午後の早い時間帯における眠気は、
子供から大人、年配の方に至るまで
広く認められる現象であり、
文化的拘束の可能性が強いと言われています。
ラテン系諸国や熱帯、亜熱帯地域では、
眠い時は眠ってしまおうという考え方で,
シエスタという昼寝の習慣が根づいています。
日本の場合は、眠い時には楽しんで
眠気を克服してしまおうという考え方で、
午後2時から3 時に休憩をして
茶菓子を食べるのが「御八つ(おやつ)」
(未の刻:現在の午後2時頃)となり
眠気対策として洗練化されてきた休憩習慣となっています。
しかし、“昼寝“と聞くと「だらしない」
「なまけもの」などの悪いイメージをもつ人が
多いのではないでしょうか?
先進諸国においては未だに昼寝を
タブーとする考え方が強く根付いているのが現状です。
これまで、特に先進国では、
下記のような昼寝の弊害が指摘されてきました。
・生物リズムが乱れる
・夜間の主睡眠に影響がでる
・昼食直後に睡眠慣性が残り、事故や成績の低下を招く
結論から言うと、これらは間違った概念であり、
正しい昼寝をとれば上記のようなことは全くありません。
むしろ、昼寝によって得られるものはたくさんあるのです。
実際に正しい昼寝をしてみると分かるのですが、
昼寝や仮眠の後は頭が非常にすっきりとし、
物事に取り組む集中力が高まります。
私個人の意見としては、一日のうちで一番エネルギッシュに
行動・判断ができる時間帯になると感じています。
稲葉敦志