beats by Dr Dre in Tour V2のエージングがおそらく200時間を超えたのでエージング完了とします。

in Tour V2のエージングが終わらないうちにもう一つのイヤフォンを追加することになり、こちらも鋭意エージング中ですが、今回はin Tour V2に関してのメモとなります。

結論から言えばやはりダイナミック型という形式の枠を出ていない。まあ実売14,000円程度の商品に過大な期待は禁物ですが、音としての価値としては10,000円程度という評価です。残りはデザイン代。色は白を選びましたが、ケーブルの赤、耳に入れる部分の背面、一番目立つ部分の「b」ロゴと目立ちます。Apple Storeでも売っていますからある意味安心感もあります。
リモコンもiPhone5sと組み合わせれば再生/一時停止、ボリュームの増減に対応しています。

エージング終了後の試聴は3台の端末で行いました。iPhone5s、Nokia Lumia 920、Meizu MX-3とOSはすべて違います。ちなみにiOS、Windows Phone 8.1、Android 4.2.4です。
beat in TourV2を爆音近い領域でも一番楽しく鳴らせたのはNokia Lumia 920でした。これはWindows Phone OSが8.0から8.1に上がり、高域の出方が出過ぎるほどのプレーヤに原因があります。試聴曲はTRF 20周年記念のTributeアルバムに入っているSTUDIO APARTMENTとAishaによるBOY MEETS GIRL、Aishaの声が舞台の上で歌っているように聞こえるか、周りの楽器の音をどこまで拾っているかが聴くポイントになります。

比較用のリファレンスとしてすでに二年近く愛用しているFinal Audio Design HeavenⅣとまだエージングの終わっていないHeaven Ⅵ。

端末はNokia Lumia 920で固定して、聴き始めはオーッ出ていると感じるボーカルですが、曲が進むに連れ段々とオフ、声が遠くなります。beats in Tour V2では最後は完全に頭の中でこじんまりと歌っています。一方BA型のHeavenⅣ、HeavenⅥは頭の中から飛び出して聞こえます。

端末をiPhone5sに変えてみます。低域の駆動力不足が露呈します。beats in Tour V2の最も得意な低域の音がNokiaのように完全にコントロール出来ている状態ではなく一応音は出ているようだけど...となります。
これはiPhoneだけで聴いている分にはこんなもんだろうという残念な判断になります。世の中知らない方が幸せっていうことは多々あるんですが。

さて端末をトータルでベストな音で慣らすMeizu MX3に変えます。Nokiaほどではないけれどbeats in Tour V2を気持ちよく慣らしています。高域もダイナミック型としてはまあ自然でしょう。ここで思いついて、4年前のオーディオテクニカ製の7,000円程度で買ったカナル型のイヤフォンを出してみました。付いていたイヤピースでは低音が全然出ていない(イヤピースの使いこなしが出来ていない時代の残渣?)ので超絶柔らかいイヤピースに変え耳の部分での密閉度を上げます。低音がバスバスと出ていますw。これがイヤでおそらく少し小さめのイヤピースで低音を抑え高音のバランスを取っていたのだと推測します。
しかし、何曲か聴いて音が耳になじんでくると高音はまったく足りていないけど中低音はしっかり出ています。足りない高音も脳内補正のおかげで最後はこんなもんだろうというところまで来ましたが、やはりbeat in Tour V2と比べると高音が足りません。

さてBA型のHeavenⅣから音を出します。ああ圧倒的なボーカルの近さ、Aishaが息を抜くときの感じも良く出ています。HeavenⅥはもともと女性ボーカルを聴くために買った製品だけに文句なし。文句は値段だけw、39800円はMeizu MX3とほとんど変わりません。まあぼったくりのiPhone5s、91800円(64GB購入時)にくらべればバランスは悪くないのですが、iPhone5sにHeavenⅥはもったいないw。そりゃHeavenⅣよりはボーカルを前に出してくるけれど低域の頼りなさは...せっかくのHeavenⅥの帯域の広さが生きてこない。

結論:iPhoneは従来からのポリシー通り、電話と各種SNS。音楽とビデオ再生はMeizuに任せます。Nokiaはカメラの画質ではどっちよりも先へ行っているので3台持ちは変わりそうもありません。
in Tour V2はダイナミック型のリファレンスとして使います。ま持ち歩きはしないでしょうw。

先日天然ウナギを食す会でiPhone5s持ちの友人と久しぶりにありました。七万円ほどのDAC(Digital Audio Converter)、いわゆる外付けアンプですが、これで以前は聴いていましたが先日は進化していました。自分ではポリシーで手を出さない単能オーディオ・プレヤーを持っていました。彼も私もalanのファンですからalanの曲を聴きました。イヤフォンはHeavenⅥで。見事な音、デジャブ、自宅のん百万円のオーディオシステムのように静寂から声が楽器が立ち上がり、歪をまったく感じませんw。いくらするの?と聞いたら二十五万円だそうです。これなら耳を完全に密閉しても、そこそこの音量で聴いても、電車のアナウンスも聞こえそうです。
しかし自分はiPhoneよりも数倍重たく、音楽を聴くためだけにこの単能のプレーヤーは多分買わないでしょう。たぶん。



久しぶりの書き込みです。Windows XP→7へのアップグレードでこのブログの本文パートへのコピペが出来なくなり、以前もやった作業をやりましたがダメだったので放置しておりました。今はWindows7でも無事にコピペが出来るようになりました。
PC以外にもiPadやiPhoneからも書き込めますがやはりキーボードが一番楽。どうせブログは備忘録のメモ代りですからなくなってもいいんですが...

さて現在使用中のモバイル用イヤフォン、Final Audio Desig HeavenⅣは使用して1年半を経過し絶好調で鳴っているのですが、そろそろ次機種をということで、beats in Tour V2という同じカナル型のものを買いました。 店頭での視聴では低音豊かと聴いていたけどそこそこ、高温は絶対的に足らないと感じましたが、格好よさに惹かれ決めました。
購入して一週間ほぼ昼夜連続再生でエージング中ですが、ほぼ100時間を経過し傾向は見えてきたので中間報告?ということで気がついたことをメモします。

まず店頭での視聴時に付けていたシリコンゴムのイヤピースは比較的素材が厚く耳坑(耳の穴)にぴったりとフィットするというものではなく、耳が全体に大きい私の耳では密閉も出来ないものでした。
これを10種類以上(同サイズ)ある自分のイヤピースの中から比較的素材の薄いものを取り付け音出ししてみたら、低音の張りと言うか伸びが良いと感じたものの高音の鮮明さが足りないと思いました。

100時間のエージング後は低音がかなり締まってきたこと、高音が少し伸びやかに感じます。ある程度のエージングが出来たところで、エージングの音出しにバッテリが最強力という理由で使っていたNokia920 Windows PhoneからまずiPhone5sに替えました。
結果はなんだコレという印象で低音の出方がまるで違います。もともとiPhoneの音声増幅アンプ(DAコンバータ含め)は、省電力を考えているのかスピーカ(イヤフォン)の駆動力は貧弱です。さらに周波数特性を見かけ上良くするための負帰還も多めに感じます。ある特定の曲では低域の位相回転も感じます。せっかくリモコンがiPhoneなら再生/停止、ボリューム+-もすべて使えるのに、なんてこったという感じです。
iPhoneのユーザーで良い音を求める人たちが外付けのDAコンバータ(アンプ)を3-5万円という金をはたいてまで使う理由もこの辺にあるのかと思います。

さて次は音の良さで本命の端末Meizu MX3で聴いてみます。低域の駆動力ではNokiaに一歩譲るものの低域は安定して位相回転は感じません。位相回転とはある周波数域(低域)でズンッと来るところがスッと空振りを食らうと言えば分かるでしょうか?
で高音域ですがリファレンスとしているFinal Audio Designの透明な高音は出ませんね。駆動方式がダイナミック型とBA型という全く違う方式ですから無理と言えば無理なんですがw。
具体的にFinal Audio Designと比べるとボーカルの上の音域はシンバルとかストリングス、ブラスといった楽器の音は出ているのですが唐突に出てきます。BA型のFinal Audio Designはボーカルとストリングスやブラスの音の間の透明感が感じられるのにbeatsは霧の中から唐突に音が出てくるという感じです。

聴く音楽のジャンルがボーカルではなくイージーリスニングやフュージョンといったものであれば気がつかないのですが。

次は200時間経過時のレポートとなります。
しばらく投稿に間が空きましたが、備忘録という観点から連載します。
3台あるスマホのメインで使っていたiPhone4s香港版がまもなく購入から丸2年。性能・機能にはまったく不満はありませんが、iOSを5.1.1のまま固定して使っていたこと、バッテリーの持ちが目に見えて悪くなってきたことからiPhone5sへの変更を考えていました。
当初は米国で販売されるモデルA1533のSIM Lock Free版を買ってNTT docomoのSIMカードと、中国出張時には中国联通のカードを使います。問題は価格が日本への並行輸入業者では64GBモデルで11万円、高い!
そんなさなか、Apple Japanから天の霹靂が、日本市場向けには初のSIM Lock Free版が発売されました。気になる価格は64GBで\91,800、輸入品や中国苹果の価格よりも2万円ほど安い。
発表当日の夜、ネットで注文ボタンをポチリました。
1~2週間と言われていた納期は自宅配送までなんと4日。よほど売れていないのでApple社もあせり始めていると感じました。

さて、SIM Free iPhoneの話題は2chをはじめネット上では大変な話題で、私のような人間が情報交換しています。現在契約中のNTT docomoのSIMカードを使うにはNTT docomoが販売した端末だけが接続できるAPN、spmodeが使えないため毎月210円高いmoperaUというインターネット接続サービスを利用します。
一番の関心はそのmoperaを使って4G(LTE)という高速回線が使用可能か、インターネット共有(Portable hotspot)が使えるかでした。

結論はmopera接続したくとも、NTT docomoのSIMカードを入れて電源を入れると勝手にキャリアのFirmwareが15.6というバージョンに上がり、APNの設定画面が消えてしまいます。
対策はWindows PCまたはMACのiPhone構成ユーティリティというソフトをインストールして、プロファイルを作り、iPhoneにUSBケーブルで転送してそれをインストールするという面倒くさくかつ、機械翻訳された日本語のヘルプを読んでも良く分からない手順でAPN:mopera設定が完了すればdocomo回線につながります。
これでLTEは使えるようになりました。しかしインターネット共有は出来ません。
docomoとのインターネット接続のmoperaUを契約していればspモードの契約は請求されないので、早速申し込み、なんと中国联通のAPN切り替えアプリ(APN设置)があり、今度はこれでPCを使わずとも自己完結でAPNが設定でき、spmode.ne.jpでつないで見ました。
LTEはもちろんインターネット共有も出来ました。
NTT docomoでは自分のところで売った端末だけをspmodeに接続させているという噂があり、いつまでつながるかは分かりませんが、そうなったら別のキャリアに行くだけです。