だいぶ昔に書いてあった記事。
最寄りの都会Lに行くバスは2階建てで、
素行の悪い少年少女の溜まり場になっていない日中は2階の最前列に座り、
景色を眺めたり本を読んだりしながら1時間を過ごす。
平和な時間だ。
土曜日、最前列の二人席(左)に座っていると、
まもなく5-8歳くらいの男の子二人が右の二人席に座った。
どうやら兄弟らしい。
彼らは景色を見てはしゃぐのかと思いきや、
窓におしりを向けて、景色ではなく、
階段を登ってくるお父さんを見守っている。
お父さんがやおら左列の前から5番目あたりの席に座ると
少年たちも即座にそちらへ移動。
息子1「あのねえ、ジョシュ(自分)の算数の先生の名前は何でしょう?」
息子2「ミス・ジョーンズ!」
父親「当たり!」
全員「ハハハハ!」
父親「昨日ビスケットを食べた人は誰でしょう?」
息子達「ジェームス!」
父親「当たり!」
全員「ハハハハ!」
どうやらクイズ大会らしい。
父親「昨日のディナーにグラタンを作った人は誰でしょう?」
息子達「マミー!」
父親「当たり!」
全員「ハハハハ!」
父親「この世で車の運転がいちばん上手なのは誰でしょう?」
息子達「ダディ!」
父親「当たり!」
全員「ハハハハ!」
父親「えっとねえ・・・リサと結婚しているのは誰でしょう?」
息子達「ダディ!」
父親「当たり!」
全員「ハハハハ!」
息子たちは、もっともっととクイズをせがんでいて、
お父さんは「えっとねえ、それじゃあねえ・・・」とちょっと困っているようだったけど、
とても幸せな光景だった。
以前住んでいた町でブーツのヒールの修理にはいつも15ポンドくらい払っていた。
それでも安いほうだと思っていたが、この街で見つけた修理屋はもっと安い。
黒のロングブーツのヒールを持って「幾らでやってもらえます?」と聞くと「8ポンド」という。
半額じゃん!と嬉々として依頼。
「男性物のヒールの修理は?」と聞くと「13ポンドからね」と言う。
まあそりゃそうだな、見てみないとわからないわな、と思ったので、それはそれで納得して帰った。
その1週間後、黒と色違い、でも同じ形の茶色のブーツを持って行って、「お願いしまーす」と置いてきた。
指定された仕上がり時間に行くと「8.5ポンド」と言う。
「え?値上がりしたの?」と聞く。当然。
「本当は9ポンドですけど、あなただけ特別におまけしてあげる。8.5ポンドね、マダーム」と言う。
でた、「マダーム」!この言い方はインド系の特徴なんだよなー。
「この間、同じ形のヒールの修理で8ポンドでしたよ」
「ううん、8.5ポンド。本当は9ポンドだけど。特別ね」
「そうじゃなくて、前回は8ポンドだった、ってことなんですけど」
「あー、わかった、わかった、じゃあ8ポンドでOK」。
「あのー、料金表ないんですか・・・」と聞くと
「ないよ。いつも違うの!」
そんな言い切られても・・・
今度は依頼する前に値段交渉だ。
最近、近所のスーパーで、どんな混雑時でもキューが短いレジのレーンがある。
あるおじいさんが担当しているレジだ。
品の良い、フレンドリーな方で、この人がベテランだったらさぞかし人気者だろうと思うけれど、
11月に入って定年退職後に初めてレジに触ったのであろう、とにかく時間がかかりまくる。
1商品、他の人が1-2秒ですむスキャンがなぜかこの人の手にかかると10秒くらいかかる。
私が最初に並んだ時は、私の前に子連れのお母さんがいて、
イギリス人にしてはめずらしくイライラを隠さず顔に出していた。
プッシュチェアーに幼児が乗っていたから、時間も気になっていたのだと思う。
「年とってるんだからさあ、やめればいいのよ」と私の方を振り向いてボソッと言い、
待っている間に脇のレジが空いたので私が商品をそちらのベルトコベアーに移し始めたら
「それ正解」と言った。
結局、私はそのお母さんより早く精算を終えて店を出てしまった。
先日、また人の少ないレジを探して行くと、そのおじいさんの担当レーンであった。
ベルトコンベアーの端っこ(通路側)に、
「見習い中です。ご迷惑をおかけします」の札が立っていた。
急いでいなかったのでそこでやってもらった。
まだ、まごまごしているおじいさん。
スキャンがうまくいかない度に「ごめんね、まだ見習い中なもので」と言う。
「いいですよ、急いでいないので」と返す。
どういう経緯でこの年齢のこの方が雇用されたのかわからないが、
見ていてなんだか不憫になってくる。
外見でどうと判断するのもなんであるが、
はっきり言って、生活に困っておられるようにも見えないし、
キャッシャーにも向き不向きがあるのではないだろうか・・・
これが日本で若い人だったら「がんばってね」と声をかけてあげたいところだが、
英語で年配の方に何と言おうか・・・
がんばって続ける気になるような言葉。
「Thank you, see you later」あたりだろうか・・・当たり障り無さすぎだろうか。
ここ数日そのおじいさんの姿を見ない。
See you laterを言う前に消えてしまったようだ。
あるおじいさんが担当しているレジだ。
品の良い、フレンドリーな方で、この人がベテランだったらさぞかし人気者だろうと思うけれど、
11月に入って定年退職後に初めてレジに触ったのであろう、とにかく時間がかかりまくる。
1商品、他の人が1-2秒ですむスキャンがなぜかこの人の手にかかると10秒くらいかかる。
私が最初に並んだ時は、私の前に子連れのお母さんがいて、
イギリス人にしてはめずらしくイライラを隠さず顔に出していた。
プッシュチェアーに幼児が乗っていたから、時間も気になっていたのだと思う。
「年とってるんだからさあ、やめればいいのよ」と私の方を振り向いてボソッと言い、
待っている間に脇のレジが空いたので私が商品をそちらのベルトコベアーに移し始めたら
「それ正解」と言った。
結局、私はそのお母さんより早く精算を終えて店を出てしまった。
先日、また人の少ないレジを探して行くと、そのおじいさんの担当レーンであった。
ベルトコンベアーの端っこ(通路側)に、
「見習い中です。ご迷惑をおかけします」の札が立っていた。
急いでいなかったのでそこでやってもらった。
まだ、まごまごしているおじいさん。
スキャンがうまくいかない度に「ごめんね、まだ見習い中なもので」と言う。
「いいですよ、急いでいないので」と返す。
どういう経緯でこの年齢のこの方が雇用されたのかわからないが、
見ていてなんだか不憫になってくる。
外見でどうと判断するのもなんであるが、
はっきり言って、生活に困っておられるようにも見えないし、
キャッシャーにも向き不向きがあるのではないだろうか・・・
これが日本で若い人だったら「がんばってね」と声をかけてあげたいところだが、
英語で年配の方に何と言おうか・・・
がんばって続ける気になるような言葉。
「Thank you, see you later」あたりだろうか・・・当たり障り無さすぎだろうか。
ここ数日そのおじいさんの姿を見ない。
See you laterを言う前に消えてしまったようだ。