稲葉敦志オフィシャルブログ -稲葉式不眠症改善ブログ- -69ページ目
睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の
2つの種類があります。

レム睡眠は、瞼(まぶた)の奥で目玉が激しく動く眠りで、
それ以外の眠りをノンレム睡眠と呼びます。

睡眠のほとんどはノンレム睡眠で、およそ80%。

ノンレム睡眠には、4段階のステージがあり、
ステージ3~4の深い眠りの時(徐波睡眠中)に、
脳の肉体の疲労回復が進みます。

寝入ってまず訪れるのはノンレム睡眠です。

入眠後45分程度すると徐波睡眠に陥り、
脳下垂体から成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンはタンパク質の合成を促し、
筋肉などの体のメンテナンスを促します。

筋肉トレーニングをして刺激すると、
筋肉の細胞が傷つくように、
日中脳を酷使すると脳内の神経細胞もダメージを受けます。

神経細胞同士をつなぎ、
情報をやりとりしているシナプスの機能が低下して、
情報の伝達や処理が滞るようになります。

こうした神経細胞の機能低下も、
徐波睡眠中にコツコツと修復されています。

一度寝たら朝まで起きないのが正常だと信じている人も
少なくありませんが、レム睡眠とノンレム睡眠は交互に
訪れ、脳の一部が活動するレム睡眠時と浅いノンレム睡眠時は
目覚めやすくなっています。

睡眠中は無防備なので、
定期的に目覚めるよう睡眠に波を作り
外敵に襲われる危険を減らしているのです。

夜中に目が覚める中途覚醒でも、
一晩に1~2回であれば正常だと考えていいと思います。

中途覚醒の時刻をメモすると、
レム睡眠が何分おきに訪れるかが推測できます。

通常は80~110分おきで、
その倍数で目覚まし時計をセットすると
寝起きがスムーズになります。

後半ほどレム睡眠は長くなりますが、
これは翌朝に備えて前日得た情報の整理整頓を行い、
起きる準備を整えているからです。


稲葉敦志