石鯛和竿の細身の限界
カーボン竿全般が細身軽量になっていて、昔の石鯛竿の半分近い
重量の竿もあるが、高密度で薄いブランクスを使用する為
価格も高くなる。
置き竿メインの私にとっては重さは気にならず、軽量竿の方が
使用していて緊張するのは私だけだろうか 😅
以前、磯で帰り支度をしていてリールも外し、竿だけをピトンに置いていた時
風が強く吹いて、ピトンから竿が外れ転がってしまってキズがついてしまった。
翌日、朝の一投目!気合いを入れて振りかぶり、力を入れた瞬間 バキっと!
三番目が真っ二つに折れてしまった。
昨日のキズが致命傷か?見たときは折れる程ではないと思っていたが、、
折れた所をみたらブランクスの薄さにびっくりで少しのキズも油断ならない。
初めて竿を折ってしまったので、私にとってショッキングな出来事だった。
少し話がそれてしまったが、石鯛和竿も時代の流れで細身、柔軟な調子を作って
ほしいと言うお客さんが増えたと以前竿師が言っていた事を思い出し
石鯛和竿としてどこまでの細身が可能か!
機能性としての役割を果たし、長さも⒌4m以上に目標を掲げて
三本継の素材を数千本の中から、時間がある時コツコツと一年以上かかって
見つけ出した。
写真の左側から袴付き三本継ですが、袴と言うかオクトパス装着のための淡竹
のグリップをつけその上部で24ミリ、真ん中は太さ24ミリの極細三本継、右は25ミリ
長さは⒌7〜⒌6mにする事が出来た。
機能性の確立、元々の竹素材の信用性 産地や年数、油抜き後の保存方法や場所など
信用性のない素材では、素晴らしい竿師の腕を持ってしても見てくれだけで
機能性は期待できない。
細身での切り組みはテーパーの問題があり、5m以内での長さであれば
各切り組みが短いのでまだ探しやすいが、⒌4m以上ではスローテーパーの竹を
見つけないといけないが、それだけでは胴調子以下の竿となり機能として
成り立たない スローテーパーを補うため、身入りの良さ、節のはなみちの枯れが
少なく丸みのあるもので、節数が多いもの(標準な竿であれば節が多ければ良いと言うわけではないが、見た目と希少の要因) 張りを持たせるために必須条件になるけれど
そう簡単にある素材でもない その中で節が捩れてないもの、太さや切り組みの長さ
強度的な相性 トータルバランスも加味しながら見つけていかなければならないので
数百本単位の素材では偶然が重ならないとと言うより無理がある。
私も何度か諦めようと思っていたが、最後の切り組みで終わったら気に入った素材を
残し後は処分するつもりでいたので何とかなった。
私は和竿製作で一番好きな工程でもあり見つけた時の喜びが何とも言えず幸せで
何とか10組ぐらい見つけることができたが、仮継の段階で2組調子が出ず脱落
お気に入りは三組だが、袴付き三本継は節数が穂先17、穂持13、手元20
総数50節もあるが、極細身のため柔軟な本調子気味になるが、私的には好きな調子で
バランスが良く、ドラグを効かせながらのあしらい釣法で大型狙い⁉︎
そう言うあなたは竿師⁇ いいえ私は竿師ではありません よって写真の仮継はこの後
本漆を塗る工程からガイド、オクトパスと待っていますが、早く使ってみたい
気持ちもありますが、他の仮継を含め数十組この状態で五年近く部屋の隅で鎮座して居ります (大爆)
結果として実釣していないので分かりませんが、短い竿であればテーパーを効かすことが
出来るので、張りの効いた竿も出来ると思いますが、⒌4M以上だと24ミリが限界で
オクトパスを付けるのが現時点で加工が必要ですね。
竹は数千数万とある繊維の束で出来てていて、火入れをすることにより矯正し強度を出しますが、細い竹では限界があり和竿に限らず大物イコール太いは昔から決まってますね
興味本位で製作途中ですが、いつの日か完成をして釣果があれば報告したいと思います。
文章を書くのは好きな方ですが、全く持ってセンスが有りませんので、ニュアンス的に
伝われば幸いです 誤字脱字等あるかもですが、笑読して下さいね。
夢に酔い夢に学び夢を追う by病的夢遊病者


