吐いた白い息が 宙を舞い やがて戻ってくる

僕の中から 飛び出した 二酸化炭素が

花や草木に 吸い込まれ 酸素になってかえってくる


僕らは 自然と共存してるんだって 改めて感じる

陽の射し込む光が 地面に影を映し出すと

熱く地面は滾っている 今日も太陽が燃えている


吐いた白い息が 宙を舞い そして戻ってくる

僕の中から 飛び出した 二酸化炭素が

森や林に 取り込まれ 酸素になってかえってくる


僕らは 他生物と共存してるんだって 改めて感じる

月の柔らかな光は 穏やかに僕を照らすと

影が東に伸びている そうさ西へと向かってる


知らず知らずのうちにしてた呼吸

生まれてきた時から 何もわからずにしていた呼吸

どれだけ大切なんだ どんなに必要なんだ


惑星上に緑がなかったら

僕らは 地球に居ないかもしれない

とっくの昔に 居なかったのかもしれない

恐竜が絶滅する 遥か数千万年のかなた

月と太陽が誕生する 幾億光年の記憶

そこに水があったから そこには命が産まれた

やがて一つの尊い人間と 人間が結ばれ 愛が育まれた


無意識のうちにしていた
≪呼吸≫


それがどれほど貴重なものか

今 考えてみるべきではないだろうか・・・