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占い館ルネッサンスの右京です。
今回の記事では、
占いの起源に関して、
占いが始まった時期はいつ・・・・・・
どの時代なの・・・・・・
どの国、どの地域で起こったのか
・・・・・・などといったことがらについて、
知っていることとか調べたことについて報告します📣
最初に、
明確な起源は明らかになってはいません
ですが、
知りたいという気持ちというのは、
ヒトが進化する中で得た欲求であり
早い段階で身に付けたものでもあり、
本能とも考えられるものですから、
占いは文明の胎動と共に始まった
・・・・・・と考えても、良いのではないでしょうか
文明といえば、学校教育で習ったのは世界4大文明でしたね。
メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明・・・それと黄河文明という、4つの文明です。
しかし実際のところ、
文明は人の交流と生活の進化によって興り、
いろんな人々が暮らしを営むの中で文化が生まれ、
さまざまな地域や風土の中で育ってきているわけです。
文明と称されるものにを以下に列挙しておきます。
(wikipedia『文明』-「文明の種類」より)
- メソポタミア文明
- シリア文明
- エジプト文明
- インダス文明 (インド・パキスタン文明)
- 中央アジア文明
- スキタイ文明
- ギリシャ文明
- ミノス文明
- ヘレニズム文明
- ローマ文明
- ヨーロッパ文明 (西欧文明)
- 東欧文明(東方正教会文明・ギリシア正教文明)
- イスラム文明
- アフリカ文明
- 中国文明
- 黄河文明、
- 長江文明、
- 遼河文明
- 中央アメリカ文明
- メソアメリカ文明
- アンデス文明
そして、文明が興(おこ)る地域にはそれぞれの文化が生まれ、
それぞれの文化と出来事を記録し伝えるための手段として文字の必要性が生まれた。
さらに、記録された事柄を役立てるために、初期的な占いが生み出されたのでしょう。
風水害や天変地異といった自然災害の予測手段として始まった占いが、
やがて人事をも予測する手段として発展して独自の占術や占いも誕生する。
農耕の興りと広まりによって定住化が始まり、
天体の動きを知り、それを記録するための手段として文字が生み出され、
それを活用するために暦(こよみ)が作られるようになったようです。
それによって次第に安定的かつ効率的な収穫が得られるようになった。。。
……ということでしょうね。
天体を観測し記録することで、暦(こよみ)が創り出され、
それによって季節や時間の変化を知るようになった・・・・・・というだけでなく、
太陽系惑星と天体の位置情報を観測することで、
それが自然や社会と人に与える影響について観察するようになり、
占星術が創り出されたと考えられるのです。
しかし、初期の暦(こよみ)には不正確な部分があり、
天体観測=天文学の進歩に伴って修正が加えられ、
現在の形へと進化しています。
ですが、
天文学の進歩が占星術に与えた影響が、正確に活用されているか❓……
……というと迷う所ではあります。
(GIS調査からわかるインダス文明の変遷 https://www.youtube.com/watch?v=SxcnPgcws-0)
また、暦(こよみ)は、
宗教や為政者の庇護のもとに天文学的な研究がなされ、
社会を統治する手段として管理されるようになります。
しかし、占星術は、
民間信仰や不確かな概念を取り込むことで、
何らかの変質を起こし、
天文学とは異なる形で受け継がれたのでしょう。
その影響が今も少なからず残っているために、
同じ占術であっても、理論や手法が違っているのでしょう。
地球上には、さまざまな地域に文明が興り、その中から占いが生み出されています。
生年月日と出生時刻に基づく命術に限らず、
相術に属する占術も、
卜術に属する占術も、
それぞれの文明で生み出され、
変容と進化を経ながら受け継がれて来て、
さらに受け継がれて行くのでしょう。
さて、四柱推命や紫微斗数や算命学などの命術も、
天文学の影響を受けつつも、
民間信仰や習俗の影響されながら受け継がれています。
それによって変質し、
本来の陰陽五行理論から逸脱して伝えられ、
現在に至っているものが少なからずあります。
それは命術に限ったことではなく、
全ての占い、あらゆ種類の占術に言えることです
・・・・・・と言っても過言ではないでしょう。
であるとすれば、占い師の未来は、とても不幸なものになるんじゃないか? …… と危惧するのです。
お読みいただき、ありがとうございました。