【うね】と読む。

畑で作物を作る為に(何本も間隔を空けて)細長く直線状に土を盛り上げた所のこと。

目的には、畑の排水性が良くなること、畝の斜面から水や空気が出入りすることで通気性が良くなること、表面積が増えることで地温が上がりやすくなることなどがある。

通常、両脇から土を寄せるため台形になっており、その底辺の長さを畝幅と言う。単位面積当たりの植え付け株数を栽植密度というが、栽植密度は畝数と株間によって決まる。

種まきや苗の植え付けは畝に行う。セルと呼ばれる小型の育苗容器で育苗し、畝土に押し込んで定植するようにしたものをセル苗(プラグ苗)と言う。

なお、畝を作らなくてもデメリットを回避出来る場合には、作業能率を上げる為に畝無し栽培が採用されることもある。