ここはアメ横。
老若男女が歩道を占拠しチャリの行く手を阻む。
アメ横の活性を見ながら御徒町駅へ。
ここからは線路沿いの道をまっすぐ南下。
浜松町まで続く長い高架橋の下には多くの店舗が連なる。
有名なガンダムカフェ、ＡＫＢカフェも。
今日は休日。
どちらのカフェも長い行列が…
秋葉原駅に到着。
大きな電化製品をもったメイド喫茶コスプレの女の子。
その姿に股間を刺激されるも、秋葉原を脱出。
万世橋を通過し中央線と合流すると、そこは神田駅。
日本橋川を越えて大手町の高層ビル群に突入。
中央線の高架橋がより高くなったところで
ついに東京駅に到着。
観光客が赤煉瓦駅舎で記念撮影。
さて、東京駅の写真を見てみなさんお気づきだろうか？
私は今まで駅名称入りの写真を全駅で掲載してきた。
だが、東京駅丸の内駅舎だけ
「東京駅」の標記がない！
内部を含め、隅から隅まで探したが、
「東京駅」とは書いていないのである。
さすが日本のキングオブターミナル。
東京駅は世界に誇る日本の玄関駅であり、
「東京駅」と標記する必要などないのである。
なんというプライドの高さ。
ちなみに八重洲口やＪＲ地下線の入口には「東京駅」の標記があった。
さて、私の山手線一周チャリ旅！のゴールはここではない。
起点、有楽町に行かなければならない。
東京国際フォーラムのなだらかなカーブを抜けると
ついに終点、有楽町駅に到着。
辺りはすっかり夕闇に。
山手線一周34.5キロ。
途中、迂回やジグザグ走行を含め40キロの自転車旅。
脚はすでに限界。
強風でヘアスタイルもメチャクチャ。
顔は山手線一周の達成感で涙と汗でビチャビチャ。
さあ、ここから家まで、まだ数キロ走らなければならない。
愛する女の顔を思い浮かべながら
晴海通りを颯爽と家路へつくのであった。
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