ultimatetuneのブログ

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第3宇宙速度、秒速16.7km/sec以上出せれば太陽系から離脱できます。

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1カ月あけましてすみません。あけましておめで。。!( - -)/☆(*_*)

「論より証拠」ということで作りました。動作しました。
基板は秋月電子の、72mm×47mmの両面スルーホールのユニバーサル基板です。
DCRx0501

【フロントエンド部(RF)】
4580DD(JRC)を使って、4段増幅してます。青いターミナルに適当な電線をつなぎます。その電線にあたるというか通過する電磁波を増幅します。トータルで、10000倍程度です。

【局発部】
画像右上の4069というIC(14pin)のインバータをつなげた発振回路。サンプリング周波数である59kHzの矩形波が生成されます。

【スイッチャー】
4069の左隣のIC(14pin、MC14066CPと刻印がある)が、鍵となる部品で4066という型番でだいたい地球上で売られているものです。アナログスイッチが、4個入っています。
 わかりやすく説明しますと、フツーのスイッチが、あるとします。手でスイッチを押した時だけ回路がつながって(閉じると言う)豆電球がつくのは想像できます、よね。(うちのばあさんの名前はヨネだった。かんけーねー!) この「手で押す」という行為を電圧でできるのです。 この動作はFETというトランジスタでもできるのですが、方向性と周波数特性(この素子の場合どれだけ素早く反応できるかということと考えてください)を考慮するとこのICを使った方が効率的です。74HCタイプの4066だと1個50円で買えます。

【終段増幅(AF)】
目標の周波数60kHzを59kHzでスイッチング(チョッピング)するので、1kHzのピー音が、出力に含まれます。この1kHzの信号をLM358というアンプICで20倍位に増幅します。あとはPC用のアンプ付きスピーカーにつなげて聴きます。

本格的には、フィルタを適宜各段前に置いたりするのですが、今回のは本当にプリミティブな簡単な構成です。

運用時間内でればピーピー聞こえます。で、アンテナは結構大きいのが必要でした。段ボールの箱にウレタン線を4、50回巻いてやっとです。発想の出発点が違う方式ということで「こりゃええわい」と思いましたが、LC共振させる、とてもよく利用される方式もすばらしいんだ。。と改めて実感しました。