コロナで生活そのものを奪われた人たち
コロナで生きる糧を奪われた人たち
どちらの被害も相当な大きさだと思う。
今回特に被害が大きいと思われる、エンタメ界。
大変な時は、こんな時に…とまずやりだまにあげられ、自粛の対象となり。
また一方では、こんな時だからこそと力をもらおうとする存在でもある。
今回のコロナ騒ぎで、娯楽やスポーツという世界が危うい存在なのだということがよく分かった。
また一方ではやはり人の生活になくてはならにものであるということも痛感している。
私はいわゆるオタクだ。
小さいころから何かに没頭したり、極端に知識を深めてどっぷりとその世界にはまる傾向にある。
その世界にどっぷりと浸かっているときはこの上なく幸せだ。
アニメに始まり、ジャニーズ、そしてタカラヅカ。
中居君が若い俳優さんにアドバイスした「オタクを一つ持っているとつらい時オタクが助けてくれる」
これは生き残り激しい芸能界の世界だけに言える話ではない。
一般社会でも、何かつらいことがあったとき、支えてくれるものがオタクの活動だ。
現実逃避と非難する人がいるかもしれない。
日常世界で健全なコミュニケーションをと正論をかざす大人もいるだろうけれど
いろいろなパワーバランスが存在する日常世界に健全なコミュニケーションなんて
存在しえないと、個人的には思っている…。
私がオタクの世界を持っている理由は、ただ一つ、そこが最も自分らしくいられる場所だから。
私は自分が没頭できる世界を持てたことが本当にラッキーで幸せなことだと思う。
仕事やプライベートで嫌なことがあったとき、本当に何度となく救われてきた。
そんな自分にとってかけがえのない世界が突如奪われてしまった。
自然災害で劇場が倒壊した、交通機関が分断された。物理的な理由であればまだあきらめもつくだろう。
しかし、自分自身も元気だし、交通機関も生きているし、劇場だって、演者だって準備万端の状態で
突如、得体も知れない感染症により、奪われてしまった。
これはどうにもあきらめようがないし、あきらめたくもない。
はじめは、平気だろうと思っていた。
とりあえず2週間我慢すれば、また元の日常に戻るのだろうと。
でも、状況は一向に好転しているとはいいがたい。
そして、どれほど自分にとってオタクの世界が重要で支えだったのかを
今からだと心で思い知っている。
日常に彩がなくなり、仕事をする気力もないに等しい。
何とかして、みんなが安全にオタクの世界を取り戻す方法がないのか。
悲しみに暮れていても、どんどん気分が落ち込むだけなので
どうしたら憎き感染症とオタクの世界を共存させられるのか
今は、残り少ない気力を振り絞り、自分の居場所を取り戻すべく
前向きになろうと必死に生きている。
誇り高きオタクの一人として。
