ちっぽけな才能を抱きしめてる

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宮森です!




「再三、お伝えしてきていますが、、、」




今日はそんなお話をひとつ。
気楽にお付き合いくださいませ。(^^)








昔からお世話になっている

役者の先輩に食事に誘っていただきました。

長いお付き合いなのですが

2人でご飯に行ったことは一度もなく

ある日、突然、、、




「宮森、飲み行こうか」




そのご連絡を頂いた日からドキドキ。





「ブログ読んでさ」

「宮森の姿勢に心を打たれて感動して」





というものでした。







若林哲行プロデュース

舞台「あゝ大津島 碧き海」

ぼくが演じた役への向き合い方に

えらく感動した、とのお話でした。









「それを直接伝えたくて」




先輩はスケジュールが合わず

お越しいただくことはありませんでしたが

年齢もさることながら

キャリアもグンと下のぼくに

膝を突き合わせて感動したと

想いを伝えてくださいました。

なんて素敵な先輩なのだろう。。








再三、あなたにはお伝えしてきていますが

ぼくこの芸能界において

必要とされる才能って、残念ながらないんです。

10年ちょっともやってれば

悲しいかな、明確になります。





思わず目がいってしまうような華もなければ

圧倒的な演技力や表現力なんかもない。

喋りが上手いかと言われればそうではないし

身体が効くかと言われればてんでだめだし。










でも、ちっぽけな才能かもしれないけれど

ぼくには『人に出会う才能』があるの。




なぜなら、皆さん

こんなぼくに優しくしてくださるから。

お芝居でつまづいたら手を差し伸べ助けてくれたり

ロケで何かをやれば涙を流して笑ってくれたり

ご飯が食えない時期は食わせてもらったり、とか。



そうやっていつも人様に支えてもらえる

ちっぽけかもしれないこの才能を信じ

辛い時はこの才能をギュっと抱きしめて

今まで頑張ってこられたと思っています。




そんなお話を先輩にしていたら、、、





「親御さんに感謝だな」





と。










家族大好き人間のぼくにとって

家族のことを褒められるのが

この世でイチバンうれしい!

そして、ぼくの

この才能は親御さんのおかげ

と、おっしゃってくださった先輩に感謝します。




こんな素敵な先輩と出会えたこと。

今まで共演させていただき助けて頂いてきた方々。

いつも応援してくださってるあなたがいること。

そして、この家族の元に生まれたこと。

やっぱり、ぼくは『人に出会う才能』

ピカイチみたいです。(^^)





宮森右京