【映画】LOGAN/ローガン
あらすじ 盛者必衰、不老不死のミュータントも老いる、のか?以下軽めのネタバレX-MENシリーズの何作目?は?十作目!?という、気が付けばお前も遠いとこまできちゃったね…。そんな傑作と呼び声が高い本作を見たよ。X-MEN作品を見ては、「面白いのか…?」「迫力はすごいけど面白い…?」「CGすごーい」「だいばくはーつ」しか感想が思い浮かばないんだけど、本作見て気づいた。くっっっそダサいスーツが生理的に受け付けないんだ、と。そんな訳で、安心してください!ローガンにはダサいスーツが一切登場しない!すごい!どうして?!ミュータントがほぼ絶滅したから!絶滅…したから…(絶望)細かい話しの筋はwikiに載ってるので気になる人はそれを読めば良いんだけど、とにかく言わせてくれ!現実がつらく、人生はクソ、という精神状態では決して観てはいけない!!最初から「これ軽いジャブだから」と右目を釘で刺してくる。そのまま絶望のフルコース。「この世はクソだ!なんだ!太陽め!!」というテンションで観に行き、「……クソだ……太陽……誰しも異邦人なのだ……罵ってくれろ……」ってなって帰った。泣きながら沖縄料理屋でゴーヤチャンプルー食べて、店に限定ポスター忘れるくらい絶望に満ちてたよね。つらすぎてポスターそのままだよ。ごめんお店の人。そっとお店に飾ってほしい。もうね、ヒーローの老いを見たい人っているの!?そういう人間らしさの対極にいるのがヒーローなんじゃないの!?へいへいハリウッド、自分の立ち位置勘違いしてない?もっとバカになれよ~~しっかし、ヒュー・ジャックマンの全身全霊の演技力はすさまじかった。途中、ローガンのみを映し出すシーンがあるんだけど、その表情だけで劇場内がすすり泣きの大合唱だよ。隣にいた人泣きすぎて嘔吐いてたよ。そしてサー・パトリック・スチュワート。ほ、ほんものか…?という、もはや演技を超越してたのでいつまでも元気でいてほしい。ステイヘルシー。そんな二人に挟まれても一切霞まない、ダフネ・キーンの目力。すごい女の子を見つけたよ。周囲を警戒して心も閉ざす野生の獣の様な表情、小さい狼そのものだった。ストーリーは絶望しかないんだけど、小さい希望もそっと提示されているのがよかった。メキシコの看護師さんたち。「彼らは私たちのことをバカだと思ってる。でも何が起こっているかくらいわかる」そしてそれに対して対応した。彼女たちの末路は1人を除いて明示されてないのがより絶望に追い打ちをかけるんだけど、名前のない一般市民が、特殊な力もなく、守られる立場の人々が特別な人たちを助ける。あとお医者さん。ガタカのお医者さんを彷彿とさせる、人間とミュータントの「対話」。ああ、思い返すだけでも無表情になって絶望していく……。とりあえず言いたいことは、これだけ!X-MENシリーズ全作見てないと内容の把握が難しいし、何も知らない状態で見ても面白くない! ある意味玄人向け!でも知ってる人が見ると、重く苦しく、しかし一番納得のできる幕引き映画である!ローガンの最期の言葉、カウボーイビバップだよね?屈指の名作回「悪魔を憐れむ歌」だったよね?「わかるか? わかるか、おまえに?」LOGAN/ローガン名作度 ★★★☆☆絶望度 ★★★★★辛い時は観に行っちゃいけない度 ★★★★★★おやすみローガン ★★★★★★★★★★★★