突然過ぎた神田沙也加ちゃんの訃報。
神田沙也加ちゃんの…、訃報?
↑私は一体、なにを書いてんだろう。
朝早くに飛び込んできたニュース。
しばらくは驚きも嘆きもしなかった。
ぼんやりと、また夢かぁ…とか思ってた。
現実だと気付いたのは靴下を履いたとき。
自分の足の冷たさに、あれ?ってなった。
こんなに寒いのに。
今朝は窓辺でアザレアが咲いていた。
ボーッとしたままシャッターを切ったら、急に心臓がバクバクしてどうしよう!って思って、…涙が出たよ、沙也加ちゃん
私は小学5年生からずーっと聖子ちゃんファンなので沙也加ちゃんが生まれたときのことをよく覚えている。嬉しくて嬉しくて聖子ちゃんが赤ちゃんを抱っこして出てくるのを楽しみに、テレビにかじり付いていたっけな。
この時代は、芸能人はすぐに赤ちゃんをお披露目して名前も公表していたんだよね。
沙也加という漢字を学校でノートに書いてみたり、将来は歌手になるのかなーなんてことを考えて勝手にワクワクしたりしていた。
↓パパもママも本当に優しくて素敵で、見ていて幸せになるはずの写真なのに…。
パパ側のおばあちゃんと似てるとか、おでこはママ似だとか、最終的にどっちの顔になるのかとか、ファンはみんな、親戚の子供を見守るような気持ちで沙也加ちゃんの成長を見守り、そしてとても楽しみにしていたよ。
大きくなった!
また大きくなってる!
って、しょっ中しょっ中言ってた記憶。
どこに行っても記者が周りにいる環境。
だからなのか子供らしい全力笑顔をあまり見せてくれないなぁって思ったこともあった。だから尚、にかーって笑ったときには周りの大人たちはみんなズキュンされてたね。
沙也加ちゃんの成長と共に、聖子ちゃんもどんどんママっぽくなっていった。
パパもママも忙しかったから、寂しい思いもしたのかもしれない。でもそれは芸能人に限ったことではないし、一緒にいたときはいっぱいの愛情を注がれていたのだろう。
母娘の確執がどーとかって今までもいっぱい書かれてきたけど、みんな多かれ少なかれそんなことはあるだろうよ。私だってうんと若いときは母さんとまともに会話出来なかった時期がある。3分話せば喧嘩になったもんだ。今だって喧嘩ばかりしてるしさ。
だから今こんなときにそんな報道をするのはお願いだからやめてほしい。早速そんな記事が上がっているのを見かけたけど、人としてダメでしょ?神田さんと聖子ちゃんが今どれだけ深い悲しみの中にいるのかと考えたら、そんなこと書けないでしょ?普通はさ…。
聖子ちゃんにこんなことができるのは、世界で沙也加ちゃんただ1人だと思うよ。
すくすくと美しく育った沙也加ちゃんは真面目で頑張り屋で、親の七光りと言われないように努力をして努力をして努力をして、ミュージカル女優としての花を咲かせていった。
その姿は、それはそれは見事だったのに。
可愛くて、いつもずっと応援してたのに。
こんなに緩んだ笑顔の神田さんとのこの写真も、今見るとたまらないね…。
溺愛していた1人娘を失って、神田さんは今どんなことになっているのだろう。
沙也加ちゃんになにがあったのか。
その本当は沙也加ちゃんにしかわからない。
わからないから、残されたものはより深い悲しみを一生背負っていかなければならない。
神田さんと聖子ちゃんが心配で仕方ない。
まだ原因がはっきりしたわけではないからこんなこと書くのは違うのかもしれないけど。
私は、自分の命は自分だけのものじゃないと思っている。生んでくれた両親や、自分の人生を支えてくれた人たちのものでもある。そして命はなににも変えられない尊いものだ。
…だから死んじゃだめだ。
なにがあっても絶対に死んじゃだめなんだ。
残念ながら、生きてさえいれば絶対にいいことがあるとも幸せになれるとも限らない。それでもこの世に生を受けた者の尊き宿命として、生き抜かなければならないんだよ。
沙也加ちゃん…。
この北の大地でなにを思っていたの?
私は悲しくて悔しくてどうしようもないよ。
アースのCMがとても好きだった。
もうこの笑顔を見れないのか。
もうこの澄んだ歌声が聞けないのか。
…本当に夢であってくれたらよかったのに。
沙也加ちゃん…
こんなことを言わなきゃならないのは本当に残念だけれど…、どうか安らかに。
そして聖子ちゃん…
なにも言えないけど、心だけは聖子ちゃんの側に全力で寄り添っているからね。