2019年秋ドラマの感想① | お茶の間老婆の戯言

お茶の間老婆の戯言

テレビ番組を主に感じたことを気儘に綴る
基本、芸能人・スポーツ選手・著名人は敬称略
真央ちゃん(浅田真央)とマリちゃん(元アイドル)を自己中に見守るお茶の間族

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まとめて書くのは大変だから、最終回を迎える度に書こうと思ってたのに、

結局ほとんどのドラマが終わるまで書けなかった^^;

まだ終わってないドラマもあるから、2つに分けて書いておこう。

(役者の敬称略)

 

 

『いだてん』

 

なんかあまり評判は良くなかったらしいけど、

私は最初から最後まで楽しく観続けて来たよ。

特に阿部サダヲがメインになってからは面白かったな~

東京オリンピックに関しては、懐かしいところもあるし、

昔のスポーツ選手が出てくると嬉しくなるよね^^

 

私が子供の頃は、東洋の魔女の「回転レシーブ」をみんな真似してたし、

体操と言えばコマネチではなくチャスラフスカだし、マラソンと言えばアベベだったんだよ^^

でも私の息子は「大河ドラマはやっぱり戦国武将が出てこないと」と言ってたし、

そういうイメージから敬遠されてたのかな~

 

 

『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』

 

暴力シーンがハードだから好き嫌いに分かれたと思うけど、

私はこのくらいなら許容範囲かな。

『3年A組』のフェイクニュースのシーンが出て来た時は、

え?これ使い回し?と思ったけど、あのドラマとリンクさせてたんだね。

あの時の生徒たちが何回も出演したり、「生徒を人質にした教師立て籠もり事件」として

ドラマの中で何度も話題にしてたのが面白かったよ。

でもラストはね~、多分ああなるだろうなとは予想してたけど、

ハッピーエンドが好きな私としては嫌な終わり方だったな。

 

人体実験、本当にどこかで行われていそうで怖いな。

でも本当に「人格異常」で悩んでいる人やその家族は、

犯罪者になってしまうことを避けるために

人格を入れ替えられる手術があるなら受けたい受けさせたいと思ってしまうのかも?

国や誰かに従順に従わせるための改造は言語道断だけど。

化学や医学の発達であり得ない話ではないだけに、考えさせられたドラマだった。

 

 

『歪んだ波紋』

 

これは今年たまたま原作の小説を読んでいたので観たドラマだった。

「フェイクニュース」だとか「メイクニュース」だとか、

ただでさえ情報過多な世の中で、何を信じれば良いのかわからなくなる。

最終回で主人公の新聞記者が書いた記事がとても良かったので、

それを書いておこう。

特に私の心を射抜いた言葉は太字や赤文字にしておく。

 

「報道は、すでにジャーナリストが社会的使命を持って、

市民に情報を伝えるという道筋ではなくなってしまったのだろう。

情報の広がり方がきちんとした波紋を描いていた時代は完全に終わったのだ。

今のメディアはまるで戦場そのものだ。

しかも、本当の敵が見えない

誰が誰を撃っているのか分からない戦場

インターネットが土台となった世界では、市民の振る舞い

時にはジャーナリスト以上に社会に大きな影響を与える場合がある。

そこでは嘘が真実となり、時には誤報が生まれ、

また、無邪気な欲望がフェイクニュースを生み出す。

その勢いは止まらないだろう。

しかし、そんな誤報にも負けない人がいる。

寛容な心で隣人に歩み寄り、日々の生活を愛し、

より良いものにしていこうとする人々だ。

彼らは自分のことよりも先ず他人のことを考え、

罰するよりも許すことを選択する。

ジャーナリズムは本来、彼らのような市民のためにあるはずなのだ。

誤報は人間の弱さが生み出すものだ。

だからと言って、伝えることから逃げてはいけない。

人が人に思いを伝える時、そこには言葉がある。

そして真実は、強く恐れない人の心の中にあるのだから。」

 

いや~痛いところをついてくるな~^^;

私もブログやTwitterで自分の考えを発信しているけれど、

「寛容な心で隣人に歩み寄り」「罰するよりも許すことを選択する」

なんて出来てないから・・・

もちろん、自分が直接見聞きしたこと以外は断定的に書かないようにはしてるし、

アメ限記事は別として、誰でも見ることができる公開記事では

人を誹謗中傷するような書き方はしないように気を遣っているつもりだけど、

批判的なことや苦言は絶対に書いてはいけないというのも違うと思っているので、

主観でいろんな感想や意見などを書いてるからね^^;

 

ただ、「無邪気な欲望がフェイクニュースを生み出す」ことだけは避けたい。

SZ関連で言えば、マリちゃんの受験が本当にそういう感じだったなと思った。

誰かが「マリウスは○○大学に合格した」とツイートすると、

それを「信じたい」人たちがそれをリツイートして拡散し、

いつの間にかその大学に進学することが決定したかのようになってしまっていた。

私は公式発表があるまでは絶対にブログでもTwitterでも

無責任に大学名を断定することはしないぞと決めてたけど、

真実が発表された時はファンのみんな驚いてたよね^^;

今はお休み中のメンバーの復帰について時々話題になっているけど、

これはとてもデリケートな問題なので、特に気を遣うべきだと思う。

 

「無邪気な欲望」よりも質が悪いのは「勝手な憶測」による誹謗中傷。

自信たっぷりに自分の「深読み」が正しいとして他人を攻撃する。

「批判」と「悪口」「攻撃」「誹謗中傷」は違う。

対象者を憎みだしたら、それはもう「批判」ではなく「攻撃」だと思う。

私も人間だから、苦手な人はいるし悪口を言いたくもなる。

でもそれを全世界に向けて発信するのはかなり恥ずかしいことくらいは分かる。

 

あらま、ドラマの感想なのに、なんだかいろいろと考えて書いてしまったわ^^;

とにかく、ネット社会は怖いということを肝に銘じておかないとね。

 

 

『シャーロック』

 

物語の内容としては、ちょっとそれはいくらなんでも、と思うこともあったけど、

(例えば脳梗塞かもしれない人を救急車を呼ばずに

通りすがりの人が車で運ぶとか^^;)

何といってもディーン・フジオカのカッコ良さに惹かれたし、

岩田剛典とのコンビがとても良くて、毎週観るのが楽しみだった。

最終回後の特別編で、獅子雄が生きてることが分かって良かったよ(笑)

出演者みんな面白いし、獅子雄と若宮コンビが大好きなので是非続編をお願いしたい。

 

 

『ハル~総合商社の女~』

 

このシリーズのドラマは気に入ってるので今回も観た。

実際はこんなに上手く物事運ばねーよ、なんて捻くれて見ずに、

働く人々の士気を上げながら問題解決していく内容にスッキリしてた(笑)

 

 

『ブラック校則』

 

納得できない校則や教師の横暴に対して、

拳を上げるのではなく、ゆるっと抵抗している内容なのは新鮮だった。

佐藤勝利はちょっと頼りなげな高校生の味をよく出してたと思う。

これは深夜枠ではなく、もっと早い時間帯で中高生に見せた方が良かったのでは?

映画に関しては、評判が良かったようだけど、田舎暮らしなため

近くの映画館(と言っても車で30分かかる)では上映されてなくて、

わざわざ遠出してまで観たいという気持ちにはならなかったから観てない、ごめん。

 

 

『G線上のあなたと私』

 

私はあまり年齢差がある恋愛話が好きじゃなくて、

内容によってはかなり苦手になるんだよね。

題名は忘れたけど、深田恭子主演で、

ヒロインのキャラが苦手過ぎて直ぐにリタイアしたドラマがあった^^;

でもこのドラマはヒロインのキャラが面白かったし、

年齢差のある恋愛をとても丁寧に描かれていて、

しかもそれがメインと言うよりは、年齢も環境も違う3人の友情に

重きが置かれているところが気に入って見続けたよ。

出演者も波留に中川大志だなんて大好きな役者だし^^

 

あとね、このドラマで良く流れてた『G線上のアリア』には思い入れがあってね~・・・

あ、恋愛じゃないよ(笑)

長男の高校の卒業式で、卒業証書授与の時に流れてた曲で、

なんかいろいろと感無量って感じで。

ちなみに同じ年に次男の中学の卒業式もあって、

卒業証書授与の時の曲はパッヘルベルの『カノン』だった。

だからこの2曲を聞くと、いつもジ~ンとなるのよね^^

 

 

『相棒』

 

これはまだ終わってないよね。

このドラマも時々「ん?」と思うことがあるけど、

ずっと見てきたシリーズだし、これからも見続けるよ^^

 

 

『同期のサクラ』

 

今シーズンのドラマの中で、これが1番泣いたかも。

私はやっぱり恋愛よりも友情の方が好きなんだよね、物語として。

実際、サクラみたいな人間が会社で働くのは厳しいと思うし、

一緒に仕事する人も大変だと思うけど、間違ってはいないんだよね。

こういう正直で妥協を許さないタイプの人は、大会社で働くよりも、

何か技術があれば職人に向いてると思う。

 

それにしても真剣佑はやっぱりカッコイイな~^^

俳優としては山崎賢人や菅田将暉の方が好きだけど、

若手俳優の中で「顔」だけでいうと、この人と中川大志が良いかな。

顏が良くて演技力もある役者がこれだけいると、

ジャニーズタレントがドラマに食い込むのはなかなか大変だな~と思うよ。

 

 

 

他のドラマについてはまた後で。