正しくは【路面電車停留場】である。

路面電車が停車し、旅客が乗降する為に併用軌道内の道路に設けられた島状の施設、又は道路標識、又は道路標示に示されている部分で、路面電車の停留所。

路面電車の場合、軌道を道路上の最も中央寄りに設けることが多い。通常、島状のプラットホームが設置される。このプラットホームは安全地帯に該当する。

道路の幅員に余裕がなかったり、交差点付近である等の理由で、プラットホームを設置しない場合がある。そのような場合には、電停の乗降客が電車と道路上との間で直接乗降することになる。

その際の安全確保の為に、安全地帯は道路標示(安全地帯となる道路の部分を外枠を黄線、内枠を白線、さらに内側を緑色で塗りつぶす等)で示される。
電停に設置される自動車への警告灯の他に、安全地帯を表す道路標識(青地に白のV字)も設置されるが、電停幅員の関係から標識は省略される場合がある。

一般的には進行方向左側から乗降する為、ホームは基本的に相対式ホームだが、場所によっては島式ホームもある。
(岡山電気軌道、長崎電気軌道)