http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110430/biz11043012000006-n1.htm
アイデアで被災地を救う!関西の中堅企業でさまざまな
復興支援の動き
2011.4.30 12:00
アインが被災地に送った「ナノミストバス」。組み立て式でどこにでも持ち運びが
できる=大阪市浪速区の本社(香西広豊撮影)
関西の中堅・ベンチャー企業の間で、東日本大震災からの復興支援の動きが
広がっている。大手企業のように多額の義援金拠出などは難しいものの、オリジ
ナル商品の供給や独自の取り組みで知恵を絞った支援が特徴だ。
美容関連商品などを手掛けるベンチャー企業のアイン(大阪市浪速区)は、車
いすのままで“入浴”できる「ナノミストバス」を被災地に送った。目に見えない微
細な水の粒子が皮膚の汗腺を刺激、お風呂がない避難所でも服を着たままで
も入浴と同じ効果が得られるという。
ナノミストバスは折りたたみ式のキャビン(小屋)、ナノミスト発生装置などで構
成。キャビン内で約40度の低温ナノミストを循環、全身のすみずみまで行き渡
ったナノ粒子が肌の角質層の奥まで届き発汗を促す仕組みだ。
大阪府立大学の総合リハビリテーション学部などとの産学協同で開発した。
湯船につかったときの水圧による圧迫感がなく、またキャビン内は38~43度
の室温が保たれているのでサウナのような息苦しさも感じないという。
最大のポイントは、ナノミストの粒子が300~500ナノ(1ナノは10億分の1
メートル)と目に見えないほど超微細で、その大きさも均一なことだ。
着ている服や頭髪もほとんどぬれず、「キャビン内では本も読める」(佐川順
治取締役)。現在、避難所となっている宮城県石巻市内の公民館に3台が設置
され、「今後、被災地の介護施設や病院にも提供する予定だ」(同)という。
紐(ひも)製品を手掛ける森製紐(同市東成区)は「あやとりひも」を無償で提供。
特殊な接着技術を使った結び目のない輪状の紐で、大人用(約180センチ)と
子ども用(約140センチ)を用意した。同社では「避難所や保育園、幼稚園、小
学校、また医療施設や老人ホームなどで、1人でも多くご使用いただき、震災
復興の一助になれば」としている。
申し込みは同社ホームページ
(http://www.mori3.co.jp/cp-bin/ayatori.php)からできる。
義肢装具・福祉機器メーカーの川村義肢(大阪府大東市)は、不要となった福
祉用具を回収し、修理・メンテナンスをして被災地に送る活動を展開している。
対象はつえ、車いす、歩行器などの福祉用品の新品未使用および新古品。排
泄(はいせつ)用具や入浴用品など直接肌に触れる製品は、衛生管理上未使
用のものとしている。6月20日まで受け付けている。
産業設備機械などを扱うファクトリー・エンジニアリング・サービス(大阪市鶴
見区)は、休眠中のプレス工場を設備付きで無償貸し出しするという。
貸し出す工場は岩手県一関市にあるプレス工場。プレス圧力40トン(高速プ
レス)から同160トン(汎用プレス)までのプレス設備14台などを備えているほ
か、ワイヤカット機や細穴放電加工機、精密平面研削盤などの設備も利用でき
る。
期間は1年程度で、「金型と材料を持ち込めば、すぐに生産できる」(同社緊急
災害対策部)という。
未曾有の大震災から約50日。被災地では少しずつではあるが復興に向けた
動きが出始めている。こうした関西の中小・ベンチャー企業による支援の動きも
さらに広がりを見せそうだ。
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いい記事だから保管保管v
すごーいvハイテクだなぁ~~~。服着たまま入浴みたいな爽快感
が得られるんですかぁ。
でもなー。やっぱザブーンってお湯に浸かる気持ち良さは理屈じゃないから
なぁUu(ご年配の方がはたして納得して下さるモノなのだろうか?、と首捻り。
やっぱ実際入ってみたーい=3)
水のない所とか水が使えないと所とか、脱いだり出来ない環境下では
こんなイイモノないですね。