ウクレレ、反りの直し方 | ウクレレ・ハワイアン・猫とバーニーズとリクガメのブログ

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ウクレレにハマり、顧客様のお誘いがあり、ハワイアンバンドでライブ活動中です。家には猫、犬、メリクガメがいて毎日癒されています。

弦高が高いウクレレは上達を阻害します。


押弦する左手ばかりでなく、右手のテクニックにも影響を及ぼしま


す。


ウクレレやギターなどの弦高が高くなるとブリッジを削って調整しま


がそれには限界があります。


順反り、逆反りがありますが、これはネックそのものが反ってしまう場


合もありますが大抵の場合、真ん中あたり、つまりネックとボディー


接合する場所が”くの字”に曲がる場合の方が多いようです。


分かり易く言うと炎天下に置いた木の板が半日も経つと歪んだり曲


がったりした状態です。


順反りの場合、毎回楽器を仰向けの状態で置いたり、弦を張りっぱ


しで放置したのが主な原因です。


ケースに入れていても仰向けなら同じです。


※画像の真ん中あたりから曲がった状態です。


全体に弦高が高くなります





「順反りの直し方」


ブリッジを削るだけでは対処できない場合です。


☆慎重にやってください。


準備として12または14Fのジョイント部での弦高を計っておきます。


弦を外す。


温風ではない石油ストーブに対して2m程度の距離で様子を見なが


楽器のバックを向けてウクレレスタンドに置いておきます。


多少バックが暖かくなるくらいの距離が効果的です。


1回3~4時間です。


終わる毎に楽器はうつ伏せで保管します。


反りの程度により数日で元に戻ります。


なお、逆反りで音がビビる場合は上記の逆になりますが、ボクに経


無いので今回は書きませんでした。