この半年余り、非常に困難な症例研究に没頭していました | 120歳笑って死にたい我が道人生おかんナースのブログ

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只今、ゴミ屋敷脱出作戦決行中でございま~す。






2月初旬には
ほぼ寝たきりになりかけていた義母である。
この日半日かけてじっくり施術し
左右差を縮めることが出来た。



彼女のリュウマチは1400あった数値も
200~230まで下がり小康状態。

元来が仕事好きな人なので
安静にするように医師に言われているが
4月から仕事に復帰している。


そもそもリュウマチは、
長年の無理の結果であって
健康美からは程遠い状態であった。

それなのに、ケアして楽になると
ついオーバーワークしてしまう。

そして、不調になると急激に自信をなくす。

この繰り返しの日々でった。

けれど、

安静にしていてもストレスになる人なので
事あるごとに口やかましく
オーバーワークにならないよう指導。
自信を失った時は諦めないように励まし
行きつ戻りつの繰り返しの中で
少しずつシンメトリーに近づける修復をしてきた。

彼女の抱える身体的状況は以下の様である。

髪を傷めないパーマにこだわり
マッチ棒のようなパーマロットを巻き続け
カットで酷使してきた手首は捻じれ、
その捻れは頚椎にまで至っている。

手首の捻れは
肋骨と肩甲骨周辺の筋肉が解れないと
完全には解消できないので、
今のところ対症療法的な施術である。


彼女は若い頃からの長時間の立ち仕事で
静脈瘤を幾度も手術している。

この静脈瘤がある時点で下肢の捻じれと
骨盤前傾は推測される。

ただ、この時の右足首の
手術の僅かな切開創の癒着によって、
人体造形が大きく捻じれ、歪みに拍車をかけた。

そのために義母にもたらされた症状は

強度の骨盤前傾による腰部脊椎管狭窄症
腰椎と連動する頚部脊椎管狭窄症

この状態に伴い
肋骨下部が開いた状態で肋間筋群が固定され
背面の筋緊張によって
交感神経優位の自律神経失調に陥っていた。

そのため、睡眠障害、消化力低下、重度の便秘。

さらに骨盤前傾が強いため
下顎骨が牽引され睡眠時無呼吸発作が
要治療レベルの危険状態にあった。

また、梨状筋症候群に苦しんでいた。


What is Piriformis Syndrome? Know its Symptoms, Diagnosis, Treatment



リュウマチ治療でステロイドを内服しており
まだ、服薬の減量が完了していない。

これら身体的ストレス状態と
ステロイドの内服によって帯状疱疹も発症

こちらは対処が早かったので大事に至っていない。


これらの複合した状態から
問題点を1つずつ解明しながら

ようやく、シンメトリーに近づける
段階にまできたところである。