昨日、寝たのは3時半…
母さんは夜なべをしてマスク作りをしておったのだよ。母さんじゃないけど。
だって会社の子が「子供のマスクがなくて手作りをしてみたけど上手く作れない。あんなスカスカなマスクじゃコロナは防げないから不安で仕方ない」と涙目で話すんだもん。
どれどれとマスクを見せてもらったけど。
おぉ…、た、確かにこれは
ミシンの目がどうしたらここまで曲がる?途中で一旦布からはみ出て戻ってきてるね。布は突っ張ってたりよれてたりして、装着したら上下左右に隙間ができるのは一目瞭然。紐も左右の長さが違い過ぎるし、片方は耳に掛ける意味あるか?くらいに長いじゃないの。
敵がコロナなので、残念ながらママの愛情たっぷりであればそれで大丈夫!とは言えない。言わなかった私はエラいと思う
世の中にはさ、どうしようもないことってあるのよ。彼女の不器用さもそのひとつだと思う。ひどいこと言ってるようだけど、昔から自他共に認める本気の不器用ちゃんなのよ
↑もちろん17年来の付き合いだから言えるのよ。
子供のために一生懸命作ったという思いだけは痛いほど伝わってくるそのマスク。
…引き出しの中で記念に取っておきな。
と言うことで、任せなさい。
一応、服飾系の大学を出て仕事にもしていたことがあるのでそれなりには作れるから。
マスクがなくなったときに使うかもと2月のうちに買っておいた不織布を広げ、久しぶりにミシンを引っ張り出し、次亜塩素酸の消毒水を手にふりかけながら、小さめのマスクをダダーッとザザーッと40枚縫い上げた。
小学校低学年までのお子さんがいるママさん社員8人に的を絞って、5枚入りを8つ
ぬはぁーさすがに疲れた。
使ってもらえたらいいんだけどね。
今日は小樽も札幌も雪が降った。
だけどご近所の壁際に、桜が1輪