📖どうも、占い師の右京です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございますキラキラ

📖ひと口に「占い」と言っても、「占い」は命術と卜術と相術に分かれます。そして、「占い」には数多の占術が存在しているわけです。さらに、ポピュラーな占術には多くの「テキスト(Textbook)」が出版されているのです。

📖つまり、「数多の占術」×「多くのテキスト」となるわけですから、どうしたって玉石混淆(ぎょくせきこんこう)になるのです。玉石混淆とは「宝玉と石ころが混じり合っている」という表現で、優れたものもあれば劣ったものもあるという意味です。

📖「優れたものもあれば劣ったものもある」という言葉のウラには、「優劣を見極める」だけの力量や能力が求められているということです。良い占術を見付けて、優れたテキストを手に入れても、それを自身の血肉にできる力量や能力が必要だということのようです。


📖これって、知能が優れているかどうかという問題ではなく、読んだことを消化する方法を身に付ける読み方が出来ているか、それとも出来ていないかということなのでしょう。これだけだと理解しにくいかと思うので、ちょっとしたエピソードを挿入します。

📖幼馴染みに凄く頭の良いのがいて、彼は教えることも上手でした。相手が理解できていないポイントを掴んで、そこから分かり易く噛み砕いて教えることが上手かったのです。つまり、人に伝えることを想定しながら学ぶ姿勢が身についていたのです。

📖ところが凡才は、答案用紙に答えが書き込めるレベルの「理解」が身につけば満足するわけです。「理解」できたつもりでいるのと、理解したことを人と共有できるのとでは、その差を詰めるなんて無理ですよね。

📖彼を真似ようとしたって無理なのは、凡人にも及ばない私にも理解できています。ただ、東洋系の占いの根本原理である陰陽五行思想の研究に関しては、ひとつ一つを咀嚼し、反芻しながら前進しようと心に決めて研究しました。

📖陰陽五行思想が分かりだすと、その対角線上に位置する西洋思想に対する興味も深まり出すのですね。それで、関連書籍にも手が伸びて、少しずつですが視野が広まり見通しも効くようになりだすのです。

📖そのようにして、読んだことを消化する方法を身に付ける読み方が出来だすと、そこから見える景色も変わってくるのです。これも個人的な感覚ですが、右脳と左脳を同時に刺激するような読み方に興味が湧いてきて、その欲求に見合った本や記事を読むようになったのです。

📖占いのでは顕著なのですが、「ノウハウ本」というか、基本的な知識だけを詰め込んだ本があります。また、一つひとつの事柄や意味を観念的に分析するような「専門書」的なやつ。という具合に分類できるのです。

📖ヒトの脳は、「左脳型」、「右脳型」というように分類されたりしますが、左右どちらの脳が主導的役割を果たしているかはてなマーク……ということで、極端な偏りを持つケースは少ないと思うのです。

📖ですから、読書にも左脳主導の「記憶脳」で読む本と右脳主導の「思考脳」で読む本があるんじゃないか流れ星と考えるようになったのです 。これを占術のほうから考えると、凄く興味深いことが見えてきたのですが、その解き証しは時機を見て記事にします。