サンタさんをめぐる問題

　毎年12月、ＰＴＡの仲間内での話題は「こどもはサンタさんの存在を信じてる？」

　年上の兄弟のいる子は、もういないと思ってるらしいし、

　「信じてる」って言ってプレゼントをねだる子もいれば

　本気で存在を信じている子もいるらしい。

　さて、我が家の小４の息子。

　ひと月前、「サンタさんにプレゼントは何をお願いするの？」と聞いたら

　「本当にサンタさんっているの？」と質問してきた。

　　「信じてる人にはサンタさんが来るんじゃないの」と言うと

　顔を曇らせながら

　　「だって、コウちゃん（近所）は去年夜中にトイレに起きたら、お母さんが

　プレゼント置くとこ見たって言うし、クラスでもサンタさん来ない人もおるし…」

　と言う。

　どうやら、半信半疑らしい。　　　

　　「少なくとも今までのプレゼントは、お母さんじゃないよ」

　（だって、枕元に置いたの私じゃないし…）

　　「え…」

　そして、半信半疑のまま２３日。

　どうやら欲しいプレゼントが絞れないらしく、

　　「明日（24日）になってからサンタさんにお願いする」と

　言ったかと思うと、

　　「どうせ去年もサンタさんは欲しいの全部くれなかったし…」

　と気持ちが千々乱れ、ボヤキモードに入ってずんずん沈んでいく。

　　「じゃあ、今年はサンタさんに来てもらわずに、お店に行って欲しいものを、

　サンタさんの代わりにお父さんに買ってもらったら？」　

　と提案した途端に元気になって父子でお出かけ　　
　

　しばらくして、またもや半べそで帰宅する息子。

　何でも好きなものをプレゼントに買ってもらえると思ってＰＳＰをリクエストして

　夫にあっさり却下されたらしい。

　遊ぶ時間や宿題のことで約束を守らなかったのでＤＳ没収中の息子。

　ＤＳを返してもらうための努力はしたくないからってクリスマスプレゼントに

　新たなゲーム機をねだるなんて…

　　「だって、ホントにサンタさんの代わりでお父さんが買ってくれるなら

　　　　何でも好きなおもちゃくれないとおかしい！」

　　「おかしくないっ!!」　

　と、前日にこんな出来事があったせいで、盛り上がりに欠ける我が家のクリスマス。

　しかも、プレゼントはＤＳソフトで合意したものの、夫が息子の欲しいのと違うものを

　買って帰って、更に盛り下がる。

　半べその息子を尻目に、トランポリンをプレゼントされて娘は大喜び。

　↓　適当に作ったので適当な味の簡単メニューの数々。

なんちゃって大学いもは、最近作った中では上手にできたから大写し。
　 　

　豆腐入りミートローフと、ナスとパプリカのマリネ、ひじきとたまねぎのサラダ

　キャラメリゼのチョコレートケーキ

　

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