鶏肉を使用した米飯料理。
日本及び東南アジアで食されているが、それぞれ大きく異なる。

日本では、鶏肉入りの洋食ケチャップライスとして認識されている。

日本発祥の洋食のひとつとされており、味付けには大抵の場合に於いてトマトケチャップが用いられる。
基本的な具材としては鶏肉、玉葱、マッシュルームなどが挙げられ、これらをみじん切り、あるいは小さな賽の目切りにして米飯と合わせた料理である。
一般的な作り方はフライパンで調理し、最後にトマトケチャップを加えて仕上げるという方法であるが、油で炒めず炊飯器で調理したり、トマトケチャップ以外の調味料で味付けされる場合もある。
一例として、資生堂パーラーのチキンライスはトマトケチャップを使用せずに、鶏肉と玉葱、マッシュルームをトマトソースで煮込んだものを米飯と炒め合わせて作る。

お子様ランチの典型的イメージの一つとして、山形に盛られたチキンライスの上に小さな飾りの旗を立てる、という盛りつけがある。

薄焼き卵で包めば『オムライス』となる。

東南アジアでは、茹でた鶏肉とその茹で汁で炊いたご飯に、唐辛子やショウガのソースをかけて食べる料理。

シンガポール、タイ、マレーシアでは名物料理として親しまれているがソースは全く異なる。

中国・海南島出身の華僑が東南アジアの各国に広めたのが原型と言われる。