歌舞伎
の起源は、17世紀の初め、出雲大社の神子であった阿国という女性が京都に出てきて、宗教的な念仏踊りをしたのに始まるといわれる。しかし、風俗を乱すという理由で禁止処分を受け、やがて男性だけで演じる歌舞伎へと変身していく。今日の歌舞伎が、女役も女形という男性で演じられているのは、こうした歴史的背景を持っているからである。
西洋音楽に対して、日本の伝統的な音楽を邦楽という、西洋音楽は7音の音階であるが、邦楽は5音の音階である。邦楽のほとんどは歌を主として。三味線などの器楽を伴奏する曲が多いが、中には雅楽や筝曲のような器楽曲もある。
日本の神話
にも舞踊は登場するが、現在の日本舞踊
は能の影響を強く受けており、やがて男性の歌舞伎踊りへ発展
していく。もう一方では京都大阪などの酒席における女性の座敷踊りへと発展し、芸者にとっては必須の修業科目となる。いずれも三味
線を伴奏とし、主
としてすり足で踊り、動的よりも静的な動きに日本舞踊の特色がある。
