中国・台湾・香港・マレーシアなど中華圏の国々でよく食べられている中華料理の点心の一種。


豚の挽肉を薄い小麦粉の皮に包んで、蒸籠蒸しにした肉まん(肉包子)のことである。

挽肉には豚皮を煮込んで冷やして出来上がった煮こごり(ゼラチン)を混ぜるため、蒸し上げるとゼラチン成分が溶けて皮の中にスープが入った状態になるのが特徴である。

通常の肉まんとサイズを比較するとかなり小さく、一般的な焼売のサイズに近い。


類似する料理に湯包があるが、小籠包と比較すると湯包の方が皮が薄く、スープが多い。

また、『小籠包と湯包は同じもの』とされることもある。