疎遠にしていた彼女に会いに行った

 

「私…

 ぶーしのと同じ腺ガンかもしれない」

 

円錐切除をすると聞いた

まわりの雑音が一瞬消えた

 

私が彼女を疎遠にしてしまったことを

詫びに出向いたのに

変わらない笑顔で迎えてくれた彼女 

 

確定してないとは言え

いつかの私と同じ不安でいることが

辛かった

 

先頭に立つポジションだし

私が知り得ない気持ちも

いっぱい持ってる

 

私は8月で癌のゼッセンを外せるとこまで届いたのに

誰かに託すリレーじゃないんよ

どうかどうか

彼女にふりかからないようにと

心底願う

すごく動揺してる

 


やっと髪が伸びて

人前に出れるようになった頃

彼女が特別なお誕生日の日をくれたんです

スタジオでたくさんの人に囲まれて

忘れられない誕生日

本当に嬉しかった誕生日帽子