緊張型頭痛は、おそらく日本人に最も多い頭痛です。

片頭痛と並んで、一次性頭痛の代表格です。

 

筋肉の痛みが、その原因です。

 

肩こりの原因となっている筋肉の痛みであることが多いため、後頭部に強い頭痛となることが多いですが、眼精疲労などが原因となり、前頭部や側頭部にも頭痛が出現することがあります。

 

 

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緊張型頭痛の三大原因は、以下の通りです。

①ストレス  ②姿勢が悪い  ③運動不足

 

特に、姿勢の悪さは、パソコンや携帯電話を長時間使う、長時間の運転といったことが、原因になっていることが多いです

 

他に、膝が悪いとか、腰が痛いといったことから姿勢が悪くなり、緊張型頭痛を発症することもあります。

 

 

さらに、副鼻腔炎(蓄膿)や歯疾患も原因となることがあります。

 

 

そして、意外に関係している病気が、”ジストニア”というもの。

今回は詳しく触れませんが、筋肉が常時緊張している状態となる病気で、中には遺伝が関係する難病であることもあります。

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突然頭痛が出現する片頭痛と違って、いつ頭痛が始まったか分からないことも。。 そして、1日中頭痛を感じる方もたくさんいらっしゃいます。

 

主に夕方、つまり疲れやすい時間に悪化することが多く、良くなったり悪くなったりと、一日の中で変動します。

 

”重だるい感じ”とか、”締め付けられるような感じ"を自覚する人が多く、痛みというより、”だるさ”と表現する人も多いかもしれません。

 

また、吐き気などは伴いにくいため、片頭痛と異なり日常生活への重大な影響がない場合も多いと思います。

 

寒暖差が強い場合などに、急に悪くなるタイプもあります。

暖かい時期に比べて、最近冬に入ってから頭痛が悪化した人もいるのではないでしょうか??

 

 

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中には“後頭神経痛型”というのもあります。

この場合、後頭部や頭頂部などに“電気が走るようにびりっとするような”、とか”チクチクするような”痛みが伴います。

 

肩こりの筋肉は、背中から肩、そして後頭部にかけて広がっています。この筋肉が凝り固まります。

そして、後頭部の痛みに関係する神経は、この凝り固まった筋肉を突き抜けて走行しています。

 

そのため、凝り固まった筋肉が神経を締め付けることで、"筋肉の痛み"ではなく"神経の痛み"を生じます。

これが、"びりっとする痛み"や"チクチクする痛み"になります。

 

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さらに、“ふらふらする”めまい感を伴うことも多く見受けられます。

 

めまいと言えば、耳(三半規管)の問題、と思われるかもしれませんが、緊張型頭痛に伴うめまいの方がより一般的かもしれません。

片頭痛は、非常にたくさんの人が悩んでいる病気かもしれません。

でも、片頭痛と思っていた頭痛、実は他の頭痛かもしれません!
実際に、片頭痛と思って病院に来たのに、実は緊張型頭痛だったという方は沢山います。

今日は、片頭痛の特徴を書いていこうと思います。

片頭痛は、その名の通り、"片側に頭痛が起こる"ことが多い病気です。
でも、実際に片側にだけ痛みがある人は4割くらいです。

なので、頭痛が片側にあるか両側にあるか、は片頭痛の診断には、あまり役に立ちません。。

一番大切なことは、
過敏性があるかどうか、、です‼️

音に過敏とか、匂いに過敏とか、の過敏性です。

例えば片頭痛の人は、頭痛がある時、暗くて静かな場所でじっとしていたいと訴えます。
これは、音や光に対する過敏性を意味しています。

他には、お腹の過敏性があるため、吐き気を伴うことが多いです。


このような過敏性は、他の頭痛ではあまり見られません。



もう一つの特徴は、頭痛が"発作的"ということです。

例外はありますが、頭痛があるときと無いときの違いがはっきり別れていることが多いです。

朝は弱くて、夕方に徐々に強くなる頭痛は、あまり片頭痛っぽくない、ということです。


他には、次のような特徴もあります。
① 車酔いしやすい
② 人混みが苦手
③ 両親、特に母親が昔、頭痛に苦しんでいた
④ 天気や生理の影響で頭痛が出てくる
⑤ 頭痛の前に、周りが光って見える

などなど。


これまでの内容が当てはまるものが多ければ、片頭痛の可能性がかなり高いと思います!

頭痛薬の飲み過ぎによって将来、薬が効かない頭痛になることもあります。

なので、しっかりと診断して、予防の治療も検討することが大切です‼️

頭痛に悩んでいる方は、たくさんいるかと思います。

 

頭痛といえば、どのような病気を思い浮かべるでしょうか?

おそらく、”片頭痛(へんずつう)”ではないでしょうか。

 

一言に”頭痛”といってもその原因は様々です。

 

今回は、そんな頭痛について書いてみたいと思います。

 

 

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頭痛を起こす病気の中には、恐ろしい、命にかかわるものがあります。

 

脳出血とか、脳腫瘍とか、、怖いですよね。

 

このような恐ろしい病気を気にされ、脳神経内科を訪れる方はたくさんいます。こうした頭痛のことは、”二次性頭痛”と呼んで区別しています。

 

そして、二次性頭痛を疑った場合、CT検査などの精密検査を行っていきます。

 

 

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”二次性頭痛”があれば、”一次性頭痛”もあります。

 

一次性頭痛は、あえて言えば、命にかかわらないことが多い頭痛といえます。

 

その代表が、片頭痛であり、他には緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)や群発頭痛(ぐんぱつずつう)などの頭痛が、一次性頭痛に含まれています。

 

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頭痛の治療は大きく、

 

①頭痛が起きた時の治療(急性期の治療)

②頭痛を予防するための治療(慢性期の治療)

 

の2種類に分かれています。

 

そして、頭痛の原因となっている病気に応じて、その治療方法を考え、しばしば試行錯誤しながら診療にあたっています。