こんにちは
前回の更新から既に1月以上たっていたことに驚きを禁じえないかにねこです。

それもこれも全てフロントガラスの奴のせいです。

まあ基本的にただの愚痴になってしまうのですが、よければお付き合い下さい。

今から半年ほど前、4月頃。
それが俺と奴との出会いでした。
奴のハメられた車は軽自動車でして、車の大きさ自体は我が家でもっとも小さいものでした。
だけど、フロントガラス。
奴はそんな小さな枠に囚われながらも他のガラスどもには負けねえ、という気概に溢れたでっかい奴でして、また裏表のない明け透けな奴でもありました。

この半年間、俺と奴はどこに行くのも一緒だった。
学校に行くのも、遊びに行くのも、飯を食いに行くのも、いつも一緒。
お前はいつだって俺の少し前に居て、冷たい雨風から俺を守ってくれていたよな。
俺はお前がびしょ濡れになっていてもワイパーさんにお願いすることしかできなかった。
それを少し悔しく思う。

なぁ、なんでだ。なんで、もっと早く教えてくれなかったんだ?
走行中にいきなり破裂音なんかさせてさ。
俺、びっくりしちまって、走行中だってのに少しの間キョロキョロと周りを見回しちまったんだぜ?
今思うと危ないよなあ。
びっくりしちまったよ。
いきなりお前、左側に十字傷なんて作っちゃてさ。
あの時俺ビックリしちゃって。お前は緋村剣心かっ! なんて突っ込んじまったな。俺は斎藤一派だなんて、どうでもいいことも口走ったっけ。
ははは。
そういえばあの時はまだ、小さな傷だし大丈夫。なんて言ってたっけな。
そんなこと言っておいて、次の日にはお前、体の半分近く傷ついて。
あの時は言葉を失ったよ。

なぁ、フロントガラス?
確かにお前は、小さな枠に不釣合いなでっかい奴だった。
お前にとってあそこは窮屈だったのかもしれない。
でも、だからって半年は短すぎないか?
せめて事前に相談くらい……。
いや、そうだな。すまない。
俺はお前に庇われるばかりでお前のことを本当のところは何にも知らなかった。
裏表無いだなんて、あの日まで本気で思ってたんだからな。
傷ついたお前を内から撫ぜたその日、初めて知ったよ。
お前は、今回みたいなことがあったとき、お前の体で俺が傷つかないように、俺の側をしっかりとコーティングしてたんだってな。

ありがとう。

感謝の気持ちでいっぱいなのに、胸がぽっかり空いてすきま風が吹くような気持ちになるのは、
さて、
なんでなんだろうな。

愚痴 プロローグ 終

愚痴 本編 開始
 
それはね! 諭吉さんがたくさん居なくなったからだよ!
ってなわけですいません。なんかもう変なテンションで書いちゃった。書いちゃいました。
フロントガラスくんはでっかいので彼の抜けた穴を補うためにはたくさんの諭吉さんが人柱になったというわけです。

ダンガンロンパくじ、買いたかったんだ!! ほんとはっ!
まあそんな九月でしたが、そんなことがあったから、ただただ明るい話を考えてみよう。
なんて思ったのですが、まあ出てくるのはどことなく暗めの設定。
難しいものです。

そういえば以前書いたネット小説について。
どうせなら二次創作をやってみようってんで考えてましたが、Fate/zero原作でやりそうです。

まだ更新日時以前に原作第四次の各キャラの行動スケジュールを整理してる段階ですが、書きたい内容などは決まっているので本年中にはあげられることと思います。
完結まで全てを、とは断言できませんが。

なのでもしお時間ございましたらご覧頂けると非常に喜びます。
相変わらず自分が書くと、どうでもいい部分で長くなるな、と自省しつつ本日はこのあたりで失礼します。