まだろくな荷物は運んでこない。


ということで、

「家事をしてたり洗濯を干してたりするとネコがにゃーにゃーまとわりついてくる家」

という嫁さんの、結婚前からのささやかな願望は、ずっと保たれている。



そんなささやかな、ネコのいることの幸せ、うちにはあります。