極秘潜入!横須賀市田浦の廃墟を歩く | 中山浮世のダイナープレヤデス

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~すべての快楽を手に入れるために~

鎌倉はアジサイの季節。

横須賀線はアジサイ観光のカップルや団体客で
超満員通勤ラッシュ状態。

その多く乗客が北鎌倉や鎌倉で下車し、
車内はガラガラに…

私はボックス席を独占し、
急にローカル色が濃くなった横須賀線は
大小様々なトンネルを抜け、
今回の目的地、田浦へ向かう。

軍港と崖に囲まれた静かな街、田浦。

ここに、わずか20年前、20世紀最後の年、
再開発計画の立ち退きで
ごっそり人がいなくなった集落があるという…

しかし、肝心の再開発は頓挫し
(原因は不明…闇歴史か?!)
当時の家が廃虚のまま、その時を止めた姿で存在するという…

横須賀線田浦駅から線路沿いに東逗子方向へ、
途中、京急の高架とクロスする場所に
その廃墟は存在する。

駅から徒歩15分弱か?

付近の住民しか使わない小さな踏切を越え、
ついに現場に到着した。

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JRの田浦変電所を左手に細い道を進むと、現場の地図が現れた。

住居数は20~30ほどか?

雑草が目立つ細い路地をさらに進む。

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廃村から20年と比較的若い廃墟ゆえ、
保存状態は良さそうだ。

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中を拝見できる家があったので見てみよう。

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当時ならまだ使えそうな家電や家財が散乱している。

立ち退きの際、持っていかなかったのだろうか?

やっぱり、何か「闇の理由」があったのか?

なんとも「きな臭い」匂いがする。

しかし、よくよく考えてみると
この場所は、車が入れる道まで100m近くある傾斜地。

引越しも大変な苦労だったに違いない。

さて、さらなる奥地に進むとしよう。

駄菓子菓子!

私が訪れたのは夏の梅雨時期。

雑草の繁みが道を塞ぎ、
付近はハチ(蜂)がブンブン不気味に飛んでいる。

蜂の多さにさすがの私も先を行くのは断念。

後ろ髪を引かれながら下界へ戻る。

下界では、今日も日常生活がいとなわれており、
地元の子供達が元気に遊んでいた…