納屋橋会場の壁面。
ただの鉄骨が飛び出しているところから・・・
ボーリング場のレーンが、スライドして飛び出してきます
2分に1回くらいのペースで、出たり入ったり可動します。
納屋橋会場になっている建物は、昔ボーリング場でした。
そのレーンを大胆な形で甦らせた作品です
作品は、中からも見ることができます。
中から見るとこんな感じ。
中からだけ見える「ボーリングの玉」があったり、
当時のポスターも展示されています
作品の派手なアクションや、ボーリングのもつポップなイメージから
純粋にただ楽しめる作品でありながら。
都市の儚さ、未来の不確かさ、再生とは何か、
そして、レーンの動きが地震のプレートの動きを想起させる点など、
今回のテーマにとても直球な作品です。
この作品はヤバいです
理屈や意図よりまず、もうホント、とにかく圧倒されます。
真っ黒な部屋中いっぱいに浮かび上がる白い大量の泡。
小さな泡(Cell)が生まれて消える動き、
泡の集合体(Form)としての、生成と崩壊の動き。
泡が作る「うねり」には、思わず声をあげてしまいそうでした
作品制作を少しだけお手伝いさせてもらいました
床のアスファルトのようなものは、溶剤と砂利を混ぜたもので、
それを黙々と敷きつめる作業をしました。
過酷でした
ツナギを着て、溶剤の臭いが強いのでガスマスクをして、
真夏だったので暑くて暑くて。
そんな中をひたすら、砂利を運んで、しゃがんで作業。
翌日かなりの筋肉痛が・・・
けれど、完成した作品をみたら、本当に参加できてよかった
感動しました。
そして、お手伝い中にご本人も拝見することができ
とっても紳士で素敵な方でした
理屈や意図よりまず、もうホント、とにかく圧倒されます。
真っ黒な部屋中いっぱいに浮かび上がる白い大量の泡。
小さな泡(Cell)が生まれて消える動き、
泡の集合体(Form)としての、生成と崩壊の動き。
泡が作る「うねり」には、思わず声をあげてしまいそうでした
作品制作を少しだけお手伝いさせてもらいました
床のアスファルトのようなものは、溶剤と砂利を混ぜたもので、
それを黙々と敷きつめる作業をしました。
過酷でした
ツナギを着て、溶剤の臭いが強いのでガスマスクをして、
真夏だったので暑くて暑くて。
そんな中をひたすら、砂利を運んで、しゃがんで作業。
翌日かなりの筋肉痛が・・・
けれど、完成した作品をみたら、本当に参加できてよかった
感動しました。
そして、お手伝い中にご本人も拝見することができ
とっても紳士で素敵な方でした
この作品、とっても好きです
部屋を映した映像が、あるルールのもと動いていると思っていたら、
急に別の動きがはいってくることで、
ただの映像ではなくCGであったと気付いた瞬間の驚き。
普通のモノだと思っていたものが、「表層」しかなかったように見え、
何もなかったように戻っていったあとの、心もとない気持ち。
一見すると静止画のような映像が、ゆっくりと動いていること、
その動きについて気付いた瞬間のたのしさ。
動きに気付いたあとは、もうその動きが無かったようには見えない不思議。
私が見ている世界は。
いかに一部で、その周りに気付けていないか。
いかに脳に頼って景色を見ているか。
本当に、見えている部分以外のものがあるのか。
何が本物で、何が作られたものか。
部屋には、中央に大きなスクリーン。
その表裏に2面の映像作品があります。
そして、真っ暗です。ご注意を
以下、ネタバレです。
※ゆっくり作品を鑑賞して「気付く」方がオススメです。
<表側>
ゆっくり視点を変えながら「部屋」を移動する動画かと思う。
ただ、ある点から急に様子が変わる。
音もなく、ベッドが分解され、CDも棚も分解され、
空中を舞うように、ゆっくりと画面いっぱいに、
部屋のモノモノが壊れて広がっていく。
そこから、またゆっくりと、戻っていく。
部屋がもとに戻ったところで、はじめのシーンに戻り、
ループする。
まるで何もなかったように。
<裏側>
光が徐々に明るくなって、窓が浮かび上がってくる。
と、同時に、実は、ゆっくりゆっくり、画面が引いている。
少し経つと、CD棚が見えてきて、
この景色が表面の「ベッド側からのもの」だと気付く。
どんどん引いていき、ベッドと布団が映ったところで
一旦動きが止まったように見える。
実は、徐々に光が暗くなっていってる。
私は、画面中央の柱が暗くなった時にはじめて気付いた。
けれど、2回目にみたら、たしかにもっと手前のタイミングから
ずっと徐々に部分部分でトーンが落ちていることが分かった。
どんどん暗くなっていき、最後は真っ暗に。
全てが消えてしまう。
部屋を映した映像が、あるルールのもと動いていると思っていたら、
急に別の動きがはいってくることで、
ただの映像ではなくCGであったと気付いた瞬間の驚き。
普通のモノだと思っていたものが、「表層」しかなかったように見え、
何もなかったように戻っていったあとの、心もとない気持ち。
一見すると静止画のような映像が、ゆっくりと動いていること、
その動きについて気付いた瞬間のたのしさ。
動きに気付いたあとは、もうその動きが無かったようには見えない不思議。
私が見ている世界は。
いかに一部で、その周りに気付けていないか。
いかに脳に頼って景色を見ているか。
本当に、見えている部分以外のものがあるのか。
何が本物で、何が作られたものか。
部屋には、中央に大きなスクリーン。
その表裏に2面の映像作品があります。
そして、真っ暗です。ご注意を
以下、ネタバレです。
※ゆっくり作品を鑑賞して「気付く」方がオススメです。
<表側>
ゆっくり視点を変えながら「部屋」を移動する動画かと思う。
ただ、ある点から急に様子が変わる。
音もなく、ベッドが分解され、CDも棚も分解され、
空中を舞うように、ゆっくりと画面いっぱいに、
部屋のモノモノが壊れて広がっていく。
そこから、またゆっくりと、戻っていく。
部屋がもとに戻ったところで、はじめのシーンに戻り、
ループする。
まるで何もなかったように。
<裏側>
光が徐々に明るくなって、窓が浮かび上がってくる。
と、同時に、実は、ゆっくりゆっくり、画面が引いている。
少し経つと、CD棚が見えてきて、
この景色が表面の「ベッド側からのもの」だと気付く。
どんどん引いていき、ベッドと布団が映ったところで
一旦動きが止まったように見える。
実は、徐々に光が暗くなっていってる。
私は、画面中央の柱が暗くなった時にはじめて気付いた。
けれど、2回目にみたら、たしかにもっと手前のタイミングから
ずっと徐々に部分部分でトーンが落ちていることが分かった。
どんどん暗くなっていき、最後は真っ暗に。
全てが消えてしまう。