『やる気を出す本』のたぐい… | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです

 ニートはやる気がないからニートなんです! などと訳の分からないような当たり前のようなことを主張してみます。そんなことを叫ぶくらい、普段からやる気のなさに困っています。あるエロゲをクリアする!と決意しても、3日後くらいにはもうそのゲームのアイコンをクリックするのすら気が重くなっている。気が重いけどプレイする…なら偉いのですが、ニートな私はやめてしまう。こうして、買ったもののクリアはしていないエロゲがタワーを作る。


(ちなみに実際にはタワーはできてないです。私はエロゲのパッケージ捨てる派なので。部屋が狭いのであんなおっきな箱、山ほど置いておけない)(しかし、透明ごみ袋にエロゲのパッケージを入れて捨てるのは恥ずかしい……)


 そんな時、強い味方になってくれるのが『やる気を出す本』のたぐいです。いわゆる自己啓発本。ビジネスマン系は読まないけれど、気合いを入れる系はときどき買います。主に電子書籍で。何で電子書籍かっていうと、iPadをiPad立てにたてかけておけば、両手を離して楽に読めるから。紙の本は両手が塞がるし重いので、よっぽど好きな本しか読みません。(←こんなところもやる気ねー


 自己啓発本は一時しのぎのカンフルにしかならない、という意見もよく聞きます。でもいいんです、カンフルで。たとえ一日でも、一時間でも、やる気が出てくれば儲けもの。元気になれます。危険ドラッグやギャンブルよりは健全だし、依存したって健康に害は及ぼしません。


 問題は本によって『当たり外れ』が大きいことかな。読み始めてみて「ぅゎ、アタリマエのことしか書いてない……」となると、痒いところに手が届かないような、効かないマッサージを受けているような、微妙な気持ちになってしまう。でもまあ、はずれ本を引いても損をするのはせいぜい1000円だから……。それに、どんなに『はずれ』だーと思っても、一冊に一語くらいは心に響く言葉に巡り会えるものです。「この一言のために1000円払った!」と思えばいい。


親のすねかじりの分際で1000円を軽く見るようなことを書いて神さまごめんなさい……)


 自己啓発本を書こうというくらいの著者の皆さんは、それなりに人生充実している方だと思うので、いい言葉の1つ2つは絶対持ってるものなのです。そんな言葉を胸に、ココロを新たにPCに向かう時には「うん、がんばろう」と思える。それが心地いい。


 関係ないけど、自己啓発本の巻末によくセミナーのお知らせが載っています。一回10000円くらいの。世の中にはそういうセミナーに行く人も多いんだな。どなたかは忘れてしまいましたが、「自分のセミナーはいつも同じことを言っているのにリピーターが多い」と書かれていた方もいました。本で文字を追うより、著者に生声でガツンと言ってもらったほうが、よりカンフルになるのかもしれません。でも、さすがにニートの分際でセミナーには行けません……お金のこともあるし、それでやる気を出したとしても、やるのはエロゲだしね!


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