【笹子トンネル】排気ガス出ないから天板イラナイヨ【天板落下事故の原因】 | 最初からクライマックス!

最初からクライマックス!

色んなコトに怒ってます。

痛ましい事故が起こってしまいましたね。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。(平伏)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121206/dst12120623300016-n1.htm


「補強構造が裏目に出た」連鎖的に被害拡大

2012.12.6 23:29
 山梨県の中央自動車道笹子(ささご)トンネルで9人が死亡した天井板

崩落事故で、崩落が広範囲に及んだ原因が明らかになった。最初にボル

トが脱落した場所から鋼板、つり金具、中壁、天井板の順で落下し、中壁

で連結された隣接する鋼板が引っ張られ、連鎖的に崩落したという。中日

本高速道路は「補強のための構造が裏目に出た」と釈明。県警は現場検

証で崩落状況などを確認しており、崩落が始まった場所の特定など事故

原因の解明を進めている。

 同社本社が点検作業を現地事務所や子会社に任せきりで実施時期や

内容を把握せず、ボルトの異常などを見落としていた可能性があり、県

警は近く同社の安全管理担当者らから事情聴取し、点検実態も調べる。

 同社によると、トンネル内部は天井板で換気ダクトと車道に区切られて

いる。ダクト側はT字形の鋼板2本の間につり金具と中壁が取り付けられ、

上部をトンネル本体とボルトで固定、下部の左右に天井板を敷き詰めて

いた。鋼板は1本6メートルで、鋼板同士の継ぎ目を1・2メートルの中壁

をまたがせて連結する構造だった。

 天井板同士もダクト側から車道側に空気が漏れないようにするため、

鉄筋で溶接し、モルタルで隙間を埋めていた。中壁と天井板の重さはそ

れぞれ1トン以上あり、鋼板1本に15トン以上の重量がかかっていた計

算になる。

 一方、中日本高速が崩落した約130メートルの区間を調べたところ、

鋼板やつり金具、中壁、天井板がすべて落下していた。中壁や天井板

だけで約330枚、重量は約360トンに上る。鋼板をトンネル本体と固定

するために埋め込まれたボルトも大半が抜け落ちたり、途中で切断され

たりしていたという。


崩落が始まった場所は特定できていないが、同社は国土交通省の事故

調査・検討委員会のメンバーらの意見も踏まえて、崩落が広範囲に及

んだ原因を検討。最初にボルトが脱落し、鋼板、つり金具、中壁、天井

板の順で落下。隣接する鋼板が中壁の落下に伴って下方に引っ張られ、

連鎖的に崩落したとみている。

 トンネルの構造に詳しい早稲田大学の小泉淳教授(建設工学)による

と、最初の鋼板が地面に完全に落ちる前には隣接する鋼板に2本分30

トン以上の重みがかかった。その重みにトンネル最上部に埋め込まれ

たボルトが耐えられず、連鎖的に崩落が起きたことが推測されるという。

 小泉教授は「結果的に鋼板同士を連結させていたことで被害が拡大し

たといえる。崩落が130メートルで止まったのは次のボルトが抜けなか

っただけで、被害がもっと拡大していた可能性もある」と指摘する。

 中日本高速は「鋼板同士を連結させていたのは、相互に支え合うこと

で、片方のつり金具や鋼板で問題が生じても、もう一方で支えられるメ

リットがあった」と強度面での効果を強調する一方、「鋼板を相互に支え

合う構造が裏目に出た可能性は否定できない」としている。


/////////////////////////////////////////////////////////


あーやっぱしぃ~3

釣られて落ちたんだねぇ。


でもね、構造自体がかなりボルトに負担を掛ける造りだなーって

思ったよ。

で、事故直後にネクスコ中日本は9月に検査した時は何も異常は

なかった、って報道にコメントしてて、それは打音検査をして、じゃ

ないだろ、と。(てか、あんな高い所で目視でナニがわかるのじゃ=3

ってプンプンですた・・・)


案の定・・・、というか想像以上に検査をしてなくて

吃驚でした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121205/dst12120523360012-n1.htm


点検基準バラバラ…統一基準なし、打音検査は

中日本高速以外「実施

2012.12.5 23:32 (1/2ページ)[企業・経済事件]


中日本高速道路八王子支社に設けられた対策本部に入り、状況

報告を受ける金子剛一社長(中央)=3日午前0時33分、東京都

八王子市(豊吉広英撮影)

 山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板崩落事故で、

トンネルの点検項目について高速道路各社の間に統一基準はなく、

基準の策定は各社に“丸投げ”の形になっていたことが5日、国土交

通省などへの取材で分かった。笹子トンネルだけ長期間にわたりボ

ルトの打音検査が実施されていないなど、安全にかかわる点検基準

に格差が生じており、専門家は「検査態勢への意識が足りない」と問

題視している。

 「天井板の固定状況や劣化による車道への落下の危険性の有無

を確認する」

 旧日本道路公団時代に策定された点検マニュアル「保全点検要

領」は、天井板の点検についてこう定めていた。「天井板の損傷は

つり金具などの腐食・破損が最も心配される」と、今回のような崩

落事故の発生を危惧する記述もあった。

 この点検マニュアルは、日本道路協会がまとめた「道路トンネル

維持管理便覧」に基づき策定された。平成17年10月の旧日本道

路公団の分割民営化後も改訂を重ね、中日本高速道路など各社

で使用されてきた。

 マニュアルでは以前から天井板の落下が指摘されていたが、笹

子トンネルでは天井板からトンネル最上部まで高さが約5メートル

あるため、ボルトなどをハンマーでたたいて確認する「打音検査」

は、緊急点検が行われた平成12年を最後に実施されなかった。

 一方、中日本高速以外の東日本、西日本、首都、阪神の高速道

路各社は、足場を使いトンネル最上部の打音検査を実施。打音検

査で「劣化はだいたい分かる」(東日本高速)といい、中日本と他の

4社で対応が分かれた形となった。


■バラバラの点検基準

 なぜ、中日本高速は他社と同様の打音検査を実施していなかっ

たのか。

 「民営化後は、経営方針も違う全くの別会社。安全対策の手法も

各社の色が出ており異なる」と高速道路会社の関係者が明かす。

旧道路公団分割民営化後、点検内容などに差が生じたという。

 点検頻度も、微妙に異なっている。阪神高速は23年、予算上の

制約などから、打音検査などを実施する「全般点検」の頻度を5年

に1回から8年に1回に改めた。打音検査の対象につり金具のボル

トを含めていない社があるなど、対応もさまざまだ。

 マニュアルで打音検査を定めていなかった中日本高速は「記載が

ない以上、打音検査をするかどうかは現地任せだった」と話す。

 道路整備特別措置法によって、高速道路トンネルの点検、維持管

理は高速道路各社に任されているが、国土交通省の担当者は「点

検基準がここまでバラバラだったとは…」と驚く。

 危機管理に詳しい日大法学部の福田充教授(43)は「会社によっ

てチェック態勢にばらつきが生じているのはおかしい」と話す。福田

教授は「高度経済成長期に建設された全国の道路設備でも同様の

劣化が進んでいる可能性がある」と指摘。点検基準の見直しが急

務との認識を示している。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121204/t10013936321000.html


崩落事故 中日本高速道路本社など捜索
12月4日 11時58分

山梨県の中央自動車道のトンネルでコンクリート製の天井板が

崩れ落ちて車3台が下敷きになり、9人が死亡した事故で、山梨

県警察本部は業務上過失致死傷の疑いで中央自動車道を管理

する「中日本高速道路」の名古屋市にある本社などを捜索してい

ます。

捜索を受けているのは、中央自動車道を管理する「中日本高速

道路」の名古屋市にある本社や八王子支社、それに事故が起き

たトンネルの保守管理を行っている中日本高速道路大月保全サ

ービスセンターなど合わせて6か所です。
このうち、本社には午前10時すぎ、捜査員10人余りが入り、事

故が起きたトンネルの点検などを統括する「保全・サービス事業

本部」などを中心に捜索しているとみられます。
2日、山梨県の甲州市と大月市にまたがる中央自動車道上り線

の笹子トンネルで、厚さ8センチほどのコンクリート製の天井板

が130メートルにわたって崩れ落ちた事故では、車3台が下敷

きになって火災も発生し、9人が死亡、2人が重軽傷を負いまし

た。
中日本高速道路によりますと、天井板をつり下げていた「つり金

具」をトンネル本体の壁に固定するボルトが抜け落ちていて、ボ

ルトやその周辺部分の老朽化が事故につながった可能性が高

いとしています。
このボルトは昭和52年に天井板の工事を終えて以降、

交換したり、補修したりした記録はなく、ボルトで固定

しているトンネルの上部の壁については、これまでの

点検では目視にとどめていたということです。
一方、警察は事故の状況を詳しく調べるため、4日朝からトンネ

ルの中で現場検証を行っています。
警察は事故の原因を解明するとともに、安全管理や点検状況に

問題がなかったか、捜索で押収する資料を分析したり関係者か

ら事情を聴いたりして、捜査を進めることにしています。

中日本高速道路“大変遺憾”
中日本高速道路は、「当局の捜索を受けたことは大変遺憾なこ

とと考えています。今後、捜索に全面的に協力します」というコ

メントを出しました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

読めば読むほど怒りが込み上げ。

事故が起こって当たり前ですやんUu


9名の方が亡くなってしまっているんですが、これが帰省ラッシュ

時に起こってたら・・・と思うとゾッ!っとしました。


検査会社にナニを依頼してたのか・・・。

単なる責任逃れでしか思えないお粗末な検査法に

「これまで何の疑問も持たなかった」

って答えた責任者の罪は重いですナァ・・・。(痛)


てか、建設時に天井に上がって検査できる作りにするべきだ

ったよね。


てかね、残りのトンネルを検査するのも結構だけどサ、

CO2削減で車産業は一生懸命排気量を減らす車作り

をしたしさ、

もう天板要らないんじゃね?

って思わなくも無く・・・無く・・・。

そこのトコどうなのかしら?ってエライ人にお伺いしたい

でし。( ̄(エ) ̄)


ついでに、嫌なことをいうと日本の建築物の法律で天井に

関するもので確かな安全基準とかの規制って確かまだ無いと

思うので気をつけた方がいいと思うヨ・・・。ふさがってれば

いいでしょ、と。

(ワリと残念なお知らせ)


もっと解り易くぶっちゃけると、

そもそも屋根に何かを載せるって考え

で造ってない以上、後付けの重いソーラー

パネルを置くのはどうかと思います。

(日本の屋根を活用しよう!ってCM見てふざけんな=3

ってオモッタヨ。まぁ乗っけた後で雨漏りしても、落ちても

自己責任だよね。)


ここ読んでショック受けた人、スマンネ。(←あんまり悪いと

思ってない)


ゼロリスクを叫んでる元民主党の多い名前負けの党の

ばーさんに言いたい。

リスクが無いものなんてこの世には何一つないんだよ。

(ドイツが脱原発を叫んでソーラーパネルを導入したけど、

失業者が増加して事実上失敗の政策だと言うことをまだ

知らないらしい)